米国ラグジュアリーブランドの日本市場進出に向けた戦略的合弁事業
八木通商株式会社のプレスリリース
八木通商株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:八木雄三。以下、八木通商)とKHAITE LLC (本社:アメリカ合衆国 New York市、CEO : Brigitte Kleine。以下、KHAITE) とは、両社の長期にわたる戦略的パートナーシップを締結し、ケイト・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:八木雄三、藤井勅光、英語表記: KHAITE JAPAN CORPORATION。
以下、ケイト・ジャパン)を合同で設立いたします。本提携を通じ、八木通商はニューヨーク発のラグジュアリーブランドのトップであるKHAITEを2026年秋冬シーズンより日本市場に正式に展開します。
このパートナーシップは、KHAITEが世界でも最も洗練され、高い価値を持ち、且つアジア市場の中心たる日本市場への正式な参入を意味し、ラグジュアリー業界の中核をなすグローバルなリテール及びホールセール拠点を目指すものと言えます。ケイト・ジャパンの設立は、成長し続けるKHAITEにおける次なるダイナミックなステップであり、ブランドのインターナショナルなマーケットポジションの強化とアジア地区への継続的な拡大を確固たるものとします。
「日本市場への進出はKHAITEにとって極めて重要かつ自然な展開です。八木通商は、その伝統、専門性、日本市場における幅広いネットワークを有する最良のパートナーであり、当社の唯一無二なるストーリー・テリング、クラフトマンシップそして品質へのこだわりと見事に調和しています」 とKHAITE社 ブリジット・クラインCEOは語る。
「最も有望なファッション・ブランドのひとつであるKHAITEを日本でローンチできることを我々も大変楽しみにしています」 と八木通商社長の八木雄三氏は付け加えた。
ケイト・ジャパンは八木通商の専門的なオペレーションのノウハウや長年にわたる市場でのネットワークを活かし、主要小売店やデジタルチャネルを通じてKHAITEを展開。進化し続けるグローバルラグジュアリー市場におけるブランドポジションをさらに強化する。八木通商は自社が保有するマッキントッシュをはじめヨーロッパ・ブランドをマーケット需要にあわせて展開、発展させる強みがあり、且つ、近年のモンクレールのように、その独自の審美眼にかなったブランドに対しては長期的・積極的な投資と日本市場の開拓を本社と共同で行い、プレミアム・ラグジュアリーブランドとしての確立を支援するなど、ブランド側からの信頼も厚い。
KHAITEについて
KHAITE(発音:ケイト)は、創業デザイナーの呼称 かつ 「長い、流れるような髪」を意味するギリシア語に由来し、冒険的で自由な精神を体現している。
2016年にクリエイティブディレクター、キャサリン・ホルスタインによってニューヨークで創設されたKHAITEは、卓越した素材、精巧なクラフトマンシップ、繊細でありながら印象的なディテールなどにより特徴づけられる。力強くも洗練されたアイテムを中心に、シーズンごとに進化を続けているブランドである。形成的な出会い、文化的な指標や秘められた欲望によって形作られるこの視点は、コントラストの中に自信を見出すことができるウィメンズ・ウェアとアクセサリーを通じて現実となる。どのアイテムも、マスキュリンとフェミニン(男性性と女性性)、強さと柔らかさ、構築感と流動性といった相反する要素における新たなバランスを提案すると同時に、独創的な官能と気楽さを体現している。
ヴォーグ誌が「女性が本当に着たいと思う服」と評する創造力で知られるKHAITEは、
2022年及び2023年CFDA「年間最優秀ウィメンズウェアデザイナー賞」の最高賞を受賞した。ホルスタインは、ウィメンズウェア・デザイナー・オブ・ザ・イヤーを2年連続で受賞した唯一の女性デザイナーである。2024年と2025年には、同ブランドはアクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤーのノミネートを受けた。
2025年11月現在、KHAITEは世界200以上の店舗で展開され、アメリカのみならず、英国、欧州大陸での存在感を急速に拡大中。2023年には初の旗艦店がニューヨーク・ソーホー地区のマーサーストリートにオープンした。
『Vogue』、『ニューヨーク・タイムズ』、『WWD』、『フィナンシャル・タイムズ』、『フォーブス』、『ニューヨーク・マガジン』、『Wallpaper*』、『サンデー・タイムズ』 などでKHIATEは特集され、ケンダル・ジェンナー、カイア・ガーバー、マーゴット・ロビー、BLACKPINK、ジュリアン・ムーア、リアーナらが個人的に着用していることでも知られている。