Spiber、初のオフィシャル製品「Spiber Tee 001」を発売

「着こなし、自由。究極のベーシックウェア、一年中の定番。」をコンセプトにした、より多くの方々へ“コットン×プロテイン”の魅力を日常的に体感いただくための一着

Spiber株式会社のプレスリリース

この度、株式会社ボンマックスとSpiberは、法人向けユニフォームを中心にボディウェアを展開してきたボンマックスの知見と、次世代のプロテイン素材「Brewed Protein™ファイバー」を掛け合わせ、Spiber初のオフィシャル製品を発売しました。

「着こなし、自由。究極のベーシックウェア、一年中の定番。」をコンセプトとする本製品は、これまで Spiberが国内外のブランドとのパートナーシップによる数々の製品展開を通じて、その素材の革新性を示してきた中で、高価格帯かつ製品数にも一定の限りがある展開から一歩踏み出し、より多くの方々へ“コットン×プロテイン”の魅力を日常的に体感いただくための新たな一歩です。

この機会を記念し、Spiberロゴ入りTシャツおよびスペシャルSpiberデザインTシャツの販売も開始いたします。

製品は、SpiberオフィシャルLINEアカウント経由でご購入いただけます。（国内のみ）

Spber Tee 001 の特徴

上質で、肌に馴染む着心地

Brewed Protein™ファイバーは、カシミヤよりも細い、直径14ミクロングレードを採用し、7%の混率ながら、その存在感と肌馴染みの良さをしっかりと味わうことができます。ベースとなるコットンは、厳選された「単一農場由来」の高品質なオーストラリア産アンディ綿「HASE-1」を使用しています。

原綿の仕入れから紡績・製織・縫製に至るまで一貫したトレーサビリティを確保しており、素材の由来や生産過程を明確に遡ることができます。長谷虎紡績の独自技術によりブレンド・紡績された 40番の極細糸を撚り合わせた双糸を使用し、24ゲージの編み機で高密度に編立てることで、“コットン×プロテイン”の魅力をしっかりと味わえる、上質ながらしっかりとした生地に仕上げました。

最高のパターン、縫製は綿糸で

着心地を極限まで追求するべく1度単位、1ミリ単位でこだわり抜いた袖や脇、首周りの立体的で複雑な構造と設計を、ポリエステル糸ではなく、綿糸を使って縫製するためには、高度な職人の縫製技術が必要でした。袖口の縫製も、肌あたりと美しさを考慮し、手間のかかる天地引き縫いを採用しています。長く愛着を持って使い続けたくなる商品づくりに、とことんこだわりました。

素材が持つナチュラルな消臭機能

また、製品自体に汗のニオイの原因となるアンモニアや酢酸に働きかけ、ニオイの元からケアする消臭機能を備えています。洗濯を繰り返しても消臭効果が続くため、汗をかく場面でも、清潔感が続きます。(※1,2,3)

※1: 本製品の消臭効果は、JIS試験条件に基づいたアンモニア、酢酸の第三者機関での結果を示しています。
※2: すべての臭気成分に対して効果があるわけではありません。
※3: 実際の使用環境により効果は異なる場合があります。

紡績から縫製まで NIPPON MADE

Brewed Protein™ファイバーの生産は山形県鶴岡市のSpiber本社工場、紡績・撚糸・編立は尾州、染色・加工は大阪、縫製は熊本で行われたNIPPON MADEの製品です。

次世代の生産・流通

従来のアパレル業界では難しかった、「少量生産・即納体制」を実現し、ボンマックスがTシャツボディを在庫として保有することで、1枚からの注文を可能としました。また、昇華プリントや刺繍などの二次加工にも柔軟に対応しており、ユニフォーム、企業グッズ、イベント用途など、多様なシーンでの活用が可能です。
この仕組みにより、従来の大量生産・大量廃棄のモデルから脱却し、「必要な人に、必要なタイミングで届ける」という次世代の生産・流通モデルを体現しています。