新潟県で製造された唯一無二のストレッチ刺子を活用し製作したアウター「chess®︎スイングトップ」着心地の良さが中高年の方を中心にご好評いただいています。
株式会社亀紺屋のプレスリリース
“伝統を超える新しい伝統を生む“
創業1748年の紺屋がルーツの亀紺屋です。
先般のリリースでご案内いたしました
9月5日、東京銀座にある新潟県のアンテナショップTHE NIIGATAで行いました株式会社亀紺屋chessブランドSSF(ストレッチ刺子ファブリック)スイングトップの発表会を行いました
トークショーの様子
プロダクトセンス土居輝彦氏の司会 代表藤岡
半纏と外套着
コーディネートの例
この発表会を通じ、雑誌モノマガジンとwebマガジンOPNERSそれぞれのご担当社様にお越しいただきそれぞれにご紹介をいただくことに繋がりました。ありがとうございました。
10月2日号モノマガジン
伝統織物なのにストレッチが効いて従来の刺し子製品よりも着心地が良く長時間着用できると言うお声を聞くことができました。特に中高年の方にこれからのお出かけコーデとしておすすめです。また時世的に「ユニセックス」かどうかもご質問いただきます。お夫婦で共用でお使いの方もいらしています。
40代男性
身長165cm Mサイズ
50代男性
身長170cm Mサイズ
70代男性
身長170cm Lサイズ
男性女性コーディネートイメージ
2025年11月12日から17日まで
埼玉県川越市 丸広百貨店で行われる「大新潟展」越後亀紺屋ブースにて
SSFスイングトップをご紹介いたします。
販売価格は:187,000円
サイズはM、L、LLとなります。
限定数量の販売となります
またbaseショップでお求めできます
https://kamekonya174.base.shop
語り続けたい伝統
ワークウエアという存在は、何も産業革命を端緒とする西洋社会だけのものではなく、
わが国でも産業が近代化される以前から、その存在は認識されていました。
武家や上流社会の「法被(はっぴ)」や庶民の「半纏(はんてん)」などは
日本の生活文化に根差したアイテムであり、仕事着(ワークウエア)や制服、
防寒着として愛用されてきた歴史があります。
また、刺子織の生地はこうしたウエアの素材として、さらに柔道着や剣道着、
消防の服としても利用されてきました。布地を補強しつつ保温力を高めるために、
手縫いで刺し縫う技法で織られた刺子生地はその独特の風合いから人気が高く、
近年ではヘヴィデューティウエアの素材として大きな注目を集めている存在です。
特に火消しや消防の文化の中では、燃えにくい刺子生地の半纏は
“ハレの日”(特別な日、非日常的な日)の着衣として、
一部の特権クラスしか着用できない憧れの素材だった、という歴史もあります。
「Chess®︎」のルーツは紺屋
刺子で作られた職人の半纏や外套衣など、株式会社亀紺屋はこうした日本古来の仕事着、
制服などの“染め”を生業としてきた藤岡染工場(新潟県阿賀野市)にルーツを持つ企業です。
大正時代の創業から現在も家業は紺屋業が基本。その中で、時代に即した自社ブランドの
アイテム開発を続けており、刺子製品を中心とした亀紺屋のプライベートブランド
「Chess®︎/チェス」もそうしたブランドのひとつです。
伝統の刺子生地だが他にはない進化(ストレッチ性)が特徴
ファッションブランドとしてスタートした「Chess®︎」の刺子生地のウエアやグッズは、
ニッチながらも熱狂的なお客様に支えられて現在に至っております。ただ、ブランドとして
伝統にあぐらをかいてばかりもいられません。数年来、お客様からいただいてきた声の中に
「伸縮性があったらもっといい」というご意見があり、開発に着手いたしました。
そして完成したのが、横に約5倍伸びる刺子織生地「SSF/Stretch Sashiko Fabric」です。
具体的には、青い緯糸にストレッチ性を持たせ、黒い経糸は従来のまま。
アウターとしての役割を考えれば、横に5倍伸びるヘヴィデューティな生地というのは
着やすさや動きやすさにかなり好影響を与えるのではないかと考えております。
また、普通の刺子よりも細い糸で生地を構成しており、太い糸の従来品よりもさらに
立体感のある生地の表情が生まれ、ファッションとしての表現の幅が広がっています。
ストレッチ刺子SSF採用の新作
ストレッチ刺子SSF採用製品の第一弾は、スイングトップ(ハリントンジャケット)。
VAN創業者石津健介氏が命名したスイングトップは、ゴルフやタウンカジュアルの
ウエアとして人気であり、古くからの映画ファンなら俳優の故高倉健さんが愛用した
ジャケットを思い出されるかもしれません。
Chess®︎では生地をストレッチの刺子にすることによって、アウターとしての防寒性を
より高めて、幅広い世代が着用できるアイテムとして完成させました。
ストレッチによる可動域が広まったことで、冬場のゴルフウエアとしても注目です。
(2025年秋新作)
製品の関するお問い合わせ先
株式会社亀紺屋
951−8144 新潟県新潟市中央区関南町10−20
担当:藤岡利明
Instagram:kamekonya1748