初回抽選販売時に倍率141倍の応募数となったクロノセオリーのインハウスデザイン時計「CHRONOTHEORY&Co AV-98」の第2回抽選販売がスタート

2025年11月12日まで抽選販売の申込みを受付中

株式会社クロノセオリーのプレスリリース

 2025年5月に発売され、初回販売数3本に対して141倍の応募が集まったクロノセオリーのインハウスデザイン時計「CHRONOTHEORY&Co AV-98」の、第2回抽選販売が2025年10月30日にスタートしました。

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100年前のディテールを現代の技術でよみがえらせた
実用可能なアンティークデザイン時計「CHRONOTHEORY & Co」

 近未来の宇宙船をイメージした内観で「楽しい時計作りの旅」をコンセプトとしてきた東京銀座の時計販売店『CHRONOTHEORY』が、時計界の過去の文化資産を未来に残すために始めたプロジェクト『CHRONOTHEORY&Co』。日本の多分野の技術者達と共に「世界に挑戦したい」という想いが込められ「&Co」が付加されたロゴタイプには、1940年代の時計文字盤上ロゴをイメージしたデザインが採用されています。

 第1弾となる「AV-98(Advanced Vintage 6498)」は、ブラックラッカー鏡面文字盤にイエローゴールドのインデックスと針を合わせた「Piano Forte Black」、ブルーラッカー鏡面文字盤にシルバーのインデックスと針を合わせた「Strato Navy」、ブロンズカラーヘアライン文字盤にシルバーのインデックスと針を合わせた「Timpani Rose」の全3カラーがラインアップされています。

製品コンセプト

 元々グラフィック分野のデザイナーとして活動していた渡邉によって設計された外装には、1930年代から50年代の様々なドレス時計のケース構造やディテールが取り入れられていますが、本シリーズのコンセプトはあくまでも実用性に重きを置いた『スマートカジュアル時計』。現代のライフスタイルに合わせづらい『肩肘を張ったドレス時計』ではなく、日常のカジュアルファッションやビジネスファッションに難なく馴染み、ちょっぴり良いレストランを訪れる日にもつい手に取りたくなる、そんな時計を目指して全体のバランスが調整されています。

アンティークの複雑な造形を切削一体成型&ザラツ研磨で実現した
協和精工株式会社による6気圧防水のSS製ケース

 1950年代のドレス時計から着想を得て設計された複雑なケースを製造するのは、MINASEの運営元である協和精工株式会社。側面が三次元曲面、ラグ天面が可展面、ラグ側面が平面となったミドルケースは、溶接ではなく切削による一体成型。そのため、ロウ付け痕は存在しません。CNCによる切削後は熟練職人によるザラツ研磨と手磨きを施すことで、シャープなエッジを維持したまま鏡面化し、不規則な歪みを極限まで排除しています。

 ラグの最上部はミドルケースの天面よりも1段階持ち上げることにより、ラグ天面に捻れのない可展面を形成。これにより、3時側9時側のラグ天面の光沢が直線上に配置された見え方を実現しています。
 また、ボックス型風防とベゼル、ベゼルとミドルケース、ミドルケースとスクリューバック、スクリューバックと背面サファイアなど、全ての接合面にパッキンを配置することで、アンティークデザインでありながら6気圧の高い防水性を確保。日本をはじめ東南アジアなどの亜熱帯地域でも、突然のスコールや大気中の湿気などを気にすること無く日常使い頂けます。

スモールセコンドエリア一体成型で繊細で薄型のブレゲ数字を植えた
株式会社昭工舎による鏡面ポリッシュラッカー文字盤

 ポリッシュラッカーやヘアラインを駆使した文字盤の製造は、国内大手メーカーの高級モデルを数多く手掛ける株式会社昭工舎によるもの。1940年代のように抑揚を効かせた複雑な造形で設計されたブレゲ数字は、懐中時計世代と同等の厚さ(約0.15mm)でアプライドパーツ化され、0.4mm厚の文字盤に植えつけられています。

 ブレゲ数字やスモールセコンドエリアの数字の書体は全て、1930〜1940年代の時計を参考に、インハウスで描き起こしたオリジナルデザイン。2桁での使用を想定した一般的なフォントとは異なり、文字盤上でのみ最適なバランス感で見えることを目指し、各部のウェイトや斜体レベルに細かな調整を施しています。
 また、針は時分針のみならず、スモールセコンド針までC面取りの施されたハカマを設置。斜めのアングルから眺めた際に、懐中世代に近い立体的な印象をもたらす造形となっています。

 また、ポリッシュラッカーの表面を持ちながらも、スモールセコンドエリアは一般的な貼り合わせではなく一体成型を採用。真鍮に電気メッキとラッカー塗装を施した後、スモールセコンドエリアを切削によって1段下げ、露出した真鍮部分に再度ロジウムメッキとラッカー塗装を施し、最上面に研磨をかけています。そのため、文字盤全体の薄さ(0.4mm)は維持しながらも、最上面の均一な平面と段差部分のシャープなエッジを両立しています。

細部に至るまで施した手仕上げにより巻上や時刻調整を「面倒な手間」から
お客様の「喜びの時間」へと置換えるETA6498-1 CT EDITION

 搭載されるムーブメントは、信頼性の高いETA6498-1(5振動)をベースに、ブリッジの形状変更やトリオビス型緩急針の搭載など、独自のアレンジを施したもの。

 ブリッジの加工にはCNCを用いず、全て時計師 飯塚の手作業(ヤスリがけ)によって独自のシェイプや戻り角、幅広(0.6mm)な面取りを形成。その後、表面がいったん鏡面になるまで磨かれ、企業秘密となる独自の工程を経て、木製の回転工具による半円型のコート・ド・ジュネーブが施されます。この半円型コート・ド・ジュネーブは、通常の1/4円型コート・ド・ジュネーブに比べ非常に弱い力で彫り込むため、ブリッジ表面に凹凸感が生じにくいのが特徴です。また、仕上げの済んだブリッジや地板は、通常のロジウムメッキではなく24Kゴールド(純金)メッキが施されているため、極めて鮮やかなゴールドカラーを発色しています。

 時計の主輪列である2番車、3番車、4番車はアミダ(スポーク部分)にも戻り角を形成し、幅広の面取りを実施。また、アンクルやアンクル受けにも幅広の面取りを施したことで、懐中世代のような各パーツの立体感をお楽しみ頂けます。

 丸穴車、角穴車、コハゼ、キチ車、小鉄車など操作系に関わるパーツは独自の形状に調整し、歯先まで研磨することによって、クリック感が存在しながらも雑味の無い巻き心地と、摩擦感や振動など歯車の存在を感じさせない滑らかな針回し感触を実現。お客様にとってゼンマイの巻き上げや時刻合わせが面倒で億劫な時間ではなく、喜びの時間に置き換わることを目指しています。

紙製や木製の化粧箱ではなく日常的な便利さに重点を置いた
クロノセオリー独自設計の本革製キャリングケースが付属

 CHRONOTHEORY&Coでは、かさばるだけで利用価値のない紙製や木製の化粧箱は用意していません。代替品として、クロノセオリーが独自に設計した、外装も内装も本革製のキャリングケース「WATCHCUBE」が付属。内部の全ての面にクッションが内包されており、ファスナーが時計に接触しない構造になっているため、日常的に時計を安全に持ち運ぶことができます。

CHRONOTHEORY&Co AV-98

ムーブメント
ETA6498-1 CT EDITION

石数
17石

パワーリザーブ
46時間

巻き上げ方式
手巻き

ケース
ステンレス・スティール

ケース寸法
直径42mm / 厚さ9.1mm / Lug to Lug 49mm

防水性
6気圧

風防・背面ガラス
サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)

文字盤
真鍮(ブラックラッカー / ブルーラッカー / クリアラッカー)

針・インデックス
真鍮(イエローゴールドメッキ / ロジウムメッキ)

バックル
ステンレス・スティール製Dバックル

ストラップ
アリゲーターレザー

ストラップ幅
22mm – 18mm

付属品
本革製キャリングケース WATCHCUBE
※カラーは製造状況によってランダム

生産計画
6ヶ月ごとに各色1本ずつ

販売価格
2,860,000円(税込)

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CHRONOTHEORY&Coに関する取材・問い合わせ先はこちら

株式会社クロノセオリー 広報担当:渡邉
電話:03-6228-5335
メールアドレス:info@chronotheory.jp

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