LVMHグループの5メゾンが輝いた大阪・関西万博 フランス館に約470万人が来場、高評価のうちに閉幕

LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン合同会社のプレスリリース

2025年10月13日に閉幕を迎えた大阪・関西万博。この6か月間、フランスパビリオンはLVMHグループによる優美な空間演出をはじめ、国を象徴する卓越した展示を通じて、約470万人もの来場者を魅了しました。ルイ・ヴィトンとディオールは常設展示として存在感を放ち、期間限定の特別展示ではセリーヌとショーメが多くの来場者を惹きつけました。また、パビリオン内のビストロや特別イベントで提供されたモエ ヘネシーのシャンパンも、訪れた人々の心を華やかに彩りました。

LVMHは数十年にわたり日本に根ざし、日仏交流の促進や国内経済など幅広い方面で重要な役割を果たしてきました。日本はグループの売上高の9%を占めており、日本における最大のフランス系雇用主でもあります。2025年4月13日から10月13日までの185日間、2,500万人を超える総来場者数を記録した大阪・関西万博のフランスパビリオンにおいて、LVMHグループがメインパートナーとして参加することは自然な流れでした。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、夢洲で開催された2025 大阪・関西万博。その理念を踏まえ、フランスパビリオンは、国際的な団結と協力を呼びかける普遍的なメッセージとして「愛の讃歌」を掲げ、ひときわ注目を集めました。

©Victor Marvillet
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フランスパビリオンでは、LVMHはフランスを代表する5つのメゾンを通じて、来場者の体験を彩りました。ルイ・ヴィトンとディオールは常設展示に参加し、アートと伝統が融合する空間を展開。セリーヌとショーメは期間限定の特別展示を実施し、モエ ヘネシーはパビリオンのホスピタリティパートナーを務めました。

©Marco Cappelletti
©Victor Marvillet
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©Chaumet

LVMHは、卓越した展示空間と、日本でも高く評価されるメゾンの魅力を通じて、大阪・関西万博におけるフランスの魅力を発信し、フランスパビリオンの成功に大きく貢献しました。さらに、この万博を通じて、日本におけるLVMHの幅広い取り組みと貢献は、LVMHと日本の関係を一層深めるものとなりました。

©Victor Marvillet
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フランスパビリオンでは、多くの忘れがたい瞬間が生まれました。

4月13日に行われた開館セレモニーには、フランス国外貿易大臣のローラン・サン=マルタン氏をはじめ、フランス館のアンバサダーを務めた女優で映画監督のソフィー・マルソー氏、そしてオリンピック柔道金メダリストのテディ・リネール氏が出席しました。また、開幕に合わせ、LVMH会長兼CEOのベルナール・アルノー、ルイ・ヴィトン会長兼CEOのピエトロ・ベッカーリ、ディオール会長兼CEOのデルフィーヌ・アルノー、セリーヌCEOのセヴリーヌ・メルルもパビリオンを訪れ、その開館を祝しました。

9月13日には「フランスデー」が開催され、ルイ・ヴィトンのアンバサダーでフランスパビリオンのアンバサダーを務めた女優レア・セドゥ氏が先導し、来場者とともに人間の鎖を作ってフランスパビリオンと日本パビリオンをつなぐ巨大な赤い糸(「運命の赤い糸」の伝説に由来)を表現しました。さらに、コンサートホールではフランスの人気バンド、インドシーヌによる日本初公演が行われ、1,500人以上の観客が集まりました。

また7月14日のフランス革命記念日には、ルイ・ヴィトンのアンバサダーで同じくフランスパビリオンのアンバサダーを務めたラグビーフランス代表選手でオリンピック金メダリストのアントワーヌ・デュポン氏が特別出演。来日中には、LVMH メティエ ダールとつながりの深い京丹後の工房を訪れ、日本ならではの卓越した職人技の世界に触れました。

ソフィー・マルソーとテディ・リネール ©Victor Marvillet
アントワーヌ・デュポン ©Victor Marvillet
レア・セドゥ ©Victor Marvillet

LVMHメゾンは、卓越した空間演出で世界中から訪れた来場者に忘れがたい体験を提供しました。

常設展示では、ルイ・ヴィトンとディオールが2つの特別なインスタレーションで来場者を魅了しました。

  • ルイ・ヴィトンは、建築家 重松象平氏(OMA)とのコラボレーションのもと、「日本への愛」と「時を超えるクラフツマンシップへの愛」にオマージュを捧げた展示を展開。84個のトランクを配したライブラリーの空間では、フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)との共同制作により、アトリエの音を再解釈してリズムで表現したサウンドドラックが響き渡りました。次の空間では、アーティスト 真鍋大度氏が手掛ける映像作品によって命を吹き込まれた「トランクのスフィア」が、幻想的な五感の旅へと誘いました。

  • ディオールは、職人技と手仕事へのオマージュとして、素晴らしいオデッセイを展開。ディオールのエレガンスを象徴するタイムレスな「バー」スーツがブルー、ホワイト、レッド3つのバリエーションで展示され、クリスチャン・ディオールがデザインした伝説的なトリコロールカラーのアンフォラ ボトルと呼応しました。約400点の象徴的な白いトワルは、3Dプリントで再解釈されたディオールのアイコニックなフレグランスボトルとともに、インスタレーションの中心でスポットライトを浴びています。アーティスト高木由利子氏の作品、デザイナー吉岡徳仁氏による「メダリオン チェア」、そして “LADY DIOR AS SEEN BY” プロジェクトのために2024年に建築家の妹島和世氏が手掛けた「レディ ディオール」が、空間を彩り、ディオールと日本の深いつながりを讃えました。

セリーヌとショーメは、期間限定の特別展示を行いました。

  • 「CELINE MAKI-E」展(4月13日~5月11日)では、セリーヌのアイコニックなシンボルである「トリオンフ」を再解釈し、日本の美術家・映像作家である中村壮志と伝統的な漆塗作品や美術品を制作するアーティスト集団「彦十蒔絵」との協業による文化的な対話を表現。視覚的かつコンセプチュアルに表現される象徴的な旅は、豊かな伝統とコンテンポラリーアートの懸け橋となり、すべてのものづくりに息づく比類なきサヴォアフェール(匠の技)と、日本におけるセリーヌの55年にわたる関係性に光を当てました。

  • 240年以上に亘りフランスの歴史とともに歩んできたハイジュエリーメゾン、ショーメは、自然主義のジュエラーとしてありのままの自然の姿とその動きをジュエリーデザインへと昇華させてきました。万博を締めくくる展示として、9月1日~10月13日、メゾンの象徴であるミツバチのモチーフをはじめ、そのDNAを体現する自然の美しさと調和を讃える、視覚的没入感あふれる世界へと誘いました。

LVMH

LVMHについて詳しくは公式サイトをご覧ください:

https://www.lvmh.co.jp/

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