10月17日(金)より発売
株式会社ヨウジヤマモトのプレスリリース
Y’sとテーラー東洋によるスカジャン・コレクションの最新作を10月17日(金)より展開。
コラボレーションアイテムの最新作を、ちゃんみなが着る。
Y’sとテーラー東洋によるスカジャンコレクションは、現在は海外制作も混在するスカジャンの全ての工程を「日本製」にこだわり、細部に至るまで当時のヴィンテージスカジャンを完全に再現。その上で、さらなる拘りを求め品質の高いシルエットを創作しています。 現代物より繊細な当時の本物の仕様も「Y’s SUKAJAN」の醍醐味です。
刺繍をあえて袖に施すという斬新なアプローチは、刺繍×サテン地の相性の難しさを克服したからこそ実現。通常、別珍や中綿入りの肉厚な素材でしか見られない袖刺繍を、サテンの軽やかさを損なわずに表現するため、繊細な技術と独自の刺繍手法を駆使。固さを感じさせない抜け感と、上品なエッジが融合した一着です。
テーラー東洋のコレクションの中でも特に厳選した逸品をディテールにこだわり再現するスペシャルエディ ションである「港商レーベル」としてつくられたコラボレーションピース。テーラー東洋の前身である 「KOSHO & CO. 港商商会」のラベルがアタッチされています。
横振り刺繍で緻密に描かれた図案、アセテート生地の打ち込みを調整してヴィンテージと遜色なく仕上げ、 ウールリブも旧式の横編み機を使用して1着ずつ編み上げる。
ファスナーは50年以上前のファスニング機械を再稼働させ、当時と同じ手曲げのものを再現。現代物より繊細な当時の本物の仕様が、強い拘りをもとに再現されています。
Y’s SUKAJAN 2025-26 A/W
リバーシブル [黒 (胸元、背中、袖・龍) / オフ白・ブルー (胸元、背中・五重塔、富士山、鳥居)]
価格:231,000円(税込)サイズ: 01 XS/02 S/03 M/04 L
発売日: 2025年10月17日金曜日発売予定
先行予約受付: Y’s 日本国内ストア、公式オンラインブティック
共に、10月13日月曜日に予約受付終了、10月17日金曜日より通常販売開始予定。
予約状況に応じ、10月13日月曜日以前に、ご予約を締め切らせていただく場合がございます。
更新情報がある場合、Y’s公式オンラインブティック をはじめとし 、Y’s公式ウェブサイトや、Instagram、LINEでご案内いたします。
TAILOR TOYO
「テーラー東洋」は、東洋エンタープライズのスカジャンブランドです。東洋エンタープライズの前身である「港商(こうしょう)商会(KOSHO & CO.)」は戦後の1940年代に創業され、生地などの輸出入を行っていました。戦後当時、銀座周辺の露店街で、着物や帯など日本の伝統品を土産物として求める米国兵を目の当たりにし、港商の社員が考案したのがオリエンタルな刺繍を施した土産物(スーベニア)としてのジャンパー。 現在では「スカジャン」と呼ばれる日本発祥の洋服が誕生した瞬間です。
フォルムはアメリカ人に親しみやすいベースボールジャケットを模し、刺繍は桐生や足利の職人に依頼。 当時は戦後の物資統制で絹糸の入手が難しく、生地はシルクに似たアセテートを使用しました。港商が露店でそれらを販売すると瞬く間に人気を博し、やがてそのジャケットはPX(米軍基地内の売店)の 買い付け担当者の目に止まり、日本各地の基地に納入され、その人気は海外の米軍基地にまで及びます。当時の納品伝票をみると SOUVENIR JACKET(スーベニアジャケット)という商品名で記されていました。港商から始まり半世紀以上スーベニアジャケットを作り続けてきたテーラー東洋。スカジャンのオリジナルであり、文化としてのスカジャンを継承しています。
ワイズは、1972年に山本耀司が手掛けた最初のブランドであり、それとともに、山本の服作りへの思想と哲学です。原点は、男性の服を女性が着るというコンセプトのもと時代に流されることのない価値観を持つ、自立した女性たちへの服作り。機能的で品位ある日常着。独自のカテゴリーの中、普遍的な価値観とユニークなパターンメイキングでつくられるワイズのクリエイション。カッティングとシルエットに拘り、素材の風合いを生かし、着ることによって生まれる人の身体と服の間にある空気感、分量感、バランスを大切に行われる服作り。哲学を受け継ぐ現在のアトリエチームの表現により、ブランドのアイデンティティ、機能的で質の高いプレタポルテを提案するコレクションを体現しています。
http://www.yohjiyamamoto.co.jp/ys/