【Z世代のホンネ調査】デュープ品ってアリ?コスメ・ファッションでの学生のリアルな声

60%以上がデュープ品に肯定的!その理由に見られるZ世代の消費傾向とは

株式会社RECCOOのプレスリリース

株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「デュープ品」に関する調査レポートを発表します。今回の調査では、現役大学生のおしゃれに関する意識を調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。

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■「デュープ品」とは?約3割の学生が購入経験あり

「デュープ品」とは、オリジナル商品に似たデザインを持ちながら、より安価に販売されている製品のことを指します。特にZ世代の間では、高価なブランドアイテムの代替品として注目されており、ファッションやコスメ、さらには日用品まで幅広いジャンルに広がっています。

今回は初めに言葉の認知と利用度を調査しました。その結果「デュープ品」という言葉自体を知っている学生はわずか6%にとどまりました。しかし実際には、31%もの学生が購入経験ありと回答。言葉の認知度は低い一方で、知らず知らずのうちに利用している学生が少なくないことが明らかになりました。

■6割以上の学生が「購入に肯定的」

続いて、デュープ品への印象について調査しました。その結果、購入・販売ブランドのいずれに対しても約6割が肯定的という回答が得られました。

かつては「パクリ」「模倣品」といったネガティブな言葉で括られがちだった商品も、今では「デュープ品」という呼び名の広がりとともに、若者の間で受け入れられつつあるようです。

■なぜデュープ品は支持されるのか?

学生に「デュープ品を肯定する理由」を尋ねたところ、以下のような声が集まりました。

・コスパが良く、さまざまなデザインを気軽に試せる

・ブランドへの執着があまりない

・似たデザインでも、参考程度であれば抵抗はない

・ハイブランドは「無理している」感じがする

一方で「反対派」の意見としては、

・本物にはデザイン以外の付加価値がある

・元となるアイテムの価値を損なう

・どうしても“パクリ感”を否めない

といった声が挙がりました。

この結果からは、Z世代の消費に見られる特徴が浮き彫りになります。

まず第一に、強いコスパ志向です。おしゃれを「高価なブランドで固めること」よりも、「安くても多様なスタイルを楽しめること」に価値を見いだしている点が特徴的です。アルバイトや学費に制約のある学生にとって、デュープ品は「無理をせずに流行を楽しめる手段」として支持されやすいといえます。

第二に、共感や身近さを重視する価値観です。SNSでデュープ品が「高見えする商品」と紹介されることで利用が正当化され、購入者同士の共感や安心感が生まれます。高級ブランドを身につけて“背伸びする”よりも、等身大で楽しめるおしゃれのほうが共感を呼びやすく、支持を集めていると考えられます。

とはいえ、本家ブランドの独自性を尊重する学生も一定数存在します。「パクリ」というイメージを拭い去れない層がいることも事実であり、この二分された価値観は今後の消費トレンドを左右していくかもしれません。

■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。

いかがでしたでしょうか?実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。

現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。

今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。

【調査概要】

・調査日:2025年8月13日

・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)

・調査対象:現役大学生

・有効回答数(サンプル数):300人

・調査方法:サークルアップのアンケートオファー

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