ノンミュールジング(※1)のアンデスウールを使用した丈夫で膨らみのあるセーター
株式会社良品計画のプレスリリース
無印良品を展開する株式会社良品計画（東京都文京区／代表取締役社長 清水 智）は、「アンデスウール」シリーズを10月6日（月）から順次、無印良品の一部店舗とネットストアで発売します。今季は紳士・婦人の合計４アイテムを展開します。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、生活の基本を支える商品とサービスを提供しています。また、天然素材を活用した商品や環境への負荷軽減を考慮した商品、世界の伝統や文化から学んだ商品などを開発しています。今回は、ノンミュールジング(※1)のアンデスウールを使用した丈夫で膨らみのあるセーターを発売します。標高3,800ｍ~4,800mを超える寒暖差の激しいアンデス山脈で育った羊のウールはしっかりと太く(※2)、ハリコシの強い特徴があり、丈夫で膨らみ感のあるセーターです。
■アンデス山脈の厳しい自然環境から身を護るためしっかりと太く、丈夫なアンデスウール
羊が育つ牧場は、標高3,800ｍ~4,800mを超える場所にあるため、寒暖差が激しく、乾燥した厳しい自然環境です。その環境から身を護るためアンデス山脈で育つ羊の毛はしっかりと太く(※2)、ボリューム感のある膨らみと弾力性を持っています。
■すべてのウールにおいてノンミュールジング※1ウールを使用
良品計画では、動物福祉に配慮した飼育方法（ノンミュールジング(※1)）で育てられた羊の毛だけ（再生ウールを除く）を使用しています。今回使用しているアンデスウールは、羊が育つアンデス山脈自体が涼しい気候であるため虫が湧きづらく、ミュールジングをする必要がないウールです。
■現地の産業活性化に貢献
アンデス山脈はアルパカの飼育が盛んで、世界的にも有名な産地です。かつてはウールの産業も盛んでしたが、近年はメリノウールを輸入して使う事が多くなり、アンデスウールはあまり使われなくなっていました。消費が少なくなったアンデスのウールを使用することで、地域やコミュニティを支え、現地産業の活性化に貢献したいと考えています。
＜2025年新商品 (抜粋)＞
・婦人 アンデスウールを使ったベスト
長袖Tシャツの上やアウターの下に着ることで冬の重ね着のバリエーションを増やすことができる商品です。ケーブル柄の立体感がシンプルな服装のアクセントになります。
・紳士 アンデスウールジャカード編みクルーネックセーター
太めの糸でざっくりと編まれているボリューム感のあるセーターです。ジャガード編みで織られた模様がアクセントになっています。
◇ 商品ラインナップ ※別紙参照
https://www.ryohin-keikaku.jp/news/pdf/20251003_itemlist.pdf
良品計画は、今後も「感じ良い暮らしと社会」の実現に向けて、天然素材の活用や環境負荷の低減を考慮した商品開発を進めてまいります。
※1 ノンミュールジング：羊に対して痛みを伴う特定の処置を行わずに羊毛を生産する方法
※2 一般的なミドルゲージセーターが20~22マイクロンのところ、当社は24~26マイクロン