中古ブランドバッグ購入の実態調査

ブランドバッグのシェアリング事業を展開するラクサス・テクノロジーズ株式会社（本社：広島県広島市、代表取締役：高橋 啓介）は、20～49歳の女性1,108人を対象に、中古ブランドバッグ市場に関する調査を実施しました。本調査は、サステナブルな消費行動への関心の高まりやフリマアプリの普及を背景に拡大する市場の購入実態や消費者意識を把握する目的で行われました。

近年、持続可能な消費への関心が高まる中、多くの消費者がファッション分野においてもサステナブルな選択肢を模索するようになっています。特に、ブランドバッグの中古市場はその代表例の一つであり、新しいバッグを購入するよりも環境負荷を軽減できることから、注目が集まっています。一方で、フリマアプリの普及により、個人間での売買が容易になったことで、中古ブランドバッグ市場は急速に拡大しています。

また、ブランドバッグの所有者が増える中で、不要になったバッグの処分方法も多様化し、売却や譲渡、あるいは保管など、それぞれのライフスタイルや価値観に基づいた選択が行われています。本調査は、このような背景のもと、消費者の中古ブランドバッグ購入実態や意識、さらにはバッグの処分方法やシェアリングサービスへの関心を把握する目的で実施されました。こうしたデータは、市場の現状を分析し、今後のサービス改善や市場開拓に向けた貴重な手掛かりとなります。

1.実施概要                 

調査方法  インターネット上から回答

調査期間  2025年8月21日～2025年8月24日

回答数  1,108人、20-49歳の女性

2.アンケート結果概要

最近、中古ブランドバッグを購入した人は、1ヶ月以内が6.2％、3ヶ月以内が8.1％、6ヶ月以内が5.6％と、一定数の消費者が積極的に中古市場を活用していることが分かりました。

しかし一方で、回答者全体の66.7％は「中古ブランドバッグを購入したことがない」と回答しており、多くの消費者がまだ中古市場を体験していない状況です。

この結果は、既存の購入者層に加えて、未経験者層の潜在的なニーズを掘り起こすことで、市場がさらに大きく拡大する可能性を示しています。サービスや購入体験のハードルを下げることで、新たな利用者層を取り込む余地が大きいといえるでしょう。

※（n1108）

中古ブランドバッグを購入する際に重視するポイントは、購入時に消費者が最も重要視するのは「状態の良さ」（74.5％）であり、「価格の安さ」（36.0％）がそれに次ぐポイントとなっています。また、「鑑定書の有無」（27.6％）や「配送スピード」（22.0％）なども一定の重視対象である一方、「希少性」（7.6％）や「匿名性」（9.2％）などは比較的低い優先順位となっています。この結果から、消費者は中古バッグを購入する際、品質と価格のバランスを慎重に検討していることが分かります。

ブランドバッグのリセール（中古市場で売却）についての意識調査では、「不要になったら売却を検討する」と回答した人が最も多く、全体の56.1％を占めました。また、「購入時からリセールを前提に考えている」という回答が21.1％、「売ることは考えないが、相場に興味がある」という回答が14.4％でした。これらの結果から、消費者は購入時点からリセール価値を意識する傾向が増えつつあり、中古市場の活発化が今後も続くことが予測されます。

【ラクサスについて】

「ラクサス」は、ラグジュアリーブランドのバッグ専門のシェアリングサービスです。品揃えにはエルメス・ヴィトン・シャネルなど60ブランドのバッグが揃っており、全てのバッグは交換自由で定額使い放題です。さらに、気に入ったバッグは購入することもできます。私たちは、ファッションを愛する全ての人々と共に、「地球に優しく」「ファッションを楽しむ」世界を共創するために、シェアリングエコノミーをリードするリーディングカンパニーとして事業を展開しています。

【ラクサス・テクノロジーズ概要】

会社名：ラクサス・テクノロジーズ株式会社

広島本社：広島市中区中町8-18 広島クリスタルプラザ 14F

設立：2006年8月31日

資本金：16億7049万4430円

上場：東証グロース

事業内容：バッグシェアリングサービス「ラクサス」運営

代表者：高橋 啓介

サービスサイト：https://laxus.co/?adv=20250930survey_4

コーポレートサイト：​​https://corp.laxus.co/?adv=20250930survey_4