「電気の繊維」ピエクレックス採用第二弾、「PIECLEX モックロディ ファーマークマ ロングスリーブ」を9/19(金)に発売
株式会社ピエクレックスのプレスリリース
株式会社村田製作所の完全子会社である株式会社ピエクレックス(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:玉倉大次)が開発した、新素材「電気の繊維」ピエクレックスが、アパレルブランド「go slow caravan(ゴースローキャラバン)」に採用され、第二弾となる秋冬モデル『PIECLEX モックロディ ファーマークマ ロングスリーブ』が2025年9月19日(金)より発売となりました。
さらに、本製品の発売に合わせ、go slow caravan店頭では、「電気の繊維」ピエクレックスおよびアパレルの回収・堆肥化システム「P-FACTS」(ピーファクツ)をより多くの皆さまに知っていただくための売り場づくり、プロモーションを拡大しています。

■第二弾製品「PIECLEX モックロディ ファーマークマ ロングスリーブ」
【特徴】
1. モックロディ素材を初採用したロングTシャツ
2025年に発売された第一弾Tシャツ(2種類のデザイン)に続き、第二弾では、秋冬に適したモックロディ素材を採用したロングTシャツを発売。モックロディは、高密度に両面編みされ、しっかりとした厚みとハリ感が特徴で、これからのシーズンに適した素材です。
2. 「外遊び」に嬉しい抗菌効果と臭い対策(電気の繊維使用)
本製品に採用された「電機の繊維」ピエクレックスは、人の動きで繊維が動くことで微弱な電気を発生し、抗菌効果※1を発揮。臭いの元となる菌にも有効で臭い対策にも適しています。「外遊び」をコンセプトに展開するgo slow caravanユーザーの皆さまに是非お手に取っていただきたい一着です。
※1抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。使用状況により効果は変わります。
3. 「外遊び」のフィールド「地球」にやさしい設計(「P-FACTS」対応)
本製品は第一弾に続き、ピエクレックス社が推進するアパレルの回収・堆肥化システム「P-FACTS」(ピーファクツ)に対応。生分解性※2素材のみで制作されており、着古した後は、回収・分別・堆肥化を経て土に還り、新しい植物の栽培に活用する、「外遊び」のフィールドである「地球」にやさしい設計です。
※2 生分解性とは、一定の条件下で水とCO2に分解される性質を指します。国際規格であるISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しています。


【概要】
製品名:PIECLEX モックロディ ファーマークマ ロングスリーブ(MENS)
発売日:2025年9月19日(金)
価格:8,250円(税込)
カラー:ナチュラル、マスタード、ネイビー
サイズ:M、L、XL
ブランド:go slow caravan
販売店舗:全国のgo slow caravan直営店21店舗、go slow caravan正規取扱店、公式オンラインストア(2025年9月時点)
■go slow caravan店舗でP-FACTSのプロモーション拡大

第二弾となる本製品の特徴をより多くの皆さまに知っていただくために、go slow caravan店頭における、プロモーションを前回から拡大いただきました。(2025年9月時点。設置期間は店舗により異なります。)
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着古したP-FACTS製品の回収BOX設置店舗を1店舗から4店舗に拡大
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製品や循環の仕組み、堆肥化の様子を動画で紹介するモニター設置店舗を1店舗から3店舗に増加
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レイクタウン店(埼玉県越谷市)に循環パネルを新設し、P-FACTSの全体像をわかりやすく展示
これにより、店頭で製品を手に取るだけでなく、循環の仕組みや背景にも触れられる売場づくりを実現しています。
■go slow caravanデザイナー 奥平和泰氏へのインタビュー動画を初公開
go slow caravanのデザイナー 奥平和泰氏に、ピエクレックス採用の背景にある「外遊び」との親和性や、循環型社会への想い、さらに製品のデザインに込めたメッセージについてインタビューを実施。
■go slow caravanについて
「go slow caravan」は、旅行・フェス・キャンプ・サーフィン・サイクリングなど、“外遊び”をコンセプトに展開するアパレルブランドです。年齢や肩書き、国籍を超えて、子どもの頃のように“裸の心”で楽しくつながることを提案しています。個性的でユーモアあふれるデザインが多くのファンを魅了し、全国に直営店を21店舗展開しています。
■「P-FACTS」(ピーファクツ)について
「P-FACTS」(ピーファクツ:PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、ピエクレックス社が植物由来のポリ乳酸素材「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、堆肥化までを一貫して行う循環インフラです。多くのパートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人などのステークホルダーと連携し、既に運用が始まっています。
この循環インフラは、地域で使用された製品を地域で再利用する「地着地消地循」の考えに基づき、消費者が簡単に参加できる持続可能なファッション社会の実現を目指しています。「P-FACTS」に対応する製品には、「堆肥化し新しい植物を育む」ことを保証するP-FACTS認証マークが付与されており、環境にやさしい選択肢を提供しています。


P-FACTS 認証マーク
繊維が堆肥となり、新たな植物が芽吹く様子をデザインしています。
■ 大地を育み未来を紡ぐ「電気の繊維」ピエクレックスについて
「電気の繊維」ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術「でんき」と帝人フロンティアの合成繊維技術「せんい」の融合によって誕生した新素材です。人の動きにより繊維が動くと微弱な電気を発生させ、抗菌効果※1を発揮します。
さらに、ピエクレックスはトウモロコシやサトウキビなど植物由来のバイオプラスチックであるポリ乳酸を原料とし、微生物によって分解される生分解性※2を持っています。
また、私たちが用意している循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)による回収により、自然環境にやさしい循環が可能です。これにより、着用するだけでテクノロジー体感と環境貢献を両立させることができます。
※2 生分解性とは、一定の条件下で水とCO2に分解される性質を指します。国際規格であるISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しています。


■株式会社ピエクレックスについて
株式会社ピエクレックスは、イノベーションを通じて世界に貢献する村田製作所の100%子会社として、企業ビジョン「“でんき(電気)のせんい(繊維)” で世界を変える」を掲げ、電気の繊維「ピエクレックス」を通じた革新を推進しています。当社は、村田製作所と帝人フロンティアの共同出資によって設立され、両社の強みを融合させた新素材「ピエクレックス」を開発しました。ピエクレックスは革新性とともに環境へのやさしさを兼ね備えており、アパレル、ヘルスケア、一般消費財、産業分野など、幅広い用途に応用可能です。
現在、ピエクレックスは多くの繊維関連企業と協力し、持続可能な社会の実現に向け、循環インフラ「P-FACTS」(ピーファクツ)の社会実装に取り組んでいます。P-FACTS認証の製品を「着るだけ、使うだけ」で、地球にも人にもやさしい未来を実現するために、今後も新たな価値を創造し続け、社会に貢献してまいります。
・ピエクレックスHP:https://pieclex.com/
・公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCAoOivJOkh2MEDywpvSLXGA
・公式Xアカウント:https://x.com/PIECLEX_JP
・公式Instagramアカウント:https://www.instagram.com/pieclex_official/