ロロ・ピアーナの〈プンティ・ア・マリア〉 テーブルウェアコレクション

ロロ・ピアーナは、メゾンのテキスタイルの伝統を優雅に称えるエレガントなテーブルウェアコレクション〈プンティ・ア・マリア〉を発売いたします。ニットウェアの伝統から名付けられた本コレクションは、フランス・リモージュで職人の丁寧な手仕事により生まれます。ベージュ、クンメル、ネイビーブルー、バーガンディ、オークルといった色彩豊かな糸の結びつきや絡み合う模様が装飾され、フランスの卓越した磁器の伝統と、ロロ・ピアーナのニットウェアのノウハウが融合しています。

リモージュで誕生した〈プンティ・ア・マリア〉は、最高品質の磁器を使用し、磁器製造の最高基準に従って、熟練した職人の手により丁寧に仕上げられています。それぞれのピースには、シード、ストッキネット、ファンシーといったロロ・ピアーナ独自の編み方を再現した複雑な模様が装飾されており、ロロ・ピアーナならではの真正性を体現しています。

非常に白く、半透明で手触りが心地よいリモージュ磁器は、優れた耐久性を誇ります。熱、酸化、光による退色に強く、丈夫でありながら軽量です。これら卓越した特性は、カオリン50%、石英25%、長石25%という天然素材の組み合わせと、1400度の高温で24時間かけてゆっくりと温度を下げる焼成プロセスによってのみ生み出され、素材の気孔は永久に封じ込められます。

この磁器は、〈プンティ・ア・マリア〉のテーブルウェアを特徴づける複雑な装飾のための理想的なキャンバスです。非常に繊細で緻密に描かれた異なる色のラインが組み合わさり、重なり合うことなく奥行きを生み出しています。これらの色を開発するには無数の試行錯誤が必要であり、顔料内の酸化物が焼成時に異なる反応を示すため、目指す色合いを実現するためには、細心の注意を払う必要があります。

デザインを再現する職人たちも同様に細心の注意を払います。まず、デザインを特殊な支持体にスクリーン印刷し、次に有機フィルムを使って対象物に転写します。手仕事でデカールを調整し、すっきりとしたラインと完璧な配置を確保するには、卓越した精度が不可欠です。

テーブルウェアを彩るニットステッチは、メゾンの卓越した技術へのオマージュであり、ヴァルセージアのロッカピエトラで熟練の職人によって織り上げられるカシミヤの柔らかさと、磁器のしなやかさを融合しています。糸と磁器はどちらも天然素材を起源としています。一方はカシミヤ、もう一方は土と鉱物であり、どちらも水、熱、蒸気のみで変容し、熟練の職人の手により生み出されています。

住まいとホスピタリティの芸術に捧げるロロ・ピアーナの世界観をさらに豊かにする〈プンティ・ア・マリア〉コレクションは、9月25日よりロロ・ピアーナのセレクトされた店舗およびオンラインストアで発売されます。