バーバリー・ジャパン株式会社のプレスリリース
バーバリーは、文化を形づくり、常識を打ち破り、スタイルという普遍的な言語を生み出してきた二つの力 ─ファッションと音楽─ の結びつきに着想を得た最新コレクションを発表しました。
「音楽とは自己表現であり、オリジナリティであり、そして帰属意識を表すものです」と、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのダニエル・リーは語ります。
「フェスティバルやスタジアム、野外コンサートなど、英国の夏はスタイルとサウンドが共鳴しながら生き生きと輝くのです。」
ライブパフォーマンスの精神と英国音楽シーンの多様なエネルギーに根ざした今回のコレクションは、現代のアーティストの創造性を映し出し、音楽が持つ変革とインスピレーションの力を讃えています。
「ミュージシャンは常に先駆者でした。装いもサウンドも、恐れることなく自らを表現してきたのです。その精神は、このコレクションのルックやキャスト、スタイリングの隅々に息づいています」とリーは付け加えます。
このコレクションにおいて、英国の音楽的背景は、シャープなシルエット、大胆なテクスチャー、鮮やかな色彩を通して視覚的なリミックスとして表現されました。また、ビーズだけで構成されたトップスやスカート、レースのようなカットワークを施したレザー、フリンジレザーで縁取られたディテールなど、コレクションに登場する各ピースの背景には緻密な研究と熟練の技が込められています。クロシェ編みをあしらったトップスやトラウザーはニットウェアに豊かな表情を与え、伝統技術と革新の融合を体現しています。
リーはあらゆる音楽ジャンルを“シャッフル”するように組み合わせ、新たな多様な提案を生み出しました。精緻に仕立てられたチェック柄のチェーンメイルのミニドレスはカラーブロックで登場し、スリップドレスやシャツドレスが表現の幅をさらに広げています。ブーツカットトラウザーはチェックやレザー素材でクロップド丈に仕立てられ、コレクションに力強いリズムを添えています。
ブランドを象徴するアーカイブも新たな解釈で取り入れられています。トレンチコートは精緻なマクラメと組み合わされ、コットンやラフィアのレインコートには鮮やかなバーバリーチェックが織り込まれました。
テーラリングも再び注目され、ウールやデニムの三つボタンジャケットやダブルブレストジャケットが登場。スリムなトラウザーやストライプのコットンポプリンシャツ、シルクツイルのチェックタイと合わせてスタイリングされています。
シューズには新作の「Baez」サンダル、レースアップブーツ「Tone」、乗馬スタイルから着想を得た「Ledger」ブーツが加わりました。
バッグはよりソフトで構築感を抑えたシルエットに進化しました。レザーの「ハムステッド」にはジップがあしらわれ、新たなフォルムには「馬上の騎士」のクロージャーが採用されています。さらに、ブライドルバッグは馬具に着想を得たハンドルを備え、しなやかなトートとして登場しました。
カラーパレットは力強く、ベージュ、ブラウン、インディゴを基調に鮮烈な色彩を差し込みました。チェーンメイルのメッシュに表現された新たなバーバリーチェックは、光を受けて揺らめき、屈折するような効果を見せています。コーテッドデニムやワックスドコットンといったモダンな仕上げは、素材に動きと軽やかさを与え、今季の舞台を彩る凝縮された風景や広がる空模様と呼応しました。
バーバリーのショーテントはSummer 2026においてケンジントンのPerks Fieldに再登場しました。都市とカントリーという二つの世界を結びつけるその舞台は、ブランドが持つ二面性を映し出しています。再び「アウトドアをインドアに」取り込む演出として、大地の色合いを基調としたランウェイとシーティングキューブは、英国の夏のライブ音楽シーンからインスピレーションを得ています。
ランウェイ音楽には、バーバリーの長年のコラボレーターであるベンジー・Bが参加し、伝説的英国バンド「ブラック・サバス」のアーカイブから楽曲をセレクトしました。
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バーバリー・ジャパン
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