【ジェラルド·ジェンタ】バランスとコントラスト、エレガンスと洗練を追究した新作「ミニッツ·リピーター」を発表

ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社のプレスリリース

バランスとコントラスト、エレガンスと洗練を追究したジェラルド·ジェンタの新作「ミニッツ·リピーター」は、高名なウォッチデザイナーの熟練の技とレガシーを表現しています。

ジュネーブウォッチデイズ2025に合わせて、ジェラルド·ジェンタが発表した「ミニッツ·リピーター」は、ジェンタ氏の直感的で本能的な芸術性に敬意を表する、複雑かつ洗練された限定版のコレクターズアイテムです。さりげないながらも力強く、インパクトに満ちていながらも詩情溢れる「ミニッツ·リピーター」は、大胆なエレガンスを、究極の機械的な熟練の技、そして、ジェンタ氏お気に入りの複雑機構であるミニッツ·リピーターと融合させています。

チャイミングウォッチは、ジェンタ氏にとって大切な存在でした。1980年代、ジェンタ氏は、この最も複雑な機構を完成させるという挑戦心を抱いてミニッツ·リピーターの製作に取組む数少ないウォッチメーカーの1人でした。いくつかのモデルを発売したのに加え、自動巻きミニッツ·リピーターや、防水バージョン、そしてこの複雑機構にパーペチュアルカレンダーを組み合わせたものも製作。

ジェンタ氏にとっては音色の質が鍵であり、最高の音色を奏でるケースの開発に徹底的に取組みました。「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」は今、その革新の精神を「ミニッツ·リピーター」のまったく新しいフォルムに反映させています。

柔らかなクッションのようなフォルムをまとい、クリエイティブな創意工夫と大胆なエレガンスが融合した新しいシェイプは、プロポーション、柔らかさ、バランスを讃えつつ、紛れもないジェラルド·ジェンタのデザイン言語を現代に甦らせます。

ケース径40 mmの「ミニッツ·リピーター」はイエローゴールド製のケースに、ストーン製ダイアルに対するジェンタ氏の愛情を讃えて、光沢感のあるオニキスのダイアルが組み合わされています。

わずか9.60 mmという際立った薄型で、最適な音響効果を生み出すよう特別に設計されたこのウォッチは、エレガンスと機械的な複雑さを見事に融合させています。

「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」のアーティスティック·ディレクター マチュー·エジは、白紙の状態からスタートして、ミニッツ·リピーターの複雑機構の音響を拡大しつつ、ジェンタ氏が誇る芸術的特質を盛り込むことを意図した新しいフォルムを考案しました。エジ氏は、「ジェンタ氏の直感的、本能的な天分と芸術性を表現したかった」と説明しており、その結果生まれたのが、ほとんど魔法とも呼べるようなこのオブジェ。年間わずか10本しか生産されない手首にまとう芸術品です。

ジェンタのレガシーを讃える

ミニッツ·リピーターを通じて

ミニッツ·リピーターはジェンタ氏が最も愛した複雑機構の1つであり、熟練の技と、ジェンタ氏のアプローチの中核を成していた感情的な共鳴と美の追求とを融合させるものです。メゾンのマスター·ウォッチメーカー エンリコ·バルバシーニとミシェル·ナバスは、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」で完全に自社開発された手巻き式ミニッツ·リピータームーブメント GG-002を通じてこの精神を前進させてきました。

音響と音波面の専門技術は、このウォッチのためにエンリコ·バルバシーニとミシェル·ナバスが考慮した重要な要素であり、ブラックのポリッシュ仕上げのハンマーとゴングに細心の注意が払われました。ゴングは1つ1つ、耳と手によって手作業でチューニングが施され、両ウォッチメーカーは各部品の切断と調整を行なって、最適な振動と振幅を確保しました。「ミニッツ·リピーター」が装備する1回転の伝統的なゴングは、並外れて明瞭かつ澄んだ音のチャイムを奏で、腕時計にとって理想的な際立つ大音量を放ちます。

1つのムーブメントの組み立てに4週間以上を要するキャリバーGG-022は、コート·ド·ジュネーブや、全面的に手作業で面取りが施された角、ベースプレートに施されたスネイル仕上げのディテールを含め、伝統的なハイウォッチメイキングの最高基準で仕上げられています。一方、テンプは、ジェンタ氏が好んだ形へのオマージュとして、8角形に作られています。80時間のパワーリザーブを誇るGG-022は、ウォッチ巻き上げ時のユニークで感動的な手触りを実現する巻き上げ爪も備えています。

楽器のように考案されたケース

フォルムや、鋭いエッジのないなめらかなケースデザインに対するジェンタ氏の愛情に基づいて、彼のシグネチャーである8角形を自然に進化させたものがクッションの形状です。

わずか9.60 mmという驚くべき薄さを達成した「ミニッツ·リピーター」のケースは、チャイムを最大限に増幅させるために緻密に作られています。超薄型のケースウォールと内部構造は、チャイムが伸びやかに響き渡り、澄んだ音色で共鳴してメロディのエッセンスを表現できるよう、意図的に設計されています。ここで想い出されるのは、音質はケースに徹底的な研究が施され、手首に着けた時のエレガンスさによって引き立てられるという、ミニッツ·リピーターに対するジェンタ氏自身の厳格な基準です。

ケースは極限まで薄型化され、最も薄い部分はわずか0.6 mm。また、サファイアクリスタルも通常の厚さ1 mmから0.8 mmへと薄型化されています。「これは小型のウォッチなので、音の広がりを向上させる余地はほとんどありません。音を最適化する方法を入念に検討する必要があり、その結果、このような薄いケースを作ることになった」と、ミシェル·ナバスは説明しています。

同時に、機能そして外観の観点から選ばれたこの入念なチューニングも、ジェンタ氏の精神に倣うものです。ケース径40 mmという「ミニッツ·リピーター」のサイズは完璧な着け心地とエレガンスを確保するため、できるだけコンパクトになるよう設計されています。

一方、さりげないコントラストは、「ミニッツ·リピーター」のケースデザインの中心を占めています。

サテン仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施された表面は、さりげないながら意図的な光の絡み合いを演出し、デザインの純粋さを際立たせます。ケースのダブル·カドルーン装飾はジェンタ氏の歴史的な作品に敬意を払うもので、ポリッシュ仕上げのゴールド製。ケースのサテン仕上げの部分に対して視覚的にスリムな形状を印象付けます。同じくポリッシュ仕上げのトリガーも極めて薄型で、ウォッチのフォルムや感覚的な構造に沿っていますが、それでいて非常に触り心地がよく、操作しやすくなっています。ブラックのレザーストラップを装着するためのシングル·ラグも歴史的なジェンタの作品を彷彿させるもので、ケースとシームレスに融合する幅広で短めのデザインとなっており、「ミニッツ·リピーター」のユニークなフォルムを引き立てます。先端にカボションカットのオニキスが付いたリューズは、洗練された溝彫り仕上げによってスリムな形状を反映しているだけでなく、ウォッチ全体の気品と洗練さも高めています。

最後に、オニキスダイアルの深遠な深みが、このウォッチの大胆なエレガンスを引き出します。ラッカーダイアルではなく、敢えてオニキスの強い光沢を選んだマチュー·エジ。これも、ジェンタ氏が長年好んだ硬質の石のダイアルへのこだわりを反映しています。「ジェンタらしさである陽の光や地中海のエスプリ」を想起させるイエローゴールド 3Nとの組み合わせにおいて、ブラックオニキスのダイアルは必然の選択だったとマチュー·エジは付け加えています。イエローゴールドは、ミニッツ·リピーターの音と響きを最大限に引き出して、新作「ミニッツ·リピーター」の本領を発揮させる上でも理想的な素材です。

「ミニッツ·リピーター」の精妙なフォルムを際立たせているのは、マチュー·エジが「このウォッチのデザインの肝」と呼ぶミニッツのインデックスです。インデックスは、内側部分が円を描くと共に、この円形の形状に沿っています。一方、外側部分はケースのフォルムを反映する形に描かれています。「私たちはいかにも円という形ではなく、どこかクッションを想わせる何かを求めていました。ダイアルのデザインをいろいろ考え直し、その結果として誕生したのが、形がミックスされ絶妙に変形しそうなこの見た目。まず、クッションが連想され、これは本当に円なのかという疑問が湧くというわけです」。

野心的でありながら控えめ、建築的な美しさと柔らかなフォルムを兼ね備え、ヴィンテージな趣とモダンな感性が融合する、卓越した技術に裏打ちされた新作「ミニッツ·リピーター」。芸術的な遺産と音響面の熟練の技、彫刻的なデザインが結集した静謐で洗練されたウォッチは、ウォッチメイキングの偉大なレジェンドの1人に敬意を払う逸品です。

「ミニッツ·リピーター」

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ケース

素材       イエローゴールド 3N

リューズ     カボションカットのブラックオニキスをセットしたイエローゴールド製

ダイアル、針

ダイアル     ブラックオニキス

直径       40 mm

厚さ       9.6 mm

インデックス(時) イエローゴールド 3N (ポリッシュ&ラウンド仕上げ)

インデックス(分) ホワイト

針        ゴールド – ポリッシュ&ラウンド仕上げ – 矢印型の先端

ムーブメント

キャリバー    GG-002 – 自社製、ミニッツ·リピーター、手巻き

パワーリザーブ

ー  振動数              80時間 – 3 Hz

直径       32.4 mm

厚さ       5.46 mm

部品数 – 石数    316 – 32個

ストラップ

ラグ幅      20–18 mm

素材       ブラックシープレザー

発売時期     2025年9月(予定)

価格       要問合せ

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メゾン「ジェラルド·ジェンタ」について

メゾン「ジェラルド·ジェンタ」の礎となっているのは、直感と熟練技の革新的な対話であり、そこでは技術が想像力を支え、芸術性は慣習の枠を超えて解き放たれています。その核心にあるのは、クリエイティブな創意工夫へのコミットメントであり、大胆なアイディアがタイムレスなウォッチメイキングのステートメントへと生まれ変わります。メゾンは、大胆不敵な実験と絶え間ない再発明を通じて、独自のエレガンスを提唱します。それは、意外性と洗練性を兼ね備えた手首上のアートを目指すという美のビジョンです。

仕様指示や妥協とは無縁の、制約のないものづくりを目指す強い情熱に突き動かされてデザインに取組んだジェラルド·ジェンタ氏によって、1969年にスイスのジュネーブで設立されたメゾン。この独立性のおかげでジェンタ氏は、独創的なデザインと完璧なバランスを保ったフォルムと機能への愛で特徴づけられる、自らの先見性あるデザイン言語を完全に表現することができたと言えるでしょう。

メゾンは、2023年、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」の支援とマチュー·エジのアーティスティック·ディレクションの下で復活を遂げ、その最もアイコニックなクリエーションの1つである「ジェンティッシマ ウルサン」を再解釈することで、再びスポットライトを浴びました。このリエディション版は、ジェンタ氏のオリジナルビジョンの豊かさと洗練を反映しています。どの作品も、印象的なコントラスト、予想外のテクスチャー、さりげない8角形などあらゆるデザインに組み込まれた隠れた幾何学模様があしらわれています。

ジェラルド·ジェンタは、ブランドのアヴァンギャルドなヘリテージを守りながら現代性を取入れたコレクションを通じて、ウォッチメイキングの限界を押し広げ続けます。あらゆるディテールに意図があり、あらゆるデザインが表現力を持つという哲学の具現化に取組むメゾンは、時をキャンバスに変え、トレンドやとりわけ時自体を超越した、ウェアラブルなアートを生み出します。

「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」について

「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」は、先見の明を持つ2人のマスター·ウォッチメーカー、ミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニによって創設されました。スイスのジュネーブ州メイランにあるこのアトリエでは、デザイナー、エンジニア、職人たちが一堂に会し、卓越性の探求というルイ·ヴィトンの使命を20年以上に渡り守り続けています。ジェラルド·ジェンタやダニエル·ロートも傘下に持つこのヒューマンスケールのマニュファクチュールは、卓越した技巧と革新的なノウハウを融合させ、常に新しい大胆さをクリエーションにもたらすことで、比類なきウォッチを生み出しています。つまり「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」は、時計作りにおける主要な機能的および美的構成要素を網羅し、3つのメゾンの時計製造を統合しているのです。専門分野は「ラ·ファブリク·デ·ボワティエ」、「ラ·ファブリク·デ·カドラン」、「ラ·ファブリク·デ·ムーブマン」に分かれ、伝統的な技術と最先端のテクノロジーを融合することで、「ジュネーブ·シール」を取得した作品を含む卓越した仕上げのウォッチが生み出されています。

コンタクト

ブランドやこれまでに発表されたコレクションについての情報は、公式サイトgeraldgenta.com、または公式インスタグラムアカウント @geraldgentaofficialをご参照ください。

さらに詳細な情報、インタビュー、画像のリクエストについてはpress@geraldgenta.comまでご連絡ください。

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