ラコステ、アデル・エグザルホプロスとセドリック・ヒメネスを纏う ヴェネチア国際映画祭クロージング上映にて

株式会社 ラコステ ジャパンのプレスリリース

9月6日(土)、監督セドリック・ヒメネス(CEDRIC JIMENEZ)と、ラコステのブランドアンバサダーであり女優のアデル・エグザルホプロス(ADELE EXARCHOPOULOS)は、最新作『Chien 51』を披露しました。ラコステが共同製作に参加した本作は、世界で最も権威ある映画祭のひとつを華やかに締めくくりました。そしてその瞬間は、メゾンのクリエイティブ・ディレクター、ペラジア・コロトロスにとって、ブランドの歴史とクラフツマンシップを映し出す舞台ともなったのです。

アデルとセドリックはともに、ヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットに、特別にデザインされたラコステのオートクチュールをまとって登場しました。

アデルのために仕立てられた一着は、『Chien 51』の漆黒の映像世界から着想を得ています。スクリーンに映し出されるのは、反逆と宿命を背負う女性像。その強さと妖艶さを纏うように、ドレスは彼女の存在感を際立たせました。選ばれた色は必然のブラック。映画の美学を響かせながら、ブランドが築いてきたタイムレスな伝統をも語ります。
素材には、ラコステの象徴であるポロシャツへのオマージュとして、テクスチャード・ピケのエミールジャージーを採用。身体のラインに沿う流麗なシルエットは、アデルの輪郭を美しく映し出します。背中に沿って配されたボタンは、ポロを反転させてクチュールへと昇華させる発想から生まれました。大きく開かれた背中は下方へと続き、ラインの純度と劇的な存在感が融合する、ミニマルでありながら鮮烈な一着に仕上がっています。

セドリック・ヒメネスもまた、この夜のために誂えられたスーツを身に纏いました。シルクとウールを混紡した生地で仕立てられたその装いは、創業者ルネ・ラコステが愛したブレザーへのオマージュ。ブランドのテーラリングの伝統を称え、静かに気品を湛えています。

この夜、二人の姿は単なる衣装を超え、ラコステの過去と未来を結ぶ物語となりました。クラシックと革新が出会うその瞬間、ヴェネチアの舞台に刻まれたのは、メゾンが紡ぎ続ける「スタイルという遺産」でした。

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