【ブルガリ】ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2025にてブルガリが精緻を極めた美を披露

ブルガリ・ジャパン合同会社のプレスリリース

ブルガリは、2025年9月4日より7日まで開催されるジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025にて、超薄型時計の世界で記録更新を重ねる「オクト フィニッシモ」のウォッチメイキングへの挑戦を辿る回顧展示を開催します。イタリアンデザインとスイスの時計製造技術の卓越性が邂逅して生まれた「オクト フィニッシモ」の10年を超えた革新のストーリーに触れることができる展示となります。またジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025では同時に、アーティスト、リー・ウファン氏とのコラボレーションによって生まれた「オクト フィニッシモ リー・ウファン 限定モデル」と深淵なブルーのイタリア産大理石より切り出されたダイアルをセットした「オクト フィニッシモ マーブル トゥールビヨン」の2つの新しい傑作が紹介されます。

クリエイティブに溢れたウォッチメイキングが一堂に会するジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025

毎年、夏が終わりに近づくとウォッチを愛する人びとがジュネーブの湖畔に集まるジュネーブ・ウォッチ・デイズが開催されます。形式ばらずオープンで、打ち解けた雰囲気がひと際感じられるこのイベントは、LVMH WATCHのCEOでありブルガリ グループのCEOでもあるジャン-クリストフ・ババンの提唱により2020年に開催され、現代のウォッチメイキングの世界に新しい視点を与え続けています。

ジャン-クリストフ・ババンは下記のようにコメントを寄せています。

「時計業界の繋がり方をより変化に対応しやすく、包括的で協調的なものにできればとの思いからこのイベントは生まれました。5年目を迎えた今、規模の大きいブランドから独立系メーカーまで業界全体にとって欠かせない交流の拠点となっています」

すべての人に開かれているジュネーブ・ウォッチ・デイズは、ウォッチメイキングにおける最先端のクリエイションを披露する場となっており、ブルガリにとってもメゾンの特徴ともいえる大胆さとデザインの美学の新たなる表現を伝える機会です。2025年は2014年に始まった「オクト フィニッシモ」の進化の歴史を振り返る展示を、新しい解釈によって生まれた印象的な2つのタイムピースとともに展開します。

「オクト フィニッシモ」のサーガを伝える展示

「オクト フィニッシモ」のひとつひとつのタイムピースは、技術的な偉業であると同時にクリエイティブのステイトメントです。伝統的なウォッチメイキングと複雑機構に対するブルガリの斬新なアプローチは、極限の薄さを追求することでより先駆性の高いものとなっており、わずか11年では驚異的と言える10の世界記録の樹立を実現しました。

ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025の「オクト フィニッシモ」の回顧展では、「オクト フィニッシモ」のこれまでのストーリーが詳らかに語られます。マクセンティウスのバシリカに見られる8角形のパターンにルーツを持つ「オクト」は、2000年代初頭にウォッチの世界に新たなるデザインの解釈を提示し、21世紀のはじまりにふさわしい大胆で先進的な美学がそこにはありました。ブルガリは、スイスにスイスに拠点を置くマニュファクチュールの専門知識を活かすことでウォッチの厚みと形状を独自の視点で見直し、コンプリケーションウォッチメイキングのユニークな探求に乗り出しました。このヴィジョンが「オクト フィニッシモ」の誕生、さらに後にウォッチメイキングの限界を打ち破る「オクト フィニッシモ ウルトラ」へと繋がります。

2014年に驚きをもって迎えられた厚さわずか1.95mmの超薄型トゥールビヨンキャリバーBVL268に始まり、「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」から、2025年4月のウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2025にて発表されたわずか1.85mmの驚異的なケース厚の「オクト フィニッシモ ウルトラ トゥールビヨン」までの間に誕生したそれぞれのタイムピースが、「オクト フィニッシモ」の唯一無二の創造的アプローチの物語におけるマイルストーンとなっています。またこの展示では、「オクト フィニッシモ ウルトラ」と「オクト フィニッシモ」の相関性、さらに継続して展開されている芸術的なコラボレーションの数々についてもご紹介しています。

本質に迫った美しさの表現と高い技術への探求が反映された「オクト フィニッシモ」では、ムーブメントやケースの構造、スケルトン装飾の技術だけでなくマテリアルの点でも常に限界が押し拡げられています。ゴールドやプラチナといったブルガリのハイジュエラーとしての中核をなす素材から、ウォッチメイキングにおける中心的素材であり先進的素材でもあるステンレスティール、チタンにはじまり、カーボン、セラミック、タングステンカーバイドまで、さまざま素材が超薄型ウォッチの可能性への挑戦の中で取り入れられています。「オクト フィニッシモ」はこれらを実現した技術的な革新をまさに具現化したタイムピースなのです。

回顧展示では、厚さわずか5.15mmのミニマルな美学を通して、イタリアンデザインとスイスのウォッチメイキングのサヴォアフェールの融合を体現した2017年発表の「オクト フィニッシモ」、2021年度ジュネーブ ウォッチ グランプリでAIGUILLE D’OR (金の針賞)を受賞したわずか5.80mm厚の世界最薄パーペチュアルカレンダーを搭載した「オクト フィニッシモ パーペチュアルカレンダー」などをはじめとした歴代の記録達成ピースをご覧いただけます。

また、2016年に発表されたミニッツリピーターウォッチの新たな基準を打ち立てた「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」、洗練されたオープンワークと8日間のパワーリザーブをわずか厚さ5.95mmのピンクゴールドケースに収めた2022年発表の「オクト フィニッシモ スケルトン エイトデイズ」、さらに2024年のカーボンとチタン製の「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」も展示されます。

いずれのモデルも、ブルガリのシグネチャータイムピース「オクト フィニッシモ」の、素晴らしい創造性と多様性を際立たせています。最も大胆で想像力豊かな解釈を自然に生み出すことができる「オクト フィニッシモ」の最新作は、「オクト フィニッシモ リー・ウファン 限定モデル」です。

無限なるキャンバス「オクト フィニッシモ」

その複雑さと奥深さについて語られることが多い「オクト フィニッシモ」ですが、本質についての追求も同時に体現するタイムピースでもあります。グラフィカルで建築的なケースは、ウォッチの世界では他に類を見ない独自性があります。ローマはマクセンティウスのバシリカに見られる8角形をはじめとした遺産に見られるモチーフを誇りとともにインスピレーションとしつつ、現代的なデザインコードも取り入れることで「オクト フィニッシモ」はアーティストや建築家たちの多様な解釈を受け入れるキャンバスとなりました。

2020年安藤忠雄氏は、透明なケースバックを備えた黒色のセラミック製のウォッチで、時間に対する彼のヴィジョンを披露しました。2024年にはローラン・グラッソ氏が繊細な視覚効果を通して時間の認識を探求しました。メタリック顔料を使用したスクリーン印刷が描く生き生きとした色彩の雲によって、魔法のように瞬間がダイアルの上に表わされ、見る人に強い印象を与えるのです。

さらに「オクト フィニッシモ スケッチ」では、表現の方法がさらに押し拡げられ、ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニがスケッチしたムーブメントの精緻なメカニズムが力強く描かれています。生き生きとした自然で伸びやかな筆致が、「オクト フィニッシモ」のアイコン的特徴を強調し、卓越した技術と芸術的アプローチがタイムピースの上で融合しているのです。

まっさらなキャンバスとなったダイアルが、芸術的な探求の領域の場となったことを例証するのが千住博氏とのコラボレーションによる「オクト フィニッシモ」です。心を揺さぶる千住氏の芸術性が、ダイアルを手首の上の小さなアートへと変貌させ、氏が描いた滝の美しさがそこに表されています。

「オクト フィニッシモ リー・ウファン 限定モデル」

そして2025年、ブルガリは日本とパリを拠点としながらも世界を舞台に活躍する韓国出身のアーティスト リー・ウファンを「オクト フィニッシモ」での対話に迎えました。

画家、彫刻家、詩人、そして哲学者であるリー・ウファンは、人間の意識、自然、そして宇宙の繋がりを探求しています。彼の芸術は、表現そのものではなく、対象物の知覚と存在、そして感情的な共鳴に焦点を当てています。このコラボレーションは、リー・ウファンとブルガリ ウォッチのクリエイティブを統括するファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニの実り多く創造性を刺激し合う交流より生まれました。ウォッチのデザインは、氏の作品によく見られる静的な岩と、鏡の反射とのコントラストに基づいています。

ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは次のようにコメントをよせました。

「リー・ウファン氏については素晴らしい絵画を通じて知り、その後、鏡の上に大きな岩が置かれた彫刻作品に出合い、魅了されました。初めは岩と鏡の間の関係性が見えませんでしたが、最終的には完璧に調和することに興味をそそられました」

ケースが、ブラックの針が繊細にアクセントを添えた鏡面仕上げのダイアルの魅力をさらに際立たせています。その結果生まれたのは、チタン製のケースとブレスレットを備え、1ピースごとに手作業でチタンの表面にユニークな処理が施されています。150本のリミテッドエディションとして発売されます。

この時計には、厚さわずか2.23mm、全体の厚さわずか5.5mmのマイクロローターを備えた自社製キャリバーBVL 138が搭載されています。ケースバックには、リー・ウファン氏のサインが刻まれ、この親密な作品が真の芸術作品であることを示しています。そして洗練された想像力によって、作品は芸術の域に達することを感じさせてくれます。

リー・ウファン氏
リー・ウファン氏(右)とブルガリ ウォッチ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクター ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ(左)

イタリア産大理石ダイアルを驚異的技術により実現「オクト フィニッシモ マーブル トゥールビヨン」

古代ローマからの歴史と何世紀にもわたり深く結びついている大理石が呼び起こすエモーションと美しさは、見る人を魅了します。洗練さと壮大さに溢れた大理石は、一方でウォッチメイキングの世界ではあまり登場することはありませんでした。重量と細かい加工には適さない材質がウォッチに取り入れるには不向きであったためです。

しかしブルガリは、ローマに根ざしたメゾンとして大理石を採用する挑戦に取り組みました。ゴールドやプラチナにはじまり、チタン、カーボン、セラミック、そして色石にいたるまで、あらゆる素材を巧みに形づくる技術によってタイムピースに組み入れてきたブルガリにとっても新たな試みとなりました。

ウォッチの部品において最も薄さが求められるパーツのひとつであるダイアルを大理石で実現することは当然ながら高度な技術が必要となります。原石の状態では高い強度を誇る大理石も、薄くカットすると非常に繊細で脆くなる特性があるためです。メゾンのスペシャリストによる高度な技術とサヴォアフェールが駆使され、同様に高度な精密さにより作り上げられるトゥールビヨンを搭載したタイムピースが誕生します。

2025年春にブルガリが発表した新作でイエローゴールドケースにセットされたヴェルデ・アルピ大理石ダイアルが、ジュネーブ・ウォッチ・デイズ 2025では新たに「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」として登場します。厚さわずか4.85mm、幅40mmのダイアルは、イタリアの最高級採石場から採掘された深みのあるブルーの大理石製です。

内部には厚さわずか1.95mm、52時間のパワーリザーブを誇る手巻きキャリバーBVL 268が搭載されています。ローマの美学と妥協を許さない精緻さを極めた「オクト フィニッシモ マーブル トゥールビヨン」は、高度な技術によって感情に訴えかける、輝かしい傑作となっています。

【製品概要】

「オクト フィニッシモ リー・ウファン 限定モデル」

品番:104132 価格:3,168,000円(税込) ムーブメント:BVL138超薄型機械式ムーブメント、自動巻き、プラチナムマイクロローター、時/分表示、スモールセコンド、コート・ド・ジュネーブのモチーフとペルラージュを施したムーブメント、毎時21,600振動、厚さ2.23mm、60時間パワーリザーブ ケース:径40mm、厚さ5.5mm、手作業により削られたチタン製ケース、サンレイ加工ステンレスティール製ベゼル、リー・ウファン氏のサインが入ったシースルーケースバック、ブラックセラミックインサートサンドブラスト加工チタン製リューズ 防水性:30m防水 ダイアル:ミラーエフェクトダイアル ブレスレット:手作業により削られたチタン製ブレスレット、フォールディングバックル 世界限定数:150本 発売予定時期:2025年9月

「オクト フィニッシモ マーブル トゥールビヨン」

品番:104257 価格:要問合せ ムーブメント:BVL268超薄型機械式ムーブメント、手巻き、フライングトゥールビヨン、毎時21,600振動、厚さ1.95mm、52時間パワーリザーブ ケース:径40mm、厚さ5.75mm、サテンポリッシュ加工プラチナ製ケース、ナンバリングがされたシースルーケースバック、ブラックセラミックインサートポリッシュ加工ホワイトゴールド製リューズ 防水性:30m防水 ダイアル:ブルー・インカント大理石ダイアル、グレー針とインデックス ストラップ:ブルーアリゲーターストラップ、ポリッシュ加工プラチナ製ピンバックル 世界限定数:30本

お問い合わせ先:ブルガリ・ジャパン 0120-030-142 https://www.bulgari.com/ja-jp/

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