気候変動・人権・サステナビリティを体系的に学ぶ全8セッション/オンライン+現地体験で実践力を習得/講師による最新動向解説/資格取得でキャリアと実践に活かせる学び
NPO法人日本オーガニックコットン協会のプレスリリース
開催の背景
気候変動、海洋汚染、生物多様性の喪失、児童労働や人権問題――私たちが直面する課題は山積しています。その解決の一助として注目されているのが「オーガニックコットン」です。NPO法人日本オーガニックコットン協会(JOCA)は、第12回「オーガニックコットン販売士資格検定講座」を開講し、受講生を募集中です。本講座は、気候変動や人権、サステナビリティといった社会課題を、オーガニックコットンを切り口に体系的に学ぶ全8セッションで構成。オンライン講義に加え、現地見学ツアーやワークショップを通じて実践的に理解を深めます。資格取得後は、販売・企画・CSR活動など幅広い分野で活用可能です。
詳細・申込はこちら
https://joca.gr.jp/service-activity/#course
イベントの詳細
オーガニックコットン販売⼠資格検定講座 2025(第12期生)
開催場所 |
オンライン(Zoom)4回 + 山梨県 農場工場実習ツアー 1回 全5回 |
開催日時 |
9/13(土), 9/27(土),10/11(土),10/18(土)*オンライン、10/24(金)*実習ツアー |
参加費用 |
有料 (会員及び学生割引有) |
【概要】
– 名称:オーガニックコットン販売士資格検定講座(第12期生)
– 主催:特定非営利活動法人 日本オーガニックコットン協会(JOCA)
– 開催日程:
第1回:2025年9月13日(土)オンライン開催(Session1+2)
第2回:2025年9月27日(土)オンライン開催(Session3+4)
第3回:2025年10月11日(土)オンライン開催(Session5+6)
第4回:2025年10月18日(土)オンライン開催(Session7)
第5回:2025年10月24日(金)実習ツアー(Session8 農場工場見学)
– 会場:オンライン(Zoom)+実習ツアー(山梨県)
– 受講料(税込):
全Session(講座+実習)87,000円
– JOCA正会員:50,000円
– JOCA準会員:55,000円
– ツアー実費:15,000円
個別参加(オンライン1セッション):17,000円
– JOCA正会員:12,000円
– JOCA準会員:14,000円
– 詳細:https://joca.gr.jp/service-activity/#course
– 本講座を受講し全項目を修了、検定試験に合格した資格取得者には、資格番号、修了証書、資格掲載用データが授与されます。
【プログラム概要】
Session1:コットンの基本(講師:森和彦)時間:13:15〜14:40
Session2:大地と農家が生み出すオーガニックコットン(講師:作吉むつ美)時間:14:45〜16:20
Session3:サステナブルな国際認証(講師:山口真奈美)時間:13:15〜14:40
Session4:オーガニックテキスタイル認証(講師:松本フィオナ)時間:14:45〜16:20
Session5:エシカルラグジュアリー(講師:生駒芳子)時間:13:15〜14:40
Session6:ファッションビジネスと人権(講師:野口義信)時間:14:45〜16:20
Session7:オーガニックコットン製品の特徴(講師:森和彦)時間:13:15〜16:20
Session8:農場・GOTS認証工場見学ツアー(講師:田中良治・木村彰)終日:7:15 新宿駅集合
講座概要まとめ
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講座内容:オンライン講座7回+現地ツアー1回
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開催期間:2025年9月〜10月
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申込締切:9月12日(金)
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講師陣:繊維業界の専門家、オーガニック認証検査員、サステナブル調達の専門家、海外NPO地域代表など、多彩な実務家が登壇
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対象者:アパレル・流通関係者、教育関係者、CSR担当者、学生、行政関係者
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修了後のメリット:小売・アパレル・教育分野でのキャリア活用、SDGs推進人材としての認知向上
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過去受講者の声:「衣服や繊維について、より深く考えるきっかけになった」「現場に即した学びで商談に活かせた」「これからの人生において大きな気づきになった」
講師プロフィール一覧
森 和彦(もり かずひこ)
所属:NPO法人日本オーガニックコットン協会(JOCA)顧問
立教大学 経済学部経済学科卒業後、1975年モリタオル株式会社を立ち上げ、東京タオル卸商業組合理事長、日本タオル卸商連合会副理事長、2007年よりJOCA顧問、理事長、2009年よりGOTS基準委員会委員を務める。
世田谷区南烏山の綿花畑で毎年、世界13種類の綿花を栽培し、収穫した綿花で繰り綿・手紡ぎのワークショップを実施。綿の種子や苗を配布、栽培指導する。1994年「タオルの知識」(東京タオル卸商業組合)、2019年「棉」(農山漁村文化協会)執筆。
作吉 むつ美(さくよし むつみ)
所属: NPO法人日本オーガニックコットン協会(JOCA)理事
一般社団法人日本オーガニック検査員協会 代表理事
一般社団法人日本農林規格認証アライアンス 副代表理事
静岡県富士市生まれ。埼玉大学 教養学部卒業後、1993年より、オーガニック検査員として活動。国内外数社の認証機関と契約し、有機農場や有機食品の検査活動を行う。また、フェアトレードラベル認証の監査も行う。認証の専門家としてJOCAとの関わり、現在はオーガニックコットンを自身で育て、コットンに親しんでいる。
山口 真奈美(やまぐち まなみ)
所属:一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会 代表理事
サステナビリティに関するコンサルティング・アドバイザリーや教育研修・ライフスタイルの提案を手掛ける。専門は、持続可能な責任ある調達、国際認証、生物多様性、CSR、SDGs、エシカル消費など。外資系認証機関日本法人立ち上げ及び代表を12年間兼務。
2017年日本サステナブル・ラベル協会を設立し、環境や社会に配慮した持続可能な国際基準を軸に、多岐にわたる認証を支援。持続可能なサプライチェーンとビジネスの構築、サステナブル・ライフスタイルが浸透する社会変革を目指し、一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会 代表理事、一般社団法人日本エシカル推進協議会 副会長、環境・オーガニック関連団体の理事など、様々な活動にも従事する。
松本 フィオナ(まつもと ふぃおな)
所属:Global Organic Textile Standard(GOTS)地域代表(日本)
オランダのファッション大学でインターナショナル・ファッション・マネージメントを専攻し、ファッションとテキスタイル業界が抱える課題に取り組む。2019年に卒業後、GOTS地域代表のアシスタントを経て、現職に就任。サステナブルなファッションの推進に尽力している。
また、GOTS日本地域代表として、業界関係者や製造業者との個別ミーティングを行い、GOTSのポリシーや要件、ラベリングに関する問い合わせに対応。また、ウェビナーの開催や、国内外のメディアでのインタビュー、教育機関での講演などを通じて、GOTSの認知度向上と普及に努めている。
生駒 芳子(いこま よしこ)
ファッション・ジャーナリスト/伝統工芸開発プロデューサー
所属:日本エシカル推進協議会会長 他
VOGUE、ELLEの副編集長を経て2008年より「マリ・クレール」の編集長を務め、独立。ファッション、アート、デザインから、社会貢献、クール・ジャパンまで、カルチャーとエシカルを軸とした新世代のライフスタイルを提案。地場産業や伝統産業の開発事業、地域開発など、地域創生に数多く取り組む。2018年より、伝統工芸をベースにしたファッションとジュエリーのブランド「HIRUME」をスタートさせる。
アンダーグラウンド(モデル冨永愛個人事務所)代表、三重テラスクリエイティブ・ディレクター、日本エシカル推進協議会会長、内閣府・消費者委員会委員、江戸東京きらり委員、東京2020ブランドアドバイザリーグループ委員、WEF(Women’s Empowerment in Fashion)理事、認定 NPO 法人サービスグラント理事など。
野口 義信(のぐち よしのぶ)
所属: NPO法人日本オーガニックコットン協会(JOCA)理事兼事務局長
株式会社ジェイ・ストリーム 代表取締役
Global Organic Textile Standard (GOTS) commite/基準策定委員
国内外のファッションやライフスタイルメーカー、商社、小売で日本をはじめとした東南アジアやアフリカ、北米等の国々で様々な商品の生産に関わる。また、2015年より人権DDにも従事、豊富な実地経験を活かし「ビジネスと人権」の促進に取り組んでいる。2022年には日本オーガニックコットン協会の事務局長に就任。2023年にはGOTSの基準策定委員に就任。日本でのオーガニックコットンやその製品の普及啓発と共に国内での綿花栽培に取り組んでいる。
オーガニックコットン‧ワークショップ 2025
日本オーガニックコットン協会では、オーガニックコットンにまつわる様々なワークショップを開催いたします。
「見て触ってオーガニックコットン」
原綿〜生地までの流れを体験しながら学びます。綿繰り・手紡ぎの実演も行います。
日時:9月5日(金)10:00~14:00
会場:コミュニティカフェ ななつのこ(東京都世田谷区南烏山6丁目12−12 コーシャハイム千歳烏山 12号棟 1F)
参加費:3,000円
「オーガニックコットン綿摘み体験」
実際にオーガニックコットンの畑で、日本では希少なオーガニック綿花を収穫。
日時:10月12日(日)10:00~15:00
場所:千葉県香取郡東庄町(最寄り駅: JR笹川駅 または高速バス 鹿島セントラルホテル ※送迎あり)
参加費:3,000円
– 詳細:https://joca.gr.jp/service-activity/#organic-cotton-workshop
連絡先:日本オーガニックコットン協会 事務局
講座申込・お問い合わせ:inquiry@joca.gr.jp(担当:川村)
メディア問い合わせ:office@joca.gr.jp(担当:野口)
NPO法人⽇本オーガニックコットン協会
有機栽培で育てられたコットンボールをモチーフにしています。大自然の恩恵を受けて、実を結ぶ綿花の力強さと、コットンのやわらかさを融合し、ゆるやかな円弧によって表現しました。赤い正円は日本の象徴であり、オーガニックコットンの普及活動に注ぐ情熱を表しています。オーガニックの地球・人間に対するやさしさと、ゆるぎない強い信念をこのマークに託しています。
より多くの人たちに認知され、広く普及していくことを心より願っています。
⽇本オーガニックコットン協会とは(JOCA:Japan Organic Cotton Association)
1333年発⾜。⽇本におけるオーガニックコットンの正しい理解と普及、関連する⼈々の交流‧⽀援を⽬的とした⾮営利団体です。企業‧教育機関‧消費者‧農業関係者など多様な⽴場の⼈々をつなぎ、「環境に配慮し、かつ⼈の⼼地よさにつながる素材=オーガニックコットン」の価値を広げるための教育‧情報提供‧認証⽀援などを⾏っています。
公式サイト:https://joca.gr.jp