リシュモンジャパン合同会社のプレスリリース
自然の生命力に満ちた息吹に魅了されてやまないヴァン クリーフ＆アーペルは、新作コレクション〈フラワーレース〉によって、メゾンの庭園をさらに豊かに彩ります。今回発表されるのは、花の優美さをあますところなく表現した、これまでにないジュエリーです。その生命感あふれる作品の数々が、ヴァン クリーフ＆アーペルに培われた宝石の専門知識とサヴォアフェールを際立たせています。創業以来、花はメゾンの創造性を育むインスピレーション源となり、数十年にわたり、ハイジュエリーの卓越した専門性を物語る多彩なデザインによって表現されてきました。
フラワーレースが紡ぐ 軽やかなエレガンス
〈フラワーレース〉は、オープンワークによって花冠の輪郭を軽やかに浮かび上がらせたコレクションです。イエローゴールドの輝きとダイヤモンドの煌めきが相まって、メゾンが愛する自然の生命力を鮮やかに描き出します。
花びらは、まるで陽光を浴びているかのように燦然と輝いています。優美な花を形作る丸みを帯びたラインが、リボンのしなやかさを想起させ、ヴァン クリーフ＆アーペルを象徴するもうひとつのテーマであるクチュールを表現しています。
この新コレクションには、リング、アントレ レ ドア リング、イヤリング、ペンダント、クリップペンダントの5点が含まれ、それぞれ大輪の花を咲かせています。2通りで装えるクリップペンダントは、形を変えるジュエリーに対するメゾンのこだわりを物語っています。メゾンの職人たちはこれらの作品に命を吹き込むために、そのサヴォアフェールを結集させました。伝統的なロストワックス鋳造法を用い、まず、モチーフを構成する要素をワックスで彫刻します。焼成すると、ワックスが溶けて流れ出し鋳型ができます。そこに溶かした金属を流し固めることで、ワックス彫刻とまったく同じ金属のパーツができあがるのです。その後、宝飾職人が手作業で各パーツを加工し、宝石をセットして研磨を施します。
ゆるやかなカーブを描く花びらが、作品にボリューム感をもたらしています。一方、雌しべにはゴールドビーズとさまざまなサイズのダイヤモンドをあしらうことで、さりげなくアシンメトリーの構図を創り出し、動きのある自然の姿を具現化しています。いずれの作品も起伏に富む複雑な曲線構造ゆえに、手作業で行われる研磨の工程にはとりわけ繊細さが求められます。イエローゴールドの光沢を最大限に高め、ダイヤモンドの輝きとの相互作用により肌の上で強い反射を生み出すには、緻密かつ忍耐強い作業が不可欠です。ダイヤモンドについては、カラーはDEF、クラリティはIF～VVSという最も厳格な基準に従って選定したものを、セッティング職人が多様な技法を駆使して慎重にセットします。
それぞれの作品において、プロングセッティングをビーズ細工の道具を使って加工し、球状に仕上げることで、作品を構成する曲線のシルエットをさらに引き立てています。アントレ レ ドア リングでは、向かい合うように配置されたテタテットの花のモチーフと一石のダイヤモンドが煌めく対話を交わし、気品あふれる茎を際立たせています。ダイヤモンドはクローズドセッティングとビーズセッティングの2つの技法によって留められ、ヴァン クリーフ＆アーペルならではのディテールの追求を感じさせます。
メゾンのスタイルを映し出すコレクション
〈フラワーレース〉コレクションの作品は、ヴァン クリーフ＆アーペルを象徴する2つの美学を受け継いでいます。そのひとつが、1930年代後半にメゾンが制作したシルエット クリップです。アールデコ後期の典型である、形式化されたスタイルを特徴とし、伝統的な花の表現からの脱却を示すものでした。細い線状のゴールドで縁取られた花には貴石の輝きが添えられ、素材が密集した部分と何もない空間が調和の取れたバランスを織りなしています。ここに見られるリボンのような曲線は、メゾンのヘリテージを彩る重要なモチーフであり、当時のファッションとジュエリーの間に存在していたつながりが今に甦っていることを示しています。
さらに今回、新たに発表された〈フラワーレース〉 コレクションは、自然とクチュールのテーマを融合した同名のハイジュエリー コレクションと共鳴しています。2007年に発表されたこのハイジュエリー コレクションでは、優美な気品を湛えた作品の中に、ホワイトゴールドとダイヤモンドが世にも美しく響き合っています。
#VCAflowerlace #VCAflora
@vancleefarpels
