関西電力株式会社のプレスリリース
当社が提供する社会貢献活動促進サービス「モアクト」(以下、モアクト)は、環境負荷の低減と快適な夏を両立させる新たな取り組みとして、Allbirds(本社:米国サンフランシスコ、以下、オールバーズ)が主導する「足元クールビズ」プロジェクトに参加いたします。
「足元クールビズ」とは、近年の異常気象により各地で猛暑日が増えるなか、60℃を超えることもある夏の地面に近い「足元」への対策を目的とした取り組みです。ノーネクタイやノージャケットといった従来の「クールビズ」に加え、通気性に優れたスニーカーの着用を提案し、幅広い業界で共創・推進するとともに、環境負荷軽減を考慮したオールバーズのスニーカーを履くことで、「夏を1℃でも涼しくする」一歩を踏み出すことを目指しています。
本プロジェクトに先立ち、オールバーズはゴールドウイン テック・ラボと共同実験を実施しました。室温を26℃・湿度を50%に維持した室内で、オールバーズのスニーカーと一般的な革靴を着用した際の体感温度を比較したところ、オールバーズのスニーカーを履いた場合、体感温度がマイナス4.1℃低減(※)する結果が得られました。
※: Allbirds調べ。被験者6 名の座位・歩行60 分後の靴内の温度と湿度を計測し、その結果をミスナールの計算式(改良版)を用いて算出した「体感温度」の結果。通気性の違いによる計算上の数値であり、実際の体感温度には個人差があります。製品が身体の構造や機能に直接的な影響を与えるものではありません。「ミスナールの計算式」とは、気温・湿度・風速などの条件をもとに、人が実際に感じる暑さや寒さ(=体感温度)を数値で表すための計算方法です。
【足元クールビズ特設サイト】https://www.goldwin.co.jp/store/brand/allbirds/ashimotocoolbiz
社会貢献活動促進サービス「モアクト」とは
「モアクト」は、ゼロカーボンをはじめ、様々な社会課題の解決に取り組む企業・団体と生活者一人ひとりを結び、生活者の社会貢献への意識や行動変容を促すサービスです。具体的には、スマートフォンなどでご利用可能なアプリ「モアクト」で、社会課題解決につながる幅広いジャンルの“ミッション”(=社会貢献につながる行動)を提供します。
利用者は、“ミッション”達成により獲得したポイント(=社会貢献を推進する行動の証)を様々なギフトと交換でき、ゲーム感覚で楽しみながら社会貢献に参加できます。
【モアクト 公式ホームページ】https://service.moact.jp/
「足元クールビズ」スタンプラリーミッションの提供を開始
「足元クールビズ」を推進する共創アクションとして、「モアクト」のアプリ内でカーボンフットプリントの知識を深められるスタンプラリー型のミッションを、8月10日より提供しています。
このミッションでは、製品の製造過程における二酸化炭素排出量を「見える化」するカーボンフットプリントの概要や、オールバーズが公開する日常生活の様々な物のカーボンフットプリントを学ぶことができ、未来の夏を1℃でも涼しくするアクションを実践することで、ポイントを獲得することが可能です。
二子玉川 蔦屋家電にて「足元クールビズ」イベントを開催
親子で未来の夏について楽しく考える
8月10日に二子玉川蔦屋家電で開催されたイベントでは、「足元クールビズ」に関するトークセッションを実施しました。当日は多くの親子にご参加いただき、オールバーズの担当者が酷暑対策としてのクールビズの重要性や、「足元クールビズ」に込められた想いを述べるとともに、履いた際の実際の体感温度の違いやオールバーズのシューズの特徴であるカーボンフットプリントについて紹介しました。
参加者からは、「普段意識しない靴によるクールビズで、面白い話だった。」「クールビズの本来の意味を知らなかった。素敵な商品を知ることができて良かった。」「夏場の地面の暑さは70℃近くあると知って驚いた。このような話を直接聞ける機会は貴重で、良い時間を過ごせた。」など好評の声を多数いただきました。
「足元クールビズ」の取り組みは、夏のビジネスシーンを快適にするだけでなく、地球環境への意識改革とライフスタイルの変革を促すものです。「モアクト」は、今後も「足元クールビズ」を通じて、生活者の皆さまと共に持続可能な社会の実現を目指してまいります。
今後の「足元クールビズ」に関するイベントや活動については、「モアクト」のサービスサイト(https://service.moact.jp/)やSNS(https://x.com/official_moact)で随時お知らせいたします。
■カーボンフットプリントについて
カーボンフットプリントとは、製品を製造する過程で排出される温室効果ガスを二酸化炭素排出量(kg CO₂e)に換算したものです。
「Allbirds」では2020年4月より、全製品においてカーボンフットプリントを表示し、製造過程における排出量ゼロを目指すとともに、食品のカロリー表示のように、「地球のためにCO₂e排出量を知ること」が当たり前になる社会を目指しています。
【詳細はこちら】 https://allbirds.jp/pages/sustainability
■Allbirds(オールバーズ)について
Allbirdsは、2016年にアメリカ・サンフランシスコで設立以来、「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」というミッションのもと、お客様の声に耳を傾けながら商品を開発し、シンプルなデザインや「まるで雲の上を歩くような」快適性だけでなく、環境への負荷低減も両立させるシューズ作りを続けています。これまでAllbirdsでは、2020年から3年間で全商品の平均カーボンフットプリントを約44%削減し、2030年にはゼロを目指しています。
Allbirdsのはじまりは、「Wool Runner(ウールランナー)」。ブランドを象徴するシグニチャーシューズであり、TIME誌に「世界一快適なシューズ」と称された機能性と心地よさを兼ね備え、多くの人々に愛され続けてきました。靴下のように包み込まれるフィット感、雲の上を歩くような快適性、天然素材を活かした軽量構造、飽きのこないシンプルなデザイン。これらの要素は、すべてのAllbirds製品に浸透しており、シューズを通じてお客様のライフスタイルをより快適にアップデートし続けています。
しかし、Allbirdsの目指すものは、ただ快適なシューズを届けることだけではありません。忘れてはならないミッションは、「ビジネスの力で気候変動を逆転させること」。この実現のために、環境負荷ゼロのシューズづくりを目指し、一歩ずつ歩み続けています。2020年には、すべての商品にカーボンフットプリント(CO₂e排出量)を表示する、世界初のファッションブランドとなりました。