スイスで約100年の歴史をもち常にユニークな開発を続けてきたブランドCAUNYが、 現代最高の建築家と腕時計を共作するプロジェクト「アーキテクツ・オブ・タイム」を立ち上げます。
マーサインターナショナル株式会社のプレスリリース
マーサインターナショナル株式会社(所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9 TQ茅場町 4F、代表取締役:吉野 浩史)は、スイス腕時計ブランド「CAUNY(カウニー)」の建築家コラボレーションプロジェクト「Architects of Time(アーキテクツ・オブ・タイム)」を2025年7月30日(水)に全国発売いたします。
■Architects of Timeとは
建築界のノーベル賞とも言われている「プリツカー賞」を受賞した世界の名建築家たちと、フリーハンドのデッサンから腕時計を創り上げていくプロジェクト「Architects of Time」。このプロジェクトはスイスで約100年の歴史をもち、常にユニークな時計の開発を続けてきた腕時計ブランド「CAUNY」が2022年に立ち上げました。そして2025年、世界的にも著名な建築家である安藤忠雄氏がプロジェクトに参加し、日本での本格展開をスタートいたします。
■Alvaro Siza(アルヴァロ・シザ)
アルバロ・シザは1933年、ポルトガルのマトジーニョス生まれ。1992年にプリツカー賞を受賞し、歴史上最も多くの賞を受賞した建築家の一人であり、現代建築における最も著名な人物の一人として国際的に認められています。1955年にポルト大学美術学部を卒業後、すぐにその類まれな能力で注目を集めます。ヨーロッパ、北米、南米のさまざまな大学で教鞭をとり、彼の作品は世界中に広がり、何世代もの建築家にインスピレーションを与えています。特にポルトガルで手掛けたレサのスイミング・プール、自身も卒業したポルト大学建築学部棟は有名です。
今回初めてフリーハンドのデッサンから時計をデザインし たシザのコメントです。「時計デザインの歴史は、何百万もの新しいモデルと改変の歴史でもあります。私は、この変化を目立たないようにすること、そしてこの時計が時計のように”見える”ようにすることを目的として、その道を歩みました。新しいことは必ずしも攻撃的 である必要はありません。」
■Rafael Moneo(ラファエル・モネオ)
ラファエル・モネオは1937年スペインのトゥデラ(ナバラ州)に生まれ、過去50年の建築界で最も注目された一人です。作品が評価され 1996年にプリツカー賞を受賞。マドリードの建築学校で学び、卒業後はデンマークのヨーン・ウッツォンに師事、シドニー・オペラハウスで共演します。1985年にはハーバード大学デザイン大学院の学長に就任。ストックホルムの近代美術館、マドリッドのプラド美術館とアトーチャ駅、ロサンゼルスの大聖堂など、有名な建築物を手掛けます。
今回のプロジェクトについてモネオは、「時計のデザインを依頼されたとき、私はこれまでグローニョ市庁舎 とアトーチャ駅の時計をデザインしたことを思い出さずにはいられなかった。時計は一日の頂上である12時(正午)を境に、午前と午後を区別する日々の活動に関連したもので、デジタルの時計が刻むような瞬間の連続ではない。メートル単位で考えることに慣れ、ミリメートルや10分の1ミリメートルを使って仕事をすることは、素材の質感が常に手首に感じられるような、規律正しい作業だった。」と語りました。
■Souto Moura(ソウト・モウラ)
ソウト・モウラは1952年にポルトガルで生まれ、ポルト高等美術学校を卒業し、生涯を通じてフェルナンド・タヴォラとアルヴァロ・シザ という2人の重要な巨匠から学びました。最初の作品でもある、ポルト、セラ・ ダ・アラビダ、モレドのヴィラが有名です。最大の建物としては、ブラガ市営スタジアムを設計、これは世界で最も美しいサッカースタジアムです。
そして毎年、世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。2025年7月、第36回の受賞者が世界6都市で発表されました。建築部門ではソウト・モウラが受賞。本賞はプリツカー賞(2011年)、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞(2018年)に続く最高の栄誉となりました。
ソウト・モウラは、その卓越した能力とセンスを長い学問的キャリアにも生かし、パリ・ベルヴィル建築学部、 ハーバード大学、チューリッヒ工科大学、ローザンヌ建築学部などを渡り歩いています。2011年には世界的な功績が認められプリツカー賞を受賞し、その後も数々の国際的な賞や表彰の頂点に立っています。カウニーについて「この時計が好きなのは、シンプルで時間もはっきりわかり、建物のようなものだからです。シンプルで機能的で、できれば美しくなければなりません。」と語っています。
■Tadao Ando(安藤忠雄)
安藤忠雄(あんどう ただお)は、1941年大阪生まれの、日本を代表する世界的に著名な建築家です。
大学で建築を学んだわけではなく、プロボクサーとして活動した後に独学で学びました。1969年に「安藤忠雄建築研究所」を設立し、イェール大学や、ハーバード大学で客員教授を務め1997年には東京大学教授に就任、2003年からは東京大学名誉教授を務めています。1995年にプリツカー賞を受賞し、2010年には文化勲章を受章しました。打ち放しコンクリートの壁を採用した建築や、自然光を取り入れたドラマチックな光と影の演出は特に有名で、代表的な作品には、初期の代表作である住吉の長屋や、大阪の光の教会、直島の地中海美術館、表参道ヒルズ等があります。
■Shop(取扱店舗)
2025年7月30日(水)よりこれらの商品を全国の美術館、ミュージアムショップ、腕時計専門店で取り扱いを開始します。店舗により取扱商品のバリエーションが異なりますのでご注意ください。
全国の「Architects of Time(アーキテクツ・オブ・タイム)」取り扱い店舗一覧はこちらから。
■Alvaro Siza(アルヴァロ・シザ) <商品仕様>
価格 |
31,900円(税込) |
ムーブメント |
日本製クオーツ |
ケース |
ステンレススチール |
ケースサイズ |
幅30mm/35mm 厚6mm |
ストラップ |
イタリアンレザー 幅14mm/16mm |
風防 |
サファイアクリスタル |
防水 |
3気圧防水 |
重さ |
23g/31g |
保証期間 |
2年 |
■Rafael Moneo(ラファエル・モネオ) <商品仕様>
価格 |
34,650円(税込) |
ムーブメント |
日本製クオーツ |
ケース |
ステンレススチール |
ケースサイズ |
幅30mm 厚6mm |
ストラップ |
ホーウィンレザー 幅18mm |
風防 |
サファイアガラス |
防水 |
3気圧 |
重さ |
31g |
保証期間 |
2年 |
■Souto Moura(ソウト・モウラ) <商品仕様>
価格 |
33,000円(税込)/CSM003のみ34,650円(税込) |
ムーブメント |
日本製クオーツ |
ケース |
ステンレススチール |
ケースサイズ |
幅32mm/38mm 厚7mm |
ストラップ |
ジャーマンレザー 幅16/19mm |
風防 |
サファイアガラス |
防水 |
3気圧 |
重さ |
27g/35g |
保証期間 |
2年間 |
■Tadao Ando(安藤忠雄)<商品仕様>
価格 |
34,650円(税込) |
ムーブメント |
スイスパーツ クオーツ |
ケース |
ステンレススチール316L |
ケースサイズ |
幅31.5mm/37.5mm 厚10.5mm |
ストラップ |
イタリアンレザー 幅15mm/18mm |
風防 |
サファイアガラス |
防水 |
3気圧防水 |
重さ |
31.5g/44.0g |
保証期間 |
2年間 |
■About CAUNY
カウニーの歴史は、第一次世界大戦勃発に伴い、スイスに逃れ定住を余儀なくされたポーランド一家、グレブラー家の歴史と深く結びついています。この地で1927年アルベール、アンリ、ミレイユの三兄弟によりオリジナルのブランド「カウニー」が誕生しました。 末っ子のミレイユは、世界で初めて時計ブランドを率いる女性となり、彼女は独創的でエレガントなデザインの高品質な時計を世界中に届けるという夢を形にしました。アルベールとアンリは客船に乗り込み、地中海の港町から港町へと渡り、カウニーの時計を世界中に届けました。スイスの品 質と独創的なデザインでカウニーは世界でカルト的な人気を誇る時計ブランドとして確固たる地位を築きます。当時、多くの人々にとってカウニーは初めて手にする時計で、50~70年代には世界中の人々がカウニーの時計を手首に巻くこととなりました。1927年から 今日まで、カウニーは故郷であるスイスで自動巻き機構を製造しています。創業から100年近く経った今も、時計製造の伝統と原則を守り続けながら、未来の時計を創り出すため日々努力を続けています。
■日本総輸入代理店
社名:マーサインターナショナル株式会社
所在地:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9 TQ茅場町 4F
担当者:相羽・池田
TEL:03-3527-3920
メール:info@marsainc.co.jp