モチーフはタツノオトシゴ。100本限定生産。
株式会社ウエニ貿易のプレスリリース
https://www.spinnaker-watches.jp/feature/umisakura
8月20日発売 / 7月21日予約開始(海の日)
株式会社ウエニ貿易(本社:東京都台東区、代表取締役社長:宮上光喜)は、腕時計『SPINNAKER<スピニカー>』から、『HASS AUTOMATIC UMISAKURA LIMITED EDITION(ハス オートマティック 海さくら リミテッドエディション)』を発売します。
株式会社ウエニ貿易(本社:東京都台東区、代表取締役社長:宮上光喜)は、腕時計ブランド SPINNAKER(スピニカー)から、江の島を中心としたゴミ拾い活動を続けるNPO法人海さくらとコラボレーションしたHASS AUTOMATIC UMISAKURA LIMITED EDITION(ハス オートマティック 海さくら リミテッドエディション)を発売します。鮮やかなブルーダイヤルに活動の象徴であるタツノオトシゴを大胆にデザインし、海さくらが目指すキレイで美しい海を表現しました。100本限定生産です。
海を越え、海と生きる時計──。イタリアで生まれたスピニカーは、ヨットやフリーダイビング等の海のスポーツに関わる人々の腕時計としてデザインされ、常に海の世界と関わり続けてきました。そうしたスピニカーのアイデンティティーや哲学が日本の多くの方へ広まっていく中、海の環境美化を推進するNPO法人海さくらとお互いの存在を共感し合い、その証をコラボレーションモデルとして形に残すことを決定しました。
【海さくらとは】
2005年12月より、海の環境美化を推進し続けてきたNPO法人。神奈川県江の島の海に、かつて生息していた「タツノオトシゴ」が戻ってくるようなキレイな海にするため、「楽しい」「体験」「体感」をキーワードに、毎月のゴミ拾いや関連団体との協業、各種啓蒙活動に取り組んでいる。
最大の特徴は、文字盤中央に大きく描かれたタツノオトシゴのグラフィックです。これは、「江ノ島にタツノオトシゴが住める美しい海を取り戻す」という海さくらの夢に由来したもの。まさに龍を思わせるような凛とした姿で、見る者を幻想的な海の世界へと誘います。このグラフィックにはスーパールミノバ加工も施され、海中などの暗所ではタツノオトシゴが青く神秘的に浮かび上がるというギミックも宿しています。
逆回転防止機能付きベゼルには、タツノオトシゴの学名「HIPPOCAMPUS ERECTUS」を刻印。秒針の後端は、「永遠」「無限」を象徴するタツノオトシゴの螺旋状の尾を思わせるようなカーブを描き、その独創的な存在感をふんだんに散りばめました。
基調カラーに鮮やかなブルーを採用し、海さくらが目指す「キレイな海」を表しました。ダイヤルは海底の砂地の思わせるようなサンドブラスト仕上げ。外周に行くほど色合いが濃くなるグラデーションは、淡い光が差し込む海中をイメージさせ、中央にいるタツノオトシゴを浮かび上がらせます。
ケースバックにもコラボレーションならではのディテールを用意しました。タツノオトシゴのシルエットで型抜きした特別なシースルー仕様で、そこから信頼性の高い日本製SEIKOムーブメントNH35の動きを堪能できます。
ベースモデルのハス オートマティックは300m防水を備え、マリーングレードのステンレススティール製ケースにカウントダウンと経過時間を表示するデュアルレジスタンス・ベゼルを備えた実用時計です。著名なドキュメンタリー映画製作者であり、かつ作家で生物学者であるハンス・ハスからインスパイアされたもので、海の美しさや神秘性を広めた彼の偉業に照らし、今回のコラボレーションにこれ以上適切なモデルはありませんでした。
ステンレススティール製ブレスレットのほか、ブルーのNATOストラップも同梱。環境美化を目指す海さくらの信念に沿い、素材には回収された使用済みペットボトルを再利用したr-PETが使われています。
さらには、ストラップと同じくr-PET素材を使ったオリジナルキャップもセットに。スピニカーと海さくら、それぞれのネームやタツノオトシゴのシルエットが刺繍され、活動への賛意を示せます。
商品概要
HASS AUTOMATIC UMISAKURA LIMITED EDITION
●品番:SP-5166-11
●価格:71,500(税込) ¥65,000(税抜)
●限定:100本限定生産
●発売日:8月20日
●予約開始:7月21日(海の日)
●スペック
自動巻き NH35 / サファイアクリスタルレンズ / ステンレススチール
r-Petラップ付属 / 30気圧防水 / 100本限定シリアルナンバー / ケースサイズW43㎜×H43㎜
インタビュー
このたびのコラボレーションに関し、スピニカーとともに心から情熱を注いでくれた海さくら代表の古澤 純一郎氏に、完成に至ったハス オートマティック 海さくら リミテッドエディションについての印象を聞きました。
「スピニカーが掲げる『海を越え、海と生きる時計』『海の世界へ挑む冒険心をかたちに』というコンセプトにシンパシーを感じていました。また、私たちは海へアプローチする活動が多いこともあり、防水性をはじめとする実用的な機能や優れた品質を備えていること、それらを投影したデザインも魅力に感じてました。作りの端々から海を大切にしている気持ちが感じられ、志を同じくする者同士なのだと感じていました。今回、こうしてコラボレーションモデルを発表できたことは、率直にうれしい限りです。
私たち海さくらは、『江の島にかつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるような海にする』ことを目標に、20年にわたりごみ拾いを中心にした活動を続けています。そうした私たちの想いを表現するのに、タツノオトシゴ以上にふさわしいモチーフはありません。何度もリテイクをお願いし、最終的に凛とした姿のタツノオトシゴを文字盤やケースバックに描いていただきました。『海を絶対にキレイにするぞ!』という私たちの信念や挑戦への決意であり、海への冒険心も感じさせる最高のタツノオトシゴです。
同梱するストラップに使用済みのペットボトルを再利用したr-PET素材を起用したことも、私たちの活動理念に通じる想いを感じます。海さくらが活動をはじめて20年が経ちましたが、海はまだキレイになっておらず、タツノオトシゴが戻るにはさらなる対応が必要です。活動に賛同していただいている皆様の思いやりのある行動や活動がこれからも続くことを願いつつ、この時計を身につけて、いっそう活動に励んでいきたいと考えています」
2006年9月から一月も休むことなく継続的にゴミ拾いを実施している海さくら。環境保護活動に寄せる想いも伺いました。
「海が好きだから、キレイにしたいのです。海にゴミは必要ありません。最初は一人で活動を始め、『海をキレイにする』なんて途方もない夢物語のようでしたが、今では数万人規模の活動にまで広がっており、必ず達成できる目標だと信じています。そして一方では、真剣に誠実に活動するものの、参加してくれた方たちに押し付けないこと、体験・体感を通じて生まれてくる気持ちや絆を大切にしています。『目指せ! 日本一楽しいゴミ拾い!』というスローガンを掲げているように、活動の継続には楽しさも重要だと考えているからです。
20年にわたって活動を続けてきましたが、まだまだゴミ拾いや環境活動、NPO団体に対する知識不足や偏見のようなものがあると感じています。押し付けないよう配慮しつつ、色々な角度から海への関心を高めていくことが重要であり、今回のスピニカーとのコラボレーションもそうしたアプローチもひとつとなるはず。これからが勝負だと考えております」
今作の売上の一部は海さくらに寄付され、海さくらの活動をサポートします。
また、スピニカーは7月21日 海の日に開催される、「第213回 海さくらゴミ拾い BLUE SANTAごみ拾い2025」に参加します。会場ではいち早くコラボレーションもでるのサンプルをご覧いただけます。
https://umisakura.com/bluesanta/e2025/
【SPINNAKER |ブランド概要】
海を越え、海と生きる時計
インナーベゼルが回転するコンプレッサーケース、潜水艇をイメージしたバブルレンズ……スピニカーに宿るのは、深淵なる世界を切り拓いてきた海のパイオニアたちのスピリット。輝かしい黄金時代や現代に至るダイビングの歴史に敬意を払い、ヴィンテージが放つ美学に敬意を払ってきました。
内に秘める革新性とクラフツマンシップ
海の魅力や冒険心を表したスピニカーのタイムピースは、どれも高度な基準に基づいて製造されています。ヴィンテージなスタイルの中には革新的な技術や厳選された素材が使われ、職人たちのクラフツマンシップを秘めています。
海の世界へ挑む冒険心をかたちに
スピニカーが誕生したのは、偉大なるダイバーやヨットマンを数多く輩出してきたイタリア。ヴィンテージとダイバーズを融合したデザインは、イタリア、イギリスやフランスなど世界中で人気を博し、2019年からは日本を含むアジアでの展開も始まりました。
ブランド名の由来は、追い風を操る帆。ヨットの前方に位置し、追い風を受けて走るときに使用される半球形の帆のことで、海の世界へと駆り立てる“アドベンチャー精神”を表しています。