CFCLが策定したSDGs Performance Guidelineを全面刷新 – VOL.9 Collectionレポートと共に一般公開 –

株式会社CFCLのプレスリリース

©️CFCL Inc.

CFCLは、VOL.9 Collection (2025年春夏) の「CONSCIOUSNESS REPORT」の発行にあわせて、独自に策定・運用してきた評価ツール「SDGs Performance Guideline (以下、SPG)」を、CFCL公式ウェブサイトにて公開しました。

SPGは、CFCLがCONSCIOUSNESS REPORTを進めるにあたり、取引先の実態を丁寧に把握するために策定されたガイドラインです。SDGsの17目標に加え、他社のチェックリストやエコアクション21などのフレームワークを参考に、CFCLが独自に作成した全100項目で構成。各項目に回答することで、企業活動における社会的・環境的責任の現状を可視化し、到達点と課題を明確にできます。

2021年の初回実施から4年が経過した今回、各取引先との対話を重ねる中で得た知見をもとに、より実効性の高い内容へと評価基準を全面的に刷新しました。以下が、CFCLのSPGの特徴と独自性になります。

B Corp基準を取り入れ、社会性・多様性・ガバナンスも評価対象とする設計 5段階評価により、段階的表現で改善を促進できる柔軟な評価構造 エコアクション21が重視する環境管理に加え、人権・労働環境・ガバナンスなどの非財務情報の補完 関係各社との対話を重視し、共有しながら進めることで改善を促す運用方針

SPGは、社会性・環境・ガバナンスを包括的に捉えたい企業や、既存の複数のフレームワークを統合的に活用したい企業、さらには評価を通じて取引先との対話を重ねながら改善を進めたいと考える企業にとって、有効に機能します。

CFCLはSPGを、サプライチェーンを含むすべてのステークホルダーと共に歩むための「共創」の指針と位置づけています。ファッション産業が抱える社会・環境課題の解決には、一社のみの取り組みでは不十分であり、パートナーとの協働が不可欠です。創業以来、持続可能な社会の実現を目指すCFCLは、こうした共創の姿勢を大切にしながら、関係各社との連携を深めてきました。

この公開によって、CFCLが培ってきた評価の枠組みが業界全体に広がり、日本のファッション産業全体の底上げと、より良い未来の実現へ貢献できることを願っています。

©️CFCL Inc.

CONSCIOUSNESS REPORT」では、CFCLが衣服としての機能性、環境への配慮、最適な素材の選択、流通経路の透明性を追求するにあたり、シーズンごとの進捗状況を報告しています。

最新のVOL.9 (2025年春夏) では、下記の3項目について公開しました。

1. 素材の調達

 地球環境および生産者の労働環境への責任の履行が認証された素材の使用率、91.91%を達成

2. LCA (ライフサイクルアセスメント)

 前シーズンに比べて大幅に対象型数を増やし、約81%の製品でLCA算出を実施

 算出が難しい付属品の中からファスナーについての検証結果を報告

3. コミュニティ領域での活動

 主要な取引先工場へのSPG (SDGs Performance Guideline) の実施

 CFCLが独自に作成した全100項目で構成した自主評価ツールによる検証の結果報告

全文は下記よりご覧いただけます。

CONSCIOUSNESS REPORT VOL.9

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