株式会社カンペールジャパンのプレスリリース
「CAMPERLAB(カンペールラボ)」は、クリエイティブディレクターのAchilles Ion Gabriel(アキレス・イオン・ガブリエル)の下で、Paris Menswear Spring-Summer 2026 Fashion Weekの一環として、ブランド初のショーを開催しました。
会場は62 Avenue de la Républiqueにある、現在は使われていない立体駐車場。靴職人から本格的なファッションブランドへの進化を象徴する場となりました。光が影から時間を借りる世界を舞台に、スモーキーで薄暗く、蛍光灯が灯る空間で展開され、ディストピアとユートピアが同時に織りなすこの空間は、見る者を一瞬にして別世界へと誘います。青い駐車ディスクという日常的なアイテムの招待状が、コンクリートに包まれたガレージの狂気的な舞台と物語を繋ぎます。メイクはInge Grognard、ヘアスタイリングはLouis Ghewyが手掛け、エンジンオイルに染まり汗にまみれたキャラクターたちがムードを盛り上げます。
CAMPERLABはその名の通り、気まぐれな性質を持ち、常に新しいアイデアが流入する実験室です。常に変わらないのは、対照的な要素が融合する世界と、特定のキャラクターを中心に構築されたデザイン哲学です。これは、ショーのキャスティングにも顕著に表れており、キャスティングディレクターのChouaïb Arifの協力を得て実現しました。このユニセックスコレクションを着用するのは、潜在的なストリートキャストから、Lia Lia、Gigi Goode、Matt Ox、Coucou Chloeといったカルチャーアイコン、そしてCAMPERLABに再び登場するRaya MartignyやSven Marquardtなど、実に多様な人々。彼らはブランドの予測不可能な性質と共鳴する、ユニークな個性の架け橋となっています。オリジナルのサウンドスケープとショートラックは、Pandora’s Jukeboxによって制作され、Michele Rizzoの振付による演出とともに象徴的な旅が描かれました。
つま先で感じるスパイクは、新作スニーカー「TORNADO(トルネード)」のアウトソールに取り付けられています。ベストセラーシューズ「TORMENTA(トルメンタ)」(*スペイン語で嵐)をサングラスにアレンジ。歪んだグリッドは、慣れ親しんだパターンを歪めることへの絶え間ない探求をしており、今回は、トロンプルイユのタータンチェックスーツを通して表現しています。
オーバーサイズのプリントデニムコートに加え、CAMPERLABの定番でもあるクロコダイルのエンボス加工レザーと、擦り込まれたヴィンテージライクなレザーをまとったフルコーディネートがステージを飾ります。レザー小物のラインナップも拡大を続けており、「LAUKKU」と「BIG LUNSS」という新しいフォルムが登場し、これまで以上にねじれた歪んだデザインを提供しています。
今シーズンは、ショー会場とコレクションの両方で見られるように、CAMPERLABのブランドロゴとモノグラムを刷新した最初のシーズンでもあり、親会社Camperから独立した存在としてCAMPERLABが成熟し、殻を脱ぎ捨てる変化を象徴しています。
CAMPERLAB(カンペールラボ)
2015年にカンペールのエクスクルーシブラインとしてスタート。最先端のテクノロジーと革新的なデザインを融合させたハイエンドなアイテムをラインナップ。2020年より新クリエイティブディレクター、Achilles Ion Gabriel(アキレス・イオン・ガブリエル)のもと、「シンプルでありながら洗練されていて、ちょっぴり皮肉めいている」独創的で繊細なデザインを提案しています。カンペール公式オンラインストア、新宿フラッグスと厳選されたセレクトショップにて展開中。