京友禅の千總 47色・250点の着物を寄贈|京都・花街が誇る伝統伎芸を保存・継承する「おおきに財団」へ〈創業470周年記念 地域貢献事業〉

寄贈を通じ、京都でともに伝統の美と技を支えることで、地域社会へ貢献します。

株式会社千總のプレスリリース

京友禅の千總は、2025年に創業470年を迎えたことを記念し、京都の伝統文化や花街が誇る伝統伎芸の保存・継承を目指す公益財団法人京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)へ、着物250点を寄贈いたしました。本事業は、寄贈を通じて京都でともに伝統の美と技を支えることで、地域社会への貢献を目指すものです。五花街の全ての芸妓さん・舞妓さんにご着用いただける点数をご用意しています。

47色の色無地   若菜色、藤色、鴨川鼠(かもがわねず)など、日本の伝統的な色彩を踏まえつつ、現代の京都のまちに映える色で染め上げている。

2025年6月19日、京都市内のホテルにて寄贈先である公益財団法人京都伝統伎芸振興財団の鈴鹿且久理事長をはじめ、五花街の各組合長のみなさまにご出席いただき、株式会社千總ホールディングス 取締役会長 西村總左衛門より目録の進呈を行いました。

この寄贈が、京都の美の文化を未来につなぐ一助となることを願っております。

伝統の技

色無地は、絹に美しい色彩を表現するという、染織における重要な技術の粋とも言えます。今や希少になってきた職人の手仕事で一枚一枚染めています。

47色の彩り

日本の伝統的な色彩を踏まえつつ現代の京都のまちに映え、現代の女性を美しく見せる色として、470周年にちなんだ47色を選び、製作しています。

寄贈品:着物(色無地 反物) 250点   
寄贈者:株式会社千總ホールディングス  
寄贈先:公益財団法人京都伝統伎芸振興財団

【千總について】

千總は、永らく京友禅を手がけてまいりました。

1555年に京都・烏丸三条で創業して以来、時代ごとの美を映しとり、技の粋を集めて多様な染織品を生み出しています。美をひとすじに追い求め創造したきものはたくさんの人生に寄り添い、特別なひとときを華やかに彩っています。その喜びを心にとめ、受け継がれた伝統に新たな感性を吹き込み多くの方に美と感動的な体験をお届けしていきます。

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