ウーマンズ パビリオンで開催中の「WA ダイアローグ」、世界中から各界のリーダーたちが集結し、活発な議論を展開

WEEK 1 : 6月9日-6月15日

リシュモン ジャパン合同会社のプレスリリース

すべて© SINA ENGIN

6月9日から22日までの2週間、ウーマンズ パビリオンの2階に位置する「WA」スペースでは、カルティエ インターナショナルが主催する「WA ダイアローグ」が開催されています。「SHAPING THE WORLD TOGETHER」をテーマに、それぞれのセッションでは、ジェンダー平等と持続可能性を促進するための、革新的なアイデアや行動可能なソリューションが提示されます。そして、「WA ダイアローグ」への参加者一人ひとりが、社会にポジティブな変化を生み出すために自身がなしうることを振り返り、ウーマンズ パビリオンの空間を超えて、その使命を社会へ広げていくことを目指しています。

第1週となる、9日から15日には、山崎直子(宇宙飛行士)、坂東眞理子(昭和女子大学総長)、熊川哲也(クラシックバレエダンサー)、中田英寿(HEROsプロジェクト発起人)らを迎えて13の多彩なセッションが開催され、来場者を魅了しました。

6月9日:「パワーバランスの再構築:女性リーダーシップの促進」

プロボクサーであり、人権活動家でUNICEF UK大使をつとめるラムラ・アリが、女性がリーダーシップをより多く担い、成功を収めるために何が必要かを、自身の経験や気づきを交えて紹介。半生を振り返りながら、女性がリーダーになるための障壁を取り除く具体的な方法を説明し、リーダーシップへ着実なステップを築く上で教育、メンターシップ、アクセスが重要であることを強調しました。また、このセッションでは、ウーマンズ パビリオン内の展示「YOUR HAND」に参加している、作家の崔実(チェシル)と社会起業家のシャンニ・タンダも登壇。それぞれが抱える葛藤とどのように向き合い克服してきたのかを語り合いました。

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6月10日:「新たな地平へ:宇宙探査から考える地球の未来」

宇宙飛行士の山崎直子が登場し、人類の宇宙への進出の加速とともに浮かび上がる、地球上での私たちの責任について言及しました。宇宙探査は、科学の進歩を促進する一方で、地球がいかに脆弱であるかを明らかにしています。このセッションでは、気候変動や未来に向けた協働関係の構築など、現在の大きな課題に取り組む上で、私たちが宇宙から学べることや、未来への希望と挑戦をについて語り合いました。

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6月11日:「変わりゆく家庭のかたち:社会変化とジェンダーの役割を考える」

昭和女子大学総長である坂東眞理子が登壇。ジェンダーの役割の変化に伴い、キャリアと家庭生活における女性の立ち位置はどのように変わっていくのか。さらに、より多くの女性が働き、リーダーシップを担うことで、どのような経済的、社会的メリットが生まれるのかなど、本セッションでは、現代社会における男女の役割の変化とともに輝ける未来について掘り下げました。

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6月12日:「社会的利益の解放:あらゆる人に恩恵をもたらす、インパクト主導のビジネスを育成」

カルティエは、女性インパクト起業家の支援を通して世界に変革をもたらすことを目的として2006年に「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ(CWI)」を創設しました。このセッションでは、CWIのフェロー(同プログラムのアワード受賞者)である、起業家のナミタ・バンカ、クリスティン・カゲツ、マリアム・トロシアンをスピーカーに迎え、社会や環境にインパクトをもたらす企業が発展するための条件や、企業が真の意味で違いを出すために必要な、未開拓の機会について考察しました。

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6月12日:「大胆に創造すること:アートが未来を形づくる時」

世界のアート界を牽引するアーティストの森万里子と、香港故宮文化博物館 副館長でコレクションやプログラムのキュレーションを手掛けるデイジー・イーヨウ・ワンによる貴重なセッションが実現しました。不確実性が高い世界において、アーティストやキュレーターは単に文化を解釈するのではなく、未来を見通して新しい可能性を形づくる役割を担います。二人の活発な対話を通して、本セッションは、私たちが変化する世界に立ち向かい、他者とつながり、新しい未来を考える上で、テクノロジーの力を借りたクリエイティビティがいかに役立つのかを探りました。さらにこの対談では、アーティストが伝統とイノベーションにどう取り組んでいるのか、そしてアートで活躍する女性たちが、リーダーとして変化を起こすことをどう再定義しているのかを考察しました。

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6月13日:「クリエイティブな表現の普遍性:いかにして文化間の対話が社会規範を形づくるのか」

林家つる子の落語から始まり、プリ・アルスエレクトロニカのヘッドを務める小川絵美子、バンコク芸術文化センター ディレクターのアデュラヤ・フーントラクル、アーティストで僧侶の西村宏堂、そしてドキュメンタリー映画監督のマイテ・アルベルディが対談。アートを通じた文化間の対話が、支配的なナラティブにどのように疑問を投げかけ、新しいクリエイションを生み出し、思いやりのあるインクルーシブな未来を築くことにつながるのかに焦点を当て、議論を繰り広げました。

左:© Cartier、中央、右:© SINA ENGIN

6月14日:「夢を現実に:障壁を撤廃し、子どもの憧れを叶える」

モデレーターに中村江里子を迎え、クラシックバレエダンサーの熊川哲也と航空会社機長兼教官の藤明里、そしてウーマンズ パビリオン内の展示「YOUR HAND」に参加しているすし職人の三好史恵の3名が、それぞれ乗り越えてきたチャレンジ、闘ってきた偏見、持ち続けてきた情熱について披露。次世代の人々がどんな道を選んでも自由に夢を見て、限界を押し広げ、自分のポテンシャルを信じられるよう、エールを込めた力強いメッセージを残しました。

ともに© SINA ENGIN

6月14日:「アスリートが挑む社会変革」

HEROs Sportsmanship for the futureとのコラボレーションで開催されたこのセッションでは、アスリートが、どのようにその影響力、知名度、コミットメントを活かし、社会的インパクトを高めて、ジェンダー平等を推進し、コミュニティを活性化させているのかにスポットライトを当てました。HEROsプロジェクト発起人の中田英寿が、日本財団専務理事としてHEROs拡大の立役者となった笹川順平、そして女性アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題に取り組む1252プロジェクトのリーダーとしてHEROs Awardを受賞した一般社団法人スポーツを止めるな代表理事で元オリンピック競泳選手の伊藤華英とともに、どうすれば慈善団体がアスリートとの取り組みを拡大させ、社会的なインパクトや影響力を最大化させることができるのかを掘り下げました。

ともに© SINA ENGIN

6月15日:「隠れた貧困:経済的な苦境に立つシングルマザー」

慶応義塾大学教授で大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンプロデューサーでもある宮田裕章がモデレーターを務め、東京大学教授の山口慎太郎と東京都立大学教授の阿部彩とともに、日本のシングルマザーが直面している「貧困」という問題において、社会として何ができるのかの熱い議論を展開しました。

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6月16日-22日かけての第2週も、ガブリエラ・ハースト、SHELLY、河瀨直美、永山裕子、片岡真実といった各界で活躍するスピーカーによるセッションが続きます。

これらのセッションの模様は、カルティエの公式YouTubeで来月以降順次配信いたします。

https://www.youtube.com/cartier

ウーマンズ パビリオンのミッションは、未来世代へと受け継がれるレガシーを創造するとともに、世界中のコミュニティからインスピレーションを得ることで人類の叡智を紐解くことにあります。パビリオンに足を踏み入れると、そこには誰かの人生の物語や世界が抱える課題、そして私たちがともに願う未来への希望が広がっています。

個人のリフレクション(振り返り)とグローバルなアクションの橋渡しをする「WA」スペースは、アイデアの合流点としてアゴラ(ギリシャ語で人が集まる場所)の役割を果たし、対談やパネルディスカッション、講演会などを通して、喫緊の世界課題について議論を展開します。万博期間中の6ヶ月間、150以上のセッションがこの「WA」スペースで開催予定。より明るく公正な未来を築くために個人に力を与える、ウーマンズ パビリオンのコミットメントを体現しています。

「WA」スペースでのセッションは、ご来場予約をされたどなたでもご参加いただけます。ご予約は、ウーマンズ パビリオン ウェブサイト(https://register.cartier.com/ja/wa-2025)で承っております。

#WomensPavilion

#Expo2025

#CartierWaDialogues

#Cartier

お問い合わせ先:カルティエ カスタマー サービスセンター 0120 1847 00

ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartierについて

2025年大阪・関西万博において、内閣府、経済産業省、2025年⽇本国際博覧会協会とともに出展する本パビリオンは、「ともに⽣き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに掲げ、すべての人々が真に平等に生き、尊敬し合い、共に歩みながら、それぞれの能力を発揮できる世界をつくるきっかけを生みだすことを目指し、女性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを来場者に呼びかけます。

https://womenspavilion.cartier.com/ja/

カルティエについて

カルティエは、世界有数のラグジュアリーメゾンとして、開かれた精神と好奇心を常に持ち、独創的なクリエイションを通じて、あらゆるものの中に潜む美を見出し続けてきました。ジュエリーやファインジュエリー、ウォッチメイキングからフレグランス、レザーグッズやアクセサリーに至るまで、多岐にわたるカルティエのクリエイションには、卓越した職人の技と時代を超越するシグネチャーが融合しています。

リシュモングループの一員であるカルティエは、旗艦店をはじめとするブティックや正規代理店、オンラインブティックを国内外で展開しています。

https://www.cartier.jp/

2025年大阪・関西万博について

2025年⼤阪・関⻄万博は世界最⼤の博覧会として、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、人類の輝きと偉業を称えます。

この比類ないイベントは2025 年4 月13 日から10 月13 日までの184 日にわたり開催され、2820 万人の来場者が見込まれます。

https://www.expo2025.or.jp/

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