太宰治グラフィティプロジェクト　マクアケで開始

太宰治グラフィティプロジェクトの第一弾として、社中が製作した中で一番人気の太宰治本人が描いたイラストをアイコンに、厚手生地の定番Tシャツと軽くて着やすい昨今のトレンドであるビッグシルエットTシャツを製作しました。

６月７日１４時（予定）から応援購入がスタートされます。

これは太宰治が学生時代に描いたイラストを、所蔵元の弘前大学附属図書館と本家末裔の方からの承認を得て制作された貴重なデザインのTシャツです。

やや厚手の生地を採用した定番Tシャツ

白でも透けづらいやや厚手の生地を採用していますが、ゴワゴワせず着やすいTシャツです。

トレンドのビッグシルエットTシャツ

昨今トレンドのビッグシルエットTシャツ。軽く、胴回りもゆったりなので着心地もよく様々なコーデに合います。

学生時代の太宰治は、執筆にもイラストにも力を入れていました。

画像左の文芸細胞は、学生時代に太宰治が企画し、仲間と作った同人誌です。表紙絵は太宰治が描いたイラストと言われています。

このプロジェクトは、クラウドファンディングの「マクアケ」からスタートします。

Tシャツ１枚につき１つ、ポストカードサイズの証明書も付属いたします。

さらに！

Tシャツ左袖には、マクアケ応援購入者様限定の2025トレンドカラータグが縫い付けられます。グリーンの色合いが爽やかなワンポイントです！

昨今では太宰治はアニメなどでも描かれており、若者にも人気が出始め、そこから文豪・太宰治のファンになる方も多いです。

しかし３０代以上の読書率は年々減少傾向にあり、太宰治の著作に直接アクセスする人口も減っているんです。

そこで私たちは新しい切り口からファンを増やし、青森に観光に来る人を増やしたいと思い、このプロジェクトを開始しました。

学生時代の太宰治は、作家になるか画家になるか迷っていた時期がありました。だからこそ彼のイラストは洗練された可愛さやデフォルメの良さが引き立っているのかもしれません。

多くの作品を残した太宰治のバックボーンとなる学生時代のイラストを着るということは、執筆にもイラストにも専念していた彼の物語を着るということなんです。

私たち社中は青森県北津軽郡中泊町を拠点に活動している団体です。

隣町には太宰治の生家である斜陽館もあります。

しかしなぜ中泊町なのか。それは太宰治が著作「津軽」で書いた「自分の母と思っている」という子守のタケさんが暮らした町だからです。

タケさんとは幼少期の太宰治の子守をしていた方で、小説「津軽」ではタケさんと奇跡の再会を果たします。その場所が中泊町小泊なのです。小泊にはその事実に基づいた多くの石碑や施設があります。

太宰治の著作を読んでファンになった方だけでなく、アニメや映画などからファンになった方も多いです。そんな中、私たちは「人間 太宰治」を知ってもらうことをきっかけにファンになってもらいたいと思い、新しい切り口のプロジェクトを開始しました。

売上の使い道

今回、マクアケの売上の一部は地域活性化活動、太宰治を広めるための活動に使わせていただきます。

過去の実績

私たちは太宰治に関する様々なグッズを販売してきました。その売上を使った活動の一部をご紹介します。

太宰治　文学の碑の清掃と拡散

津軽の歴史を語る会前会長であり小説「津軽」の像記念館初代館長である柳澤良知さんが、太宰治がタケさんと実際に出会うまでに辿った道に建立されている６基の石碑の清掃を行い、石碑の存在をSNSで周知。

老朽化したバス待合所の修繕

中泊町小泊にある、小説「津軽」の像記念館近くの老朽化したバス停を修繕しました。

観光客や地元の人もよく使うバス待合所であることから、売上の全部とメンバーの自腹を使い内装から綺麗にリフォームしました。さらに田舎ではバスの本数も少ないため、待合所にいる時間も長くなります。そんな時でも楽しめるように、太宰治の生まれた金木町で活動しているアーティストの山本風花さんに特大の絵画を描いて頂き、待合所内に一定期間展示しました。またこの絵の染料には青森市浪岡にある「あおもり藍工房」の藍をふんだんに使用してもらい、津軽海峡の深い海を表現して頂きました。

朗読家テミばっちゃの津軽朗読動画配信

小説「津軽」の像記念館内で朗読家のテミばっちゃ（対馬テミさん）に津軽弁のイントネーションで、小説「津軽」のタケさんと出会うシーンの朗読をして頂きました。その際、県内メディアの方も同席し、記事にして頂きました。

今後の活動

今後も太宰治を全国の方々に知ってもらうための活動、そして青森県の地域活性化活動をするために尽力していきたいと思っております。そのためにもマクアケでの応援を何卒よろしくお願い致します。