タグ・ホイヤーのモーターレーシング、映画、時間そのものに捧げるオマージュ、タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ

LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン株式会社 タグ・ホイヤーのプレスリリース

スイス、ラ・ショー・ド・フォン – 2025年5月23日:スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーから「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」が登場します。この時計は単に時を告げるだけでなく、その瞬間を永遠に捉えます。大胆なライン、共感を呼ぶデザイン、そして映画の名シーンで強い印象を残したことで、このタイムピースは、そのアイデンティティとそこから伝わる感動を通じて、はるかに大きな存在を象徴するものとなります。そうした精神を体現する、鮮烈な印象を残す新エディションとして生まれ変わったこのタイムピースは、モーターレーシングの精神、映画が放つクールな魅力、そして何よりも「タグ・ホイヤー モナコ」をアイコンにした大胆なスタイルを讃えています。

ガルフとのパートナーシップによって誕生したこの新作クロノグラフが、モータースポーツの黄金時代と「モナコ」のアイコニックな地位を不動のものとした、往年の名作映画との絆を呼び覚まします。971本限定のこのモデルは、映画『栄光のル・マン』が公開された1971年の世界へと私たちを誘い、レーシングカーの咆哮が響くあの時代へ、そしてポルシェ917Kのステアリングを握るスティーブ・マックイーンの伝説へと時が遡らせます。

この新しいタイムピースは、タグ・ホイヤーとF1モナコGP、双方の歴史における決定的な瞬間に合わせて登場します。その瞬間とは、史上初めてこの象徴的なレースの名称にタイトルパートナーの名が冠され、「フォーミュラ1 タグ・ホイヤー モナコ グランプリ」となること。この新しいリミテッドエディションを通じて、タグ・ホイヤーは、モーターレーシングへの情熱を体現し、モータースポーツ界で最も伝説的なサーキットのひとつとの絆をさらに強固なものにしていきます。

伝説の誕生

1969年にデビューを飾った「ホイヤー モナコ」は、当時のクロノグラフのイメージを根底から覆す存在でした。時計といえば丸型ケースが主流だった時代に、「ホイヤー モナコ」は大胆な角型ケース、シャープにつけられた角度、そして左側に配されたリューズという斬新なデザインで登場します。これは、この時計が、日々の手動での巻き上げを不要とする自動巻ムーブメントを搭載していることを、視覚的にも機能的にも力強く物語っていました。さらにこの時計は、「キャリバー11」を搭載し、角型防水ケースに収められた世界初の自動巻クロノグラフとして、時計史にその名を刻んでいます。

1970年、映画『栄光のル・マン』の撮影現場で、主人公のレーサー、マイケル・ディレイニー役を演じるスティーブ・マックイーンが、スクリーンに映る自らのアイデンティティの一部として「ホイヤー モナコ」を選びます。誰かに選んでもらうのではなく、ホイヤーの親しい友人であり、モータースポーツ界で名を馳せ、映画でマックイーンのレーシングアドバイザーを務めたジョー・シフェールのアドバイスを受けながら、マックイーン自らが選んだ時計でした。マックイーンのガルフストライプが入ったスーツ、アイコニックなブルーとオレンジのカラーリングが印象的なポルシェ917Kと並んで、「ホイヤー モナコ」は、その紛れもない角型とシグネチャーのブルーダイヤルにより、伝説の一部となったのです。

1971年にこの映画が封切られると、「タグ・ホイヤー モナコ」は歴史にその名を残すこととなり、スピード、スタイル、そして映画のようなクールな魅力を象徴するシンボルとなりました。

 それから数十年の時を経て、「モナコ」は進化を続けてきましたが、その本質はまったく変わることなく受け継がれてきました。オリジナルの「モナコ」に宿っていた反骨精神と、モータースポーツ文化との深い結びつきは今もなお力強く息づいています。その精神は、現在「タグ・ホイヤー モナコ」の名を冠するすべてのモデルに脈々と受け継がれているのです。

ストライプが物語るストーリー

ガルフのカラーリングは、モータースポーツにおいて一目でそれとわかる最も印象的なビジュアルアイデンティティのひとつです。ライトブルーと鮮やかなオレンジの組み合わせは、1960年代後半から70年代にかけての耐久レースにおける定番となり、その存在感を確立しました。また、この象徴的なカラーリングの背後には、タグ・ホイヤーとの友情を通じて、ガルフのモーターレーシング界に進出を支えた、ジョー・シフェールのような伝説的なドライバーたちの存在があります。彼らは、モータースポーツの歴史に名を刻むと同時に、ガルフの名声を高める立役者となりました。

さらにシフェールは、映画『栄光のル・マン』でマックイーンのドライビングコーチも務めただけでなく、彼の「ホイヤー モナコ」をマックイーンに紹介した人物でもあります。さらに、劇中でマックイーンが駆るポルシェ917Kは、象徴的なガルフのカラーリングを纏い、彼のレーシングスーツにはホイヤーとガルフの両ブランドのロゴがあしらわれ、腕元には「ホイヤー モナコ」が輝いていました。

タグ・ホイヤーとガルフが今も共に称え続けているのが、まさにこの輝かしいレガシーと両者の間に築かれた深い絆なのです。

新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」

「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ x ガルフ」には、こうした豊かな歴史が色濃く反映されています。「キャリバー11」を搭載し、1969年のレイアウトを忠実に蘇らせたこのクロノグラフは、左側に配されたリューズが、その起源を彷彿とさせます。

ダイヤルにはファイングレイン仕上げが施され、すっきりとしたエレガントなベースに、シグネチャーであるガルフ レーシングストライプが垂直に走ります。これはスティーブ・マックイーンのレーシングスーツを彩っていたストライプ

を瞬時に想起させるデザインです。針の下にはガルフのロゴを配し、ブランドの豊かなヘリテージを再現したタイムピースにのみ使用されるヴィンテージのホイヤーロゴを採用することで、この新しいリミテッドエディションが持つアイコニック個性を、さりげなく、しかし、力強く際立たせています。

ケースは、サンドブラスト仕上げを施したグレード2チタン製。レーシングカーの整備工場やパドックから着想を得た、手触りの良いマットな質感が特徴です。39 mmサイズでオリジナルの「ホイヤー モナコ」のプロポーションを忠実に再現しながらも、素材によって現代的な軽量感をプラスしています。

ホワイトのテキスタイルストラップは、プロのレーシングスーツに使用される耐熱性、難燃性を備えた「ノーメックス®」が採用されています。この素材の正統性はもちろんのこと、それ以上に深い意味を持つものは、この特別な「ノーメックス®」が、1970年の映画『栄光のル・マン』の撮影時にスティーブ・マックイーンをはじめとするキャストが実際に着用したオリジナルのレーシングスーツを製造した、アメリカの老舗メーカー、ヒンチマン社から調達されている点です。このエディションにおける同社の参画により、ストーリーが見事に完結し、ストラップがモータースポーツのヘリテージを物語る真のアイテムへと昇華しました。多様なシーンに対応できるよう、よりクラシックな装いを提案する、パンチング加工を施したブルーのカーフストラップも付属します。

この新作は、映画『栄光のル・マン』の公開年にちなんで、971本のリミテッドエディションとして登場。タグ・ホイヤーの名を冠した、モナコGPが新たな歴史の幕開けを告げる今年、このタイムピースは、過去と現在、ブランドとレガシーとが一体となる稀有な瞬間を鮮やかに捉えます。

<タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ>

https://www.tagheuer.com/CAW218G.EB0393.html

CAW218G.EB0393 /142万4,500円(税込予価)/ 2025年5月発売

キャリバー11 / 自動巻 / シルバーダイヤル / グレード2チタン製ケース / ケース径 39 mm / 100m防水 / ホワイトのテキスタイルストラップ

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