WILLTEXと首都高メンテナンス神奈川が戦略的パートナーシップを締結、労働環境改善・熱中症・防災、そしてSDGsへ貢献する共同開発を始動

首都高グループの高度な技術力と、CESベスト・オブ・イノベーション受賞のWILLTEXの革新技術が融合、国内BCP対策と持続可能な社会の実現へ

株式会社WILLTEXのプレスリリース

株式会社WILLTEX(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:上田 彩花、以下「WILLTEX」)は、首都

高メンテナンス神奈川株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:岡田 知朗、以下「首都高メンテナンス神奈川」と、この度、取引契約および秘密保持契約を締結いたしました。両社は、首都高グループが長年培ってきた特殊技術と、世界的な評価を受けるWILLTEXの革新的な技術を融合させ、労働環境改善、熱中症対策、防災対策に加え、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する商品の共同開発および販売チームの構築・強化を通じて、国内のBCP(事業継続計画)対策に資する活動を本格的に開始することをお知らせいたします。

(写真左から)株式会社WILLTEX 代表取締役社長:上田彩花、首都高メンテナンス神奈川株式会社 代表取締役社長:岡田 知朗

1.戦略的提携の背景と目的

首都高メンテナンス神奈川は、首都高速道路の維持管理を通じて、高度なインフラメンテナンス技術と現場の知見を蓄積してきました。一方、WILLTEXは、繊維業界出身の創業者2名が革新的な製品開発に取り組む企業です。

本提携は、両社の強みを掛け合わせることで、社会が直面する様々な課題解決に貢献することを目指すものです。特に、喫緊の課題である熱中症対策や労働環境の改善に加え自然災害への備え、SDGsの達成に貢献する新たな価値創造を目指します。

2.主な取り組み内容

労働環境改善・熱中症対策・防災対策・防寒対策に向けた商品の共同開発

近年、深刻化する地球温暖化の影響により、夏季の気温上昇が職場における熱中症リスクを年々高めています。厚生労働省の報告によれば、2024年には職場における熱中症による死傷者数が1,195人に達しており、その対策は喫緊の課題です。

また、地震や台風といった自然災害も頻発しており、従業員の安全確保と事業継続は企業にとって重要な経営課題となっています。

このような背景を踏まえ、熱中症対策、そして予期せぬ自然災害に対し、働く皆様の安全と安心を確保し、より快適な労働環境を実現するための商品を共同開発いたします。

特に、2025年6月1日以降は、一定の条件下での作業において具体的な熱中症対策の実施が義務付けられます。この義務を怠った場合、企業は罰則の対象となる可能性があります。従業員の健康と安全を守ることはもちろん、企業経営においてもリスク管理の観点から、適切な熱中症対策を講じることが不可欠です。

そのため、熱中症対策として、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」を核とした弊社の商品開発力を活かし、新たな製品開発に取り組んでまいります。

共同販売チームの構築と強化

開発した製品を迅速かつ効果的に社会へ展開するため、両社合同の販売体制を構築し、緊密な連携を図ります。

国内BCP対策への貢献

共同開発製品の提供を通じて、企業や自治体における事業継続計画の策定・実行を支援し、災害に強い社会づくりに貢献します。

3.両社の理念・技術

首都高グループの理念

首都高グループが目指す新しい価値の創造には、皆さんの力と「CO-CREATION」が必要です。

単なる共創ではなく、「3つのNEW-3NEW」、(YOU:皆さん、FIELD:分野、AREA:地域)をキーワードに、皆さんと共に新しい価値を作り上げる事を目指しています。

60年間、都市部ならではの厳しい環境下で培った首都高のメンテナンス技術や経験による豊富な実績に基づく確かなノウハウを活かして、日本全国のインフラ事業者が抱える課題や困りごとの社会課題の解決へのお手伝いをいたします。

首都高メンテナンス神奈川は、首都高グループの一員として、これから出会う皆さんと新たな分野で新たな地域で社会貢献に寄与して参りたいと考えています。

WILLTEXの技術

WILLTEXは、世界初の布製ヒーター「HOTOPIA」技術のライセンス契約に基づき、布地全体が均一に温まる革新的な発熱技術を核とした製品開発を行っています。アパレル業界で培った経験を活かし、デザイン性と機能性を両立させた製品企画力も強みです。

フェーズフリーアワード2022アイデア部門AUDIENCE賞、そしてCES 2024では「イノベーションアワード」とHome Appliances部門での「ベスト・オブ・イノベーション」を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。

「ベスト・オブ・イノベーションアワード」受賞時の様子とトロフィー

また、特殊低温保冷剤「アイスエナジー」は、従来の超低温設備(-30℃~-40℃)を必要とせず、誰でも手軽にご利用いただける画期的な製品です。ドライアイスとは異なり繰り返し使用が可能でありながら、カーボンニュートラルを実現する環境にも優しい保冷剤です。この「アイスエナジー」を活用した超冷感ウェア「ICETRUST」をはじめ、WILLTEXは熱中症対策に貢献する革新的な製品開発を積極的に推進しています。

4.出展予定展示会

WILLTEXと首都高メンテナンス神奈川は、共同で以下の展示会に出展を予定しております。各展示会では、両社で制作した製品をお手にとってご覧いただきながら、ご紹介させていただきます。

  • 「やってみよう!よこはま防災大作戦(横浜市民防災センター)」 2025年6月14日 

  • 「はたらく現場の環境展(JIOSH+W)2025」2025年7月16日~19日

5.代表者コメント

(写真左から)株式会社WILLTEX 代表取締役社長:上田彩花、首都高メンテナンス神奈川株式会社 代表取締役社長:岡田 知朗

首都高メンテナンス神奈川株式会社 代表取締役社長:岡田 知朗

首都高速道路をご利用されるお客さまの安全・安心の向上と豊かで快適な社会の創造に貢献するため、

「最大の価値は安全第一」を基本理念に「工事」「交通」「品質」「心身」の四つの安全を徹底的に追求し、「日本一の道路メンテナンス会社」を目指すことを経営方針としています。

業務を遂行する上で、社員や協力会社の作業員のみなさんが安全かつ健全な状態であることが欠かせません。

繊維が発熱するHOTOPIAを用いた冬場に暖かく過ごせるベスト「ほっとTEX」の開発を通じて、株式会社WILLTEX様とは、より快適に働ける環境の創造・整備のために様々な取り組みを共同で実施させていただいています。

近年気象災害が顕在化してきています。また大地震への備えも大変重要です。

そのような状況下でも、首都圏の基幹インフラである首都高速道路はその機能確保と早期の復旧が求められます。

そのために通常とは異なる環境での作業も想定し、現場作業に従事されるみなさんが今まで以上に快適に過ごせる製品を開発してまいりたいと考えています。

株式会社WILLTEX 代表取締役社長:上田彩花

このたび、首都高メンテナンス神奈川株式会社様との取り組みを通じて、BCP(事業継続計画)対策、熱中症対策、防災対策という重要な社会課題に対し、WILLTEXの温度テクノロジーが貢献できることを大変光栄に感じております。

近年、異常気象の常態化や大規模災害への備えが社会全体の喫緊の課題となる中で、インフラを守る最前線で働く方々の安全と健康を守ることは、私たち企業の責務でもあります。WILLTEXでは、アパレルを起点とした熱制御技術を進化させ、あらゆる現場環境で活用できる製品開発を進めてまいりました。

今回の取り組みは、単なる製品提供にとどまらず、インフラメンテナンスにおける現場の声を反映しながら、共に「温度課題解決の実装」に挑むパートナーシップの第一歩と捉えております。今後も、現場のリアルな課題に寄り添いながら、安全で持続可能な社会の実現に向けて、技術と知見を提供してまいります。

株式会社WILLTEXについて

所在地:〒231-0023 神奈川県横浜市中区⼭下町73-2 ⼭下ポートハイツ 901号

代表者:代表取締役社長:上田彩花

事業内容:繊維製品及び電化製品の製造販売

設⽴:2018年7⽉10⽇

会社ホームページ:https://www.willtex.co.jp/

TEL/FAX:045-777-7370 / 045-873-6761

お問い合わせ先:https://www.willtex.co.jp/contact/

株式会社WILLTEXのプレスリリース一覧

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/111445

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

株式会社WILLTEX

〒231-0023 神奈川県横浜市中区⼭下町73-2 ⼭下ポートハイツ 901号

代表取締役社長:上田彩花

TEL/FAX:045-777-7370 / 045-873-6761

お問い合わせ先:https://www.willtex.co.jp/contact/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。