伝統工芸・東京銀器の技術が世界へ カルチャープレナー・渡邊成氏 中国女優ファン・ビンビン氏と初共演

-中国の著名ファッション誌「F」に掲載―

株式会社e-moerのプレスリリース

ファン・ビンビン氏の衣装・アクセサリーを、e-moer共同代表、「MAQUINN(マックイーン)」の渡邊成氏が手掛ける

「日本の伝統工芸を未来へ紡ぐ」をミッションにシルバー製品を企画販売する株式会社e-moer(本社:東京都品川区上大崎、代表取締役:金本晃司朗、以下e-moer(イーモア))の共同代表であり、オートクチュールブランド「MAQUINN(マックイーン)」の日本代表も務める渡邊成氏が、中国を代表する女優ファン・ビンビン氏との共演を果たしました。

渡邊成氏は、ファン・ビンビン氏のための衣装とアクセサリーをデザイン。衣装はオートクチュールブランド「MAQUINN(マックイーン)」の作品、アクセサリーは渡邊成氏が手がけるe-moer(イーモア)のオリジナル商品を使用したものです。その様子が中国の著名ファッション誌「F」に掲載されました。「F」の発売日は日本時間5月14日でした。

渡邊成氏がファン・ビンビン氏の衣装・アクセサリーを担当するまでの背景

渡邊成氏は、もともと大学では歯学部に在籍していました。在学中に銀師(しろがねし)との出会いを通じて日本の伝統工芸に強く惹かれ、「文化を纏う美」を世界へ届けるという想いを抱くようになりました。

その後、ファッションに転身した中華系インドネシア人デザイナーデュオによるブランド「MAQUINN(マックイーン)」の作品に偶然出会い、同じ境遇から道を切り開いた彼らに強く共感。自らコンタクトを取り、熱意を伝え続けた結果、「MAQUINN(マックイーン)」の日本代表に就任しました。

2024年9月には、「MAQUINN(マックイーン)」がアストンマーティンをスポンサーに迎え、パリで宮殿を貸し切ったコレクションを開催。パリ・インターコンチネンタルホテルでのランウェイショーも実現し、このコレクションにおいて渡邊成氏はアクセサリーの全デザインを担当しました。

「MAQUINN(マックイーン)」の衣装
e-moer(イーモア)のオリジナルアクセサリー

「MAQUINN(マックイーン)」は、インドネシア出身の双子の姉妹(Janice Setyawan、Benita Setyawan)で、2024年Forbesの「Forbes 30 UNDER 30 ASIA:アジアから世界を変える30代以下の30人」にも選ばれたデザイナーで、今世界が注目しています。

「MAQUINN(マックイーン)」日本代表就任に関するプレスリリースはこちら:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000143897.html

2024年9月、「MAQUINN(マックイーン)」はアストンマーティンをスポンサーに迎え、パリで宮殿を貸し切ったコレクションを開催。パリ・インターコンチネンタルホテルにてランウェイを実現。この華やかな舞台において、渡邊成氏はアクセサリーのデザインを全面的に任されたこと、また数々のセレブリティのドレス製作に携わった実績が認められた結果、今回ファン・ビンビン氏が掲載されたファッション誌「F」(F風尚誌)で、衣装とアクセサリーを担当することにつながりました。

以下中国のSNS(weibo)よりご覧いただけます。
https://m.weibo.cn/detail/5166218769597171

カルチャープレナー・渡邊成氏コメント

「このような機会に恵まれ多くの方々に感謝申し上げます。中国の著名なファッション誌で、日本人が、さらに20代で衣装やアクセサリーを担当しているのは他にいないと聞いています。私が成し遂げたいことは、日本の伝統工芸、銀師(しろがねし)の仕事を世界に伝えること。その想いがMAQUINNにも認められ、結果、ファン・ビンビンさんの衣装とアクセサリーを担当できるなんて夢にも思いませんでした。使命を実現の旅はまだ始まったばかりです。これからも世界に向けて、銀師(しろがねし)の仕事、東京銀器を世界へ広めていきたいと思います」

e-moer(イーモア)共同代表・渡邊成氏、「MAQUINN(マックイーン)」日本代表

カルチャープレナー・渡邊成氏プロフィール

1998年生まれ、東京都杉並区出身。幼い頃から手仕事や美術に親しみ、独自の感性を育む。医師家系に生まれ日本歯科大学へ進学するも、在学中に銀師・上川宗光と出会い、伝統工芸の奥深さに魅了されジュエリー制作の道へ転身。
ビジネスパートナーの金本晃司朗と出会い、上川宗光と三位一体となり、日本文化と伝統工芸を現代に昇華するビジネスを展開。伝統職人たちとのパートナーシップを大切にしながらオーダーメイドジュエリーやクリエイティブプロダクトを手がける。

<経歴>
2024年9月 インドネシア発のオートクチュールブランド「MAQUINN(マックイーン)」の国内総代理店の代表に就任
2025年5月 中国ファッション誌「F(F風尚誌)」の衣装、アクセサリーを担当、モデルは中国のトップ女優ファン・ビンビン

銀師(しろがねし)・上川宗光氏のコメント

「e-moer(イーモア)の代表金本氏、渡邊氏との出会いに深く感謝申し上げます。私たちは、江戸末期から脈々と受け継がれてきた「銀師(しろがねし)」の技巧を基に、お客様に世代を超えてお使いいただける「用の美」と呼ばれる伝統工芸品や貴金属製品の製作、販売を行うため日々の研鑽に努めています。江戸時代から続く伝統工芸である銀器ですが、後継者不足、ベテラン職人の廃業等の問題にも直面しています。歴史を生き抜いてきた銀師(しろがねし)の技や思いを後世に残していくために、人々が気軽に銀器に触れられ使って頂け、知って頂ける機会を増やしたいと思っています」

上川宗光氏の工房(有限会社日伸貴金属)では、近年銀製作品作り体験や時代のニーズに合わせた現代の伝統工芸品製作、地域産業振興や文化観光推進、後継者育成などにも力を入れており「若いデザイナーの感性と融合しながら、私たちの伝統工芸を受け継いでいたけたら」(銀師(しろがねし)・上川宗光氏)と話しています。

銀師(しろがねし)・上川宗光氏

銀師(しろがねし)・上川宗光氏プロフィール

昭和52年生まれ。高校を卒業後、平成8年より父である二代目上川宗照に師事し、鍛金技法を学ぶ。後継者4人兄弟の次男。数々の職人技術を学びヘラ絞りによる加工を得意とし「自然」をテーマに作品を多く手がけ時代にあわせた伝統工芸品が注目されて高い評価を得ている。

<受賞歴など>

平成13年 第6回全日本金銀創作展出品

平成15年 第7回全日本金銀創作展出品

平成16年 JJAジュエリーデザインアワード 2004入選

平成17年 第8回全日本金銀創作展出品

平成20年 輝け 第1回東京銀器新作展出品

平成25年 第11回全日本金銀創作展出品 審査員長特別賞受賞

令和3年  EQBC2021 金属アレルギーに優しいデザイン・アイデアコンテスト・作品・造形部門 グランプリ受賞

有限会社日伸貴金属 会社概要

会社名 :有限会社日伸貴金属

代表者 :代表取締役 上川一男

所在地 :東京都台東区三筋1-3-13 伊藤ビル1階

設 立 :昭和39年10月23日

事業内容:貴金属宝飾品製品の製造及び販売

ウェブサイト:https://www.nisshin-kikinzoku.com/

上川宗光氏作品ページ(以下より購入いただけます):
https://www.nisshin-kikinzoku.com/products/collection/soukoh

世界的女優、ファン・ビンビン氏とは

ファン・ビンビン氏は、中国の女優で、1981年生まれ。中国のドラマ、映画、バラエティーなどで大きな成功を収め、中国のエンターテインメント界を代表する存在となりました。その後、ハリウッド映画『X-MEN:フューチャー・パスト』などに出演し、国際的な名声を得るグローバル女優としても活躍しています。

ファッション誌「F」(F風尚誌)は中国で高い知名度を誇るファッション誌で、その他の中国の著名な女優も表紙を飾っています。日本語情報は限られているものの、中国ではファッション・ライフスタイルの最新トレンドを発信する有力誌として評価されています。

ファン・ビンビン氏のinstagramはこちら:

https://www.instagram.com/bingbing_fan?igsh=ajV5dTAwcXBleW5t

「MAQUINN(マックイーン)」の衣装を着飾るファン・ビンビン氏
e-moerのアクセサリーを身に着けたファン・ビンビン氏
e-moerのアクセサリーが多く掲載された動画がweiboに公開されている
e-moerのアクセサリーがファンビンビン氏を魅力をさらに惹きたてた

株式会社e-moer(イーモア)について

e-moer(イーモア)と銀師の共同制作によるシーシャ・マウスピース

e-moer(イーモア)は、日本の伝統工芸である東京銀器を今に受け継ぐ日伸貴金属と協業し、伝統技術を現代デザインに受け継ぐクリエイティブカンパニーです。

今回のファン・ビンビン氏のためのアクセサリーも、東京銀器の伝統技術によるものです。日伸貴金属は、江戸末期から脈々と受け継がれてきた「銀師(しろがねし)」の技巧を基に、世代を超えて使われる「用の美」と呼ばれる伝統工芸品や貴金属製品を製作・販売している老舗工房です。

後継者次男・上川宗光氏は、鍛金技法を学び「自然」をテーマにした作品作りを得意とし、数々の受賞歴を持つ実力派作家です。彼の「歴史を生き抜いてきた銀師の技を後世に残し、誰もが銀器に触れ、使える機会を増やしたい」という想いが、今回のプロジェクトにも込められています。

e-moer代表・金本晃司朗氏と渡邊成氏は、若い世代と伝統工芸のカルチャーをクロスさせ、国内の若い世代に限らず、世界に向けても発信していくことを使命としています。

近くカタールで「MAQUINN(マックイーン)」の専門店がオープンすることが決まり、その場所でも「銀師(しろがねし)」とe-moer(イーモア)が企画したアクセサリーが販売される予定です。

e-moerの商品で人気アイテムのひとつ「シーシャ」(マウスピース)、日伸貴金属とのコラボ商品

日本国内でも販売拠点を順次展開し、今後はオンラインでの販売にも力を入れていく計画です。「私たちのブランドで”シーシャ”(マウスピース)もデザイン、販売しています。若い世代、また中東の方々に人気で、“伝統工芸×シーシャ”を切り口に、グローバルに展開していきたいです」(e-moer(イーモア)代表・金本晃司朗氏)。

e-moer(イーモア)のウェブサイト
花加工
ギャラクシー加工・リング
石留め
アンティーク加工・バングル

e-moer(イーモア)ウェブサイトはこちら:
https://www.joekrjewelry.com/

e-moer(イーモア)オンラインショップはこちら:

https://joekr-official.com/

株式会社e-moer(イーモア)会社概要

会社名 :株式会社e-moer

代表者 :代表取締役 金本晃司朗

所在地 :東京都品川区上大崎三丁目1-2 Brillia Towers 目黒 N1813

設 立 :2022年6月

事業内容:アクセサリーの企画、制作、販売、 MAQUINN JAPANの企画、運営

URL:https://MAQUINN.com/

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