【6月は環境月間】BOOKOFF店舗への設置拡大で循環型社会の実現をより身近に
ブックオフグループホールディングス株式会社のプレスリリース
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は、リユースやリサイクルを気軽に取り組んでいただくことを目的に、ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を2024年11月より展開し、2025年4月末時点で回収量15トン、設置拠点数200か所を突破いたしました。今後は衣替え時など洋服の手放し方を考える際の選択肢として、生活者により身近な場所であるブックオフグループ店舗などへの設置を進め、“すてないライフスタイル”の提供と、リユース・リサイクルによる循環型社会の実現に取り組んでまいります。
・衣替え時の洋服整理に。回収ボックスに入れるだけで”すてないライフスタイル”の実現へ
環境の保全についての関心と理解を深め、活動を行う意欲を高める日として6月5日を「環境の日」、そして「環境の日」を含む6月の1か月間は環境庁により「環境月間」と定められています(※1)。ブックオフでは国内リユース事業において年間約45万トンのCO2排出量を削減し、そのうち約86%が衣料品による削減量となっております(※2)。一方で、未だリユース経験がない方も多く、ご家庭からリユースされることなく廃棄される品物も多く存在していることが現状です。
この課題の背景には「リユースショップへ持ち込む時間がない」「フリマアプリなどでの梱包が面倒」といった理由が想定され、手間なく不要品を手放し次に必要とする方へと循環するサービスが求められていることから、ボックス型不要品回収システム「R-LOOP」を2024年11月にスタートし、2025年4月末時点の6か月間で、回収量15トン、設置拠点200か所を突破いたしました。回収された雑貨・衣料品は、検品を経てブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」で販売しリユースに繋げられるほか、販売基準に満たない繊維製品は、パートナー企業がリサイクルし再生資源として循環しております。
6月は冬服から夏服への衣替えを行う時期です。リユースショップではシーズンによりアイテムの買取時期が限られる場合がありますが、「R-LOOP」で回収された衣類は、主に冬物は冬の寒さが厳しいカザフスタン、夏物は熱帯雨林気候であるマレーシアの「Jalan Jalan Japan」にて販売されるため、時期を問わず、手軽にリユースすることが可能です。今後も、生活者にリユース・リサイクルを身近に感じていただくため、ブックオフグループの店舗をはじめ、公共・商業施設、教育機関、ホテル、オフィスなどあらゆる生活シーンで触れる場所への設置を拡大し、気軽に循環型社会実現に向けて取り組める機会を増やしてまいります。
参考
※1 https://www.env.go.jp/guide/envmonth/
※2 https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/esg.html
・R-LOOPについて
生活者に“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供するR-LOOPは、所定のボックスを設置するだけで不要な衣料品・雑貨を回収し、簡単にリユースやリサイクルにつなげられるシステムです。繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営する株式会社BPLabと共同運営しております。
回収後は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」で販売し、リユースにつなげます。リユース量1kgあたり1円がNPO法人など任意の団体に寄付されるほか、検品で当社基準に満たない衣料品などは、当社のパートナー企業がリサイクルいたします。追跡可能な回収袋や、設置先への定期的な報告・証明書の発行により、高いトレーサビリティを実現。初期導入の費用負担がないことも特長の1つです。
R-LOOPホームページ:https://www.rloop.jp/
・8月8日 リユースの日について
リユースの日は、より多くの⼈にリユースの良さや楽しさを知ってもらい、リユースに取り組んでもらうことを目的に、一般社団法人日本リユース業協会によって定められました。8⽉8⽇は、物が⼈から⼈へと循環し続ける様⼦がイメージできる「∞」と同じ形の「8」が並ぶことが由来となっています。
ブックオフでは、国内BOOKOFF事業をはじめ、⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」 、リペアや買取などジュエリーの総合サービスを提供する「aidect (アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアやカザフスタンで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業を展開しております。そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、不要品査定額に応じた寄付ができる取組「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢を提供しております。
・ブックオフグループについて
BOOKOFFは1990 年、35 坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約 800 店舗を運営。国内での年間利用者は約8,600 万人、年間売買点数 6億9千万点を超えています。2025年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。
コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp
サービスサイト :https://www.bookoff.co.jp
オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
ブックオフが考える循環型社会:
https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/smile_circulation.html
スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント
https://www.instagram.com/smile.circulation8/
循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。
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