【新商品】樹皮から糸へ——黒染め“しな糸”帯締め、初登場

自然の恵みから生まれた“しな織”の帯締め。人気の生成りに続き、黒染めの新色が登場しました。

有限会社丸石産業のプレスリリース

深みのある黒が、新たに加わりました

日本三大古代布のひとつ「しな布」から生まれた、しな糸の帯締め。

数ヶ月にわたる手仕事を経て作られる、希少な「山の恵み」です。
このたび、新たに黒染めの帯締めが完成しました。深みのある黒は、装いを凛と引き締め、静かな存在感を添えます。しな糸ならではの柔らかな風合いと重なり、上品で洗練された一本に仕上がっています。

装いに品格を添える、黒染めしな糸の帯締め

黒に続く、もうひとつの魅力 ― 生成りの帯締め

黒染めの登場によって、しな糸帯締めの世界に新たな表情が加わりました。
一方で、自然そのものの色合いを活かした「生成り」は、発売以来、ご好評をいただいている定番の一本です。
繊細ながらも力強く、どんな着物にもなじむやわらかな存在感が特徴です。

色を加えないからこそ伝わる素材の魅力を、しな糸の持つやさしさとともに感じていただけます。

自然のままの美しさが宿る「生成り」
清らかな白に、やわらかな生成り
重厚な黒に、静かな生成りの存在感

一点一点が、自然と人の技の結晶

しな糸は、数ヶ月にわたる手仕事の積み重ねから生まれます。シナノキの樹皮を剥ぎ、煮て、干し、裂き、績み、撚りをかけて糸にする──すべてが人の手による繊細な工程です。

生産者はわずか数軒。山形県と新潟県の県境、3つの村でのみ受け継がれる伝統技法です。
年間の生産量もごくわずかで、自然と人の技が織りなす「山の恵み」として、今あらためて注目されています。

材料となるシナノキの皮を剥ぐ
1本の糸に繋いでいくのも全て手作業
皮を爪で裂いて糸にする

価格改定のご案内

人気の「生成り」は製作工程の維持や原材料確保のため、2025年5月1日より価格改定を実施いたします。現在の価格でご購入いただけるのは4月末までとなります。
それに先がけて、新作の黒染め帯締めや、しな糸、麻糸混紡のお求めやすいタイプの帯締めも登場し、ラインナップが広がりました。それぞれの装いや好みに合わせた選択をお楽しみいただけます。

黒・生成り・麻混紡、それぞれの個性が光る3種の帯締め
凛とした存在感を放つ、黒染めしな糸の帯締め

実物をご覧いただける機会

商品は、5月8日(木)より日本橋髙島屋本館8階催会場にて開催される山形展にてご覧いただけます。
しな糸の質感や色味の奥行きなど、写真では伝えきれない魅力をぜひご体感ください。

商品情報

  • 商品名:しな糸 帯締め(生成り/黒染め/しな麻混紡)

  • 販売価格(税込)
     生成り:27,500円 → 5月1日より新価格29,700円
     黒染め:49,500円
     しな麻混紡:22,000円

  • 素材:しな糸、麻糸

  • 発売元:しな織創芸石田


【会社概要】

会社名:有限会社丸石産業

屋号:しな織創芸石田
所在地:山形県鶴岡市大山2-17-7
事業内容:しな織を中心とした和装小物・帽子の製作・販売
HP:https://shinafu.com/

【本件に関するお問い合わせ先】

担当:石田航平
e-mail:ishida@shinafu.com

TEL:0235-33-2025
※9:00~18:00(水曜定休)


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