フレデリック・レセリエ、「ヴェルサイユ・ガーデンズ」コレクションを発表

「ヴェルサイユ・ガーデンズ」コレクションはフランスの気品と現代的フェミニニティの融合

Vetrina Mia Limitedのプレスリリース

パリ、フランス – 2025年4月6日 – エレガントな「ボーモント」バッグの発表に続き、フレデリック・レセリエはその背景にある世界観、「ヴェルサイユ・ガーデンズ」コレクションを紹介いたします。フランス美術と歴史、そして時を超えた女性の優雅さへのオマージュとして構築された、洗練されたコレクションです。

トリアノン宮殿の庭園の緻密な造形美にインスパイアされた本コレクションは、17〜18世紀のフランスにおけるバロック建築や装飾芸術、宮廷ファッションに関する徹底したリサーチに基づいてデザインされています。ロマンティックでありながら控えめ、クラシックでありながら現代的。過去と現在を架橋するタイムレスな魅力を体現しています。

「ヴェルサイユ宮殿とその庭園は、すべてのインスピレーションをつなぐ共通の糸です」とレセリエは語ります。「このフェミニンでエレガントなコレクションは4つのテーマに分かれ、それぞれが当時の世界観と、そこに生きる女性たちを表現しています。」

「フレデリック・レセリエによるヴェルサイユ宮殿・トリアノン庭園のコンセプトスケッチ。『ヴェルサイユ・ガーデンズ』コレクションのインスピレーション源。

フレデリック・レセリエのデザインプロセス：各花びらの渦巻きと曲線から始まり、このコレクションの多くのバッグに飾られる最終的なローズクラスプを完成させました。

コレクションの4つのテーマは以下の通りです：

タイムレス・エレガンス – 現代の都会的な女性に寄り添う、洗練されたミニマルなデザイン。

オピュレント・スタイル – バロック調の装飾やゴールドのディテールで華やかさを添えるモデル。

サンプチュアス・ガーデンズ – 有機的なフォルムや植物モチーフが軽やかさと自然美を表現。

スカルプチュラル・フェミニニティ – バロック時代のドレスにインスパイアされた立体的なフォルムとディテール。

この世界観の中心にあるのが、コンパクトで構築的なフォルムが特徴のボーモントバッグ。フレデリック・レセリエの美学を象徴するモデルとして、今年春のキャンペーン「Early Spring Sojourn in Florence（春のフィレンツェ逗留）」にて初公開されました。フランスのロマンティシズムとイタリアのクラフツマンシップ、その両方を体現するバッグです。

撮影地であるフィレンツェは、単なる美しい背景にとどまりません。このバッグの物語を完成させる場所として選ばれた理由があります。

「でも、これはただの背景ではありません」とレセリエは語ります。「このバッグはここトスカーナで、イタリアの名高いレザーワークショップのひとつで作られています。そこでは、革を扱うすべての手が、代々受け継がれてきたクラフトマンシップと静かな情熱の物語を持っているのです。
ボーモントは、その精神から生まれました。卓越性、丁寧なケア、そして言葉を必要としないクラフトへの愛から。」