「すり抜け、おじぎ、おんぶ」 抱っこひもの落下事故に注意ください。

抱っこひも安全協議会 ヒヤリハットアンケート2024年レポート

抱っこひも安全協議会のプレスリリース

抱っこひも安全協議会(代表幹事 ラッキー工業株式会社 代表取締役 樋口博之) は日本国内で抱っこひもを輸入・販売する34社で構成され、抱っこひもの安全な使い方や事故事例の共有などを行う任意団体です。

2024年8月から11月の3ヶ月間「抱っこひもの安全な使用に関する調査」を実施し、抱っこひもの事故・ヒヤリハット事例を調べました。

その結果、8611件の回答がよせられ、約30%の使用者が抱っこひもを使用している時にヒヤリと怖い体験をしておりました。怖い体験(ヒヤリハット体験)では、実際事故には至りませんでしたが、ヒヤリハットの約50%は「落下しそうで怖い経験をした」という結果でした。また全体の約1.5%は抱っこひもを使用している中でにケガ等の事故が発生しており、ケガの約半数は落下による製品事故でした。

また、2024年のデータでは「おさがり・リサイクル品の購入」による使用者が増加している傾向や使い方を調べるデバイスとして「スマートフォン」の利用も目立つ結果となっておりました。このような使用者の環境や使い方の変化も継続的にモニターしてゆくことで、有効な安全啓発の実施につなげてゆきたいと考えております。

詳しい結果は、抱っこひも安全協議会ホームページでご紹介しておりますので、下記URLにアクセス頂きぜひご覧ください。

抱っこひも安全協議会 ホームページ https://dakkohimo.jp/news/

3つのヒヤリハット体験パターン(特に注意していただきたい事例です)

<すり抜け>首すわり前の乳幼児が抱っこひもの横の隙間から滑り落ちそうになる <のけ反り・おじぎ>首すわり後の乳幼児がのけ反るパパママがお辞儀のような姿勢をすることで飛び出てしまう <おんぶ>抱っこからおんぶへお子さまを移動するときに落ちそうになる

抱っこひもの落下事故に注意!

抱っこひも使用者の約30%が抱っこひもを使用するなかで「ヒヤッと怖い思い」を体験。落下事故に手前の怖い体験をしていました。そして全体の1.5%は抱っこひもに関わる製品事故の経験があり、その半数は「落下事故」でした。ヒヤリハット発生率、事故発生率は毎年同じような割合で発生しており、抱っこひもを安全に使用していただくため、会員各社で安全啓発活動に取り組んでおります。

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