伝説的なゲームクリエイター、小島秀夫監督率いるクリエイティブチームとのコラボレーションにより、「ボルトン」にインスパイアされた近未来的なタイムピースがゲームの中にとどまらず、限定モデルとして登場します
スウォッチ グループ ジャパン株式会社のプレスリリース
先進的なゲームクリエイターである小島秀夫の作品は、ゲームにおいてもカルチャーにおいても常に大注目を浴びています。ノーマン・リーダスやレア・セドゥなどの世界的な俳優を起用し、その作品はゲームの物語とプレイする体験の限界を押し広げています。ハミルトンは数多くのタイトルを受賞したジャンルを超えた傑作『DEATH STRANDING』の続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』内で使用される時計を、ストーリーテリングのパイオニアである小島監督率いるコジマプロダクションと協力して制作しました。
ハミルトンは、著名なアートディレクターの新川洋司氏と密に連携し、ゲームのテクノ・アポカリプスな世界観を時計のデザインに込め、「ボルトン」にインスパイアされた近未来的なリミテッドエディションを作り上げました。新川氏は、これまで多くの小島作品で手がけてきたように、本シリーズのアートディレクションを主導し、最新作では小島監督のイメージを実際の時計へと落とし込んでいます。
ブラックPVD加工を施したチタニウム製ケースの滑らかなアーチ状のラインは、ハミルトンの名作「ボルトン」のデザインからヒントを得ています。頑丈でありながら洗練された外観と耐久性を併せ持つチタニウムは、ケースの重量を45％も軽減し、塩水によるダメージも受けづらくなっています。
この時計は、7つのサファイアクリスタルで構成されており、メインの正面ウィンドウと、ケースのラインに合わせて左右3つずつ並んだ2列で配置されています。これまで見たことのないこのユニークなケース形状により、ダイナミックな陰影と光の屈折は、時間とともに変化します。フェイスにはミニマルなグレーのインジケーターが設置され、オレンジのラッカー仕上げの秒針と12時位置のインデックスがコントラストを際立たせています。ループ状の時針と分針がサファイアクリスタルのデザインを引き立て、フェイスに軽やかさをもたらします。ブラックPVD加工のチタニウム製ブレスレットは、洗練されたデザインとともに耐久性にも優れ、テクニカルな魅力を強調しています。
25石の3針自動巻きムーブメントは、標準持続時間80時間のパワーリザーブを備え、ニヴァクロン™製ヒゲゼンマイは、磁場、温度変化、衝撃に対する耐性を高めています。この時計はアポカリプス的なゲームの物語の世界を見事に表現しています。
映画製作におけるハミルトンの長い歴史的な背景と照らし合わせても、コジマプロダクションとのパートナーシップは、スタジオの映画的で作家的な作品へのアプローチを考えれば、自然な成り行きであったといえます。近年ハミルトンが映画作品：『デューン 砂の惑星PART2』、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』、『インターステラー』などのストーリーテラーとコラボレーションしたことがスタジオの目に留まり、時計製作におけるパートナーシップの可能性を決定的なものにしました。
ケースバックに個別のナンバーが刻まれた2,000本限定のこの時計は、ゲームのストーリーにインスパイアされたパッケージと、このコラボレーションならではのウォッチクリーニングクロスが付属します。「ボルトン デス・ストランディング2 リミテッドエディション」は、『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』のリリースに合わせて6月末に発売予定です。
QUOTES
小島秀夫氏からのコメント
今から半世紀以上前の1960年代後半、尊敬する映画監督のひとりであるＳ・キューブリックは「2001年宇宙の旅」に登場する腕時計の制作をハミルトン社に依頼しました。今回、私の手掛ける最新作「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」に登場する腕時計をハミルトン社とともに創造できたことを大変光栄に感じています。「2001年宇宙の旅」も「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」も、制作された実際の時代より少し先の未来を描いた作品です。現在の延長線上にあるであろう近未来のプロダクトをデザイン・創造するパートナーとして、多くの映画作品に腕時計を提供してきたハミルトン社は申し分ない存在でした。ぜひ実物を手に取って、ゲームの世界と現実の世界を繋ぐプロダクトを体感してください。
新川洋司氏からのコメント
「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」に登場する腕時計のデザインはゲーム制作と並行して2年以上の時間をかけて開発しました。劇中に登場させるだけであれば自由にデザイン出来ますが、ゲームの世界観を感じさせつつ腕時計として実際に機能するプロダクトにするためのデザインには多くの時間を費やし、ハミルトン社のデザイナーとも幾度となく議論しアイデアを出し合い、試行錯誤の末、完成に至りました。一世紀近く前のモデル「ボルトン」をベースに、近未来的でありながら現実世界で身に着けていても違和感のない高級感のあるデザインに仕上がったと考えています。一見するととてもシンプルに見えますが、実際に手に取ってみるとハミルトン社の高い技術力・生産能力に裏付けられた非常に高いクオリティを感じていただけるかと思います。
ハミルトンについて
1892年アメリカ ペンシルバニア州ランカスターで創業。130年以上の歴史を誇るハミルトンは高精度な時計を作り続けています。ハミルトンのウォッチメイキング技術は、アメリカの鉄道黎明期と共に発展し、軍の兵士、パイロット、ハリウッドスターの腕元を彩りました。フィルムメーカーのウォッチメーカーとして揺るぎない存在であり続けているハミルトンの時計は、500本を超える映画に登場しており、カスタムウォッチが複数のハリウッドの大ヒット映画において非常に重要な役割を担っています。タイムピースを通して、本物のキャラクターやストーリーラインの確立に励む中で、ビデオゲームに登場するブランドウォッチを初めてデザインしたのも、ハミルトンです。クラフツマンシップと精度を追求し続けるハミルトンは、1957年に世界初の電池式腕時計を発表し、1970年には初のLED式デジタルウォッチを発表しました。ハミルトンはデザイン、テクノロジー、クラフツマンシップを追求し続け、ウォッチメイキングのリーディングカンパニーであるスウォッチグループの一員として、アメリカンスピリットとスイスのテクノロジーが融合したタイムピースを生み出しています。
詳細については、HamiltonWatch.comをご覧ください。Facebook、Twitter、Instagramのアカウント @hamiltonwatchをフォローしてください。
コジマプロダクションについて
株式会社コジマプロダクションは、ゲームクリエイター小島秀夫が “FROM SAPIENS TO LUDENS” の旗のもと、2015 年12月に設立したインディーズゲームスタジオ です。 2019年11月に発売された『DEATH STRANDING』は、プレイヤー自身のゲームプレイによって誰かと繋がり助け合う”ソーシャル・ストランド・システム”を導入し、ノーマン・リーダス、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的な名優たちの出演も話題を呼び、全世界で累計プレイヤー数1900万人を突破しました。シリーズ続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は、前作のエンディングから数か月後の世界を舞台に、主人公サムの新たな旅が始まります。本作は2025年6月26日にPlayStation® 5用ソフトウェアとして発売予定です。 映画制作・配給 会社「A24」との実写映画化プロジェクトや、Xbox Game Studiosと贈る『OD』、完全新規のアクション・エスピオナージ・ゲー ム『PHYSINT（仮題）』など、様々なプロジェクトが進行中です。 詳しくはwww.kojimaproductions.jp をご覧ください。
技術仕様
ボルトン デス・ストランディング2 リミテッドエディション
