株式会社colourloop、クラウドファンディングに初挑戦　～年間200万トンの捨てられる古着に、新たな命を吹き込むベンチ製作～

株式会社colourloop（本社：京都府京都市、代表取締役：内丸もと子）は、古着や古布といった廃棄繊維を素材にアップサイクルしたベンチを製作するためのクラウドファンディングを、2025年3月5日（水）にREADYFORにて開始しました。本プロジェクトでは、廃棄繊維を活用した独自のリサイクル技術「Colour Recycle System」を用い、循環型社会の体現を推進します。

廃棄繊維を“ゴミ”から“資源”へ
──「Colour Recycle System」で新たなアップサイクルを実現

日本では毎年約200万トンもの繊維が廃棄され、そのうち約3/4が焼却・埋め立て処分されています。これまでの繊維リサイクルでは、異なる素材が混紡・混織されているため分別が難しく、多くが灰褐色の工業資材としての利用にとどまっていました。

colourloopは、この問題に対し廃棄繊維を「色」で分別し、デザイン性を活かした新しいアップサイクル を可能にする「Colour Recycle System」を開発しました。この技術を活用し、今回新素材である「TEXLAM®︎」ボードを使用したベンチを製作するプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦します。

・ベンチ製作の新素材「TEXLAM®︎」の紹介

TEXLAM®︎の⼤きな特徴は、色の美しさに加えて厚み、密度、断面の意匠性を自由に変えることができる点です。京都工芸繊維大学大学院ファイブロ環境工学研究室（木村研究室）で開発された繊維由来のボードに、色を取り入れた高いデザイン性がポイントとなっています。家具やインテリアとして“⾒せる”使い⽅ができるからこそ、廃棄繊維の問題への興味を⾼め、環境意識を啓発する役割も果たします。

今回のクラウドファンディングではこの技術を活かし、多くの人が気軽に座り、触れて体感できるベンチの製作に挑戦します。1台につきTシャツ約600枚分、5台で約3,000枚の古着を再利用することになります。

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【プロジェクト概要】

プロジェクト名：年間200万トンにおよぶ廃棄繊維、私たちが捨てた古着に新たな命を。
目標金額：300万円
募集期間：2025年3月5日〜2025年4月30日
クラウドファンディングサイト：READYFOR　

プロジェクトURL：https://readyfor.jp/projects/colourloop-1
形式：All or Nothing（目標金額に達成しなければ資金は受け取れません）

・支援者へのリターン

支援者の皆さまには、 TEXLAM®︎で製作したベンチやTEXLAM®︎端材を使用した限定のキーホルダー・フォトフレーム、出張講演やcolourloopのプロダクトをお届けします。また、プロジェクトの進捗状況も共有予定です。

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・colourloop代表取締役CEO 内丸もと子のコメント

・プロジェクト関係者のコメント

株式会社アボード 代表取締役 吉田剛様

ナカノ株式会社 取締役 藤田修司様

・今後の展望

このプロジェクトを通じて、廃棄繊維リサイクルの価値を広めるとともに、持続可能な社会の実現に向けた新たなステップを踏み出します。新たなアップサイクル製品の開発や、多様な企業・団体とのコラボレーションを進めてまいります。

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