株式会社インプレスホールディングスのプレスリリース
インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)内で文芸・カルチャー関連を扱う出版レーベル立東舎は、『WAR DENIM 神格化された「大戦モデル」を解読する』(青田充弘 著)を、2025年2月26日に発売します。
ヴィンテージ市場でも高値が付けられ、人気を誇るいわゆる「大戦モデル」はさまざまな憶測や思い込みを元に語られることも多く、その実像はあまり知られていないのが本当のところです。そんな大戦モデルがいかにして生まれ、どのようなバリエーションがあり、どうやって終焉を迎えたのかを、『501XXは誰が作ったのか?』の著者である青田充弘が研究した成果が本書にまとめられました。
カラーページを含む豊富な写真や資料の数々から読み解いていく、簡素化モデルとウォーモデルの変遷には新発見がたくさん含まれていて、まさに目からウロコ。「大戦中のリーバイス501XX都市伝説」という章も設けられ、ヴィンテージデニムの常識が書き換えられることは間違いないでしょう。
ヴィンテージデニム愛好家は、必読の1冊となっています。
■書誌情報
書名:WAR DENIM 神格化された「大戦モデル」を解読する
著者:青田充弘
定価:3,080円(本体2,800円+税10%)
発売:2025年2月26日
発行:立東舎/発売:リットーミュージック
商品情報ページ https://rittorsha.jp/items/25317406.html
CONTENTS
ワークウェアの法令推移図
ARTICLE 大戦モデルカタログ
CHAPTER1 大戦モデルの基礎知識
CHAPTER2 戦局で変化する簡素化司令
CHAPTER3 国民共用作業服 ウォーモデルの登場
CHAPTER4 生地メーカーへの規制
CHAPTER5 大戦中のリーバイス501XX都市伝説
CHAPTER6 H.D.Leeと大戦モデル
図解 簡素化モデルの変遷
PROFILE
青田充弘(あおた・みつひろ)
青山学院大学大学院卒。専攻は化学。理工学修士。大手電子部品メーカーでの材料開発時代に、飛行服にかんするデータの集大成として「FULL GEAR」(2005年 / 絶版)を出版。2万円の自費出版本が完売したことで話題となる。2冊目の「ZIPPER GEAR」(2013年)では、史上初めてジッパーの年代解読に成功。1890~1930年代のアメリカンジッパーにかんする世界初の専門書となる。その後、知られざるリーバイス史の真相に切り込んだ研究書「501XXは誰が作ったのか?」(2018年)を上梓。
立東舎は文芸、マンガほか、さまざまな分野のポップカルチャーを紹介する出版活動を展開中。「乙女の本棚」などの好評シリーズのほか、手塚治虫、谷ゆき子らの幻のマンガの復刻などで感度の高い読者の話題を集めている出版ブランドです。
【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水RITTOR BASE」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やTシャツのオンデマンド販売サイト『T-OD』等のWebサービスも人気です。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当
E-mail: pr@rittor-music.co.jp