～鯖江と高岡の職人技を日常に～
株式会社FUMIKODAのプレスリリース
株式会社FUMIKODA（東京都目黒区・代表取締役 幸田フミ）は、衰退が進む日本の伝統工芸を未来につなぐ取り組みとして、福井県鯖江と富山県高岡の職人技を取り入れたネームタグ「LEE（リー）」を発売いたします。
「LEE」は、シンプルなデザインに伝統の技を融合させ、現代のライフスタイルに寄り添うアクセサリーです。工芸品ならではの独特の風合いは、鞄に取り付けるだけで特別な存在感を放ちます。
伝統工芸の現状とFUMIKODAの取り組み
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会によると、伝統的工芸品産業の生産額は5,410億円（1983年）から1,020億円（2016年）へと5分の1に減少し、従事者数も同様の割合で減少しています。
伝統的工芸品産業の後継者不足や市場縮小が深刻化する中、FUMIKODAは創業以来、工芸品を日常的に使う製品であるビジネスバッグや名刺入れのアクセサリーパーツとして採用することで、持続可能な形で未来へつなぐ活動を展開してきました。
＜参考記事＞
・高岡銅器｜富山県高岡の伝統工芸品を採用
この度、日常的に取り入れられるアイテムをもっと増やして欲しいというお客様の声を元にネームタグ「LEE」を発売いたします。
「LEE」は手持ちのバッグに取り付け可能なアイテムであるため、気軽に工芸品を取り入れる事ができます。伝統工芸の技術や価値を現代に伝えるとともに、生産者と消費者がつながるきっかけとなることを願っています。
製品の特徴
1. 400年の歴史を誇る高岡銅器
富山県高岡市の伝統工芸士、折井宏司氏により生み出された「オリイブルー」を採用。銅に色付けをする400年前から伝わる伝統技法を応用して着色しています。
2024年の日米首脳会談にて米大統領夫人への贈呈品にも選ばれた、神秘的なターコイズブルーです。
2. 鯖江の技術を活かした高級素材
「眼鏡の街」として名高い福井県鯖江市の職人が磨き上げた、コットンセルロースを素材に採用。ひとつひとつ表情が違い、職人によって丁寧に磨かれることで、水に濡れたような艶と透き通るような透明感を生み出しています。
4. 豊富なカラーバリエーション
ビジネスバッグにマッチするベーシックカラー、ブラック、ベージュ、アイボリーに、高岡製の「オリイブルー」、鯖江製の透明感のある「ホワイト」とべっ甲のような「ブラウン」のアクセントを組み合わせた9種類のバリエーションを展開。
5. 日本製へのこだわり
レザー部分にはFUMIKODAオリジナル素材「FUMITEX™」を使用し、耐久性とラグジュアリーな質感を両立しました。素材、パーツ、縫製の全てがMade in Japan。日本の伝統技術や美意識を世界にシェアしていきます。
販売概要
発売開始日
2024年12月19日
価格
・鯖江ホワイト／鯖江ブラウン：¥11,000
・高岡オリイブルー：¥16,500
販売場所
・そごう横浜店ポップアップ会場（2024年12月25日まで）
カラー展開
・アイボリー×鯖江ホワイト／鯖江ブラウン／高岡オリイブルー
・ブラック×鯖江ホワイト／鯖江ブラウン／高岡オリイブルー
・ベージュ×鯖江ホワイト／鯖江ブラウン／高岡オリイブルー
素材
高耐久人工皮革「FUMITEX™」、コットンセルロース、高岡銅器
サイズ
タグ：W4.5cm x H8cm、ベルト：W1.2cmx H12cm
重量
・鯖江ブラウン、鯖江ホワイト：10ｇ
・高岡オリイブルー：20ｇ
生産国
日本
株式会社FUMIKODA
FUMIKODAは2016年の創業以来、地球環境に配慮したものづくりを続けているメイドインジャパンのバッグブランドです。
ITコンサルティング会社を経営している幸田フミが、機能的でデザイン性が高く、できるだけ環境に負荷がかからないビジネスバッグを日本で生産したいという思いで立ち上げました。
生産の際に余った生地をアップサイクルし、障がい者支援施設でアイテムを製作して販売したり、使用済みの自社バッグを回収して学生に寄付する「リユースプロジェクト」を実施したりと、創業以来SDGsに積極的に取り組んでいます。
