岩手県北上市で作られた「カスタムオーダーメイド」の贅沢な着心地
株式会社ユーティーオーのプレスリリース
株式会社ユーティーオー(本社:東京都港区、代表取締役:宇土壽和)は、今年4月に岩手県北上市に移転した新工場を機に、「北上の高品質なモノづくり」を活用した新たなチャレンジとして、最高級「ベビーカシミヤニット」の新作コレクションを2024年12月14日(土)より販売開始いたします。
新作「ベビーカシミヤニット」は、まさに「自分のための一着」と言える、贅沢で至福の肌触りと心地よさを追求したオーダーメイド製品です。
新作について
「ベビーカシミヤニット」は、カシミヤ界の最高峰とも言える極めて希少な素材「ベビーカシミヤ」を使用しています。この「ベビーカシミヤ」は、カシミヤ山羊が生後12ヶ月未満の間に初めて生まれる産毛から採取されます。大人のカシミヤ山羊1頭から得られるのは約150gに対しわずか30gに過ぎないため、その希少性は非常に高いものです。
UTOが使用する「ベビーカシミヤニット」は、100%日本製のベビーカシミヤ糸を使用しており、この糸は日本の高度な紡績技術で作られています。その特徴は、非常に柔らかく、しっとりとした感触です。
岩手の職人が長年培ってきたカシミヤの風合いを引き出す技術を駆使し、この希少なベビーカシミヤ糸を密に編み込むことで、長く着られるよう仕上げています。さらに、着用や洗濯を繰り返すことで、ふんわりとした柔らかさとしっとり感が増し、より一層の温かさと心地よさを実現しています。
また、お客様は色やサイズを自由にカスタマイズでき、理想的なフィット感と贅沢な着心地をお楽しみいただけます。
ブランドについて
1992年に創業した株式会社ユーティーオーは、日本製カシミヤニット専門ブランド「UTO」を運営しており、岩手県北上市の自社カシミヤ工場で製造しています。20年以上カシミヤにこだわり、世界でも稀有な「カスタムオーダーメイド」で1枚1枚手作りを行い、品質の高さを追求しています。
また、その高い品質と技術が評価され、今年から英ロンドンの王室御用達の高級紳士服店「ハンツマン」での販売がスタートしました。
新工場と地域貢献
新工場は、広さ968平米の木造2階建てで、北上市の美しい景色を一望できる明るいモノづくり環境が整っています。今年4月に移転した新工場では、地元の文化と連携を大切にしながら、廃校となった旧黒岩小学校の木造校舎をリノベーションして作られました。
また、2014年から北上市のふるさと納税返礼品としてUTOのカシミヤニットが採用され、これまで11年間で19億円超の寄付を計上しています。震災以降、毎年売上の一部を北上市に寄付し、地域支援を続けています。新工場では、地域の若者や女性の雇用促進にも貢献し、「工場体験」や「社会科見学」などのイベントも開催予定です。
【ベビーカシミヤニット製品ラインナップ】
レディース セーター・カーディガン:11万円〜22万円(税込)
【販売情報】
販売開始日:2024年12月14日(土)
販売場所:
・本店(東京): https://shop.uto-knit.com/products/store
・オンラインショップ: https://shop.uto-knit.com/
(「ベビーカシミヤニット」ページ:https://shop.uto-knit.com/collections/women-baby-cashmere)
・ふるさと納税(ふるさとチョイス): https://www.furusato-tax.jp/city/companies/list/03206/722
【世界でも稀有な「カスタムオーダーメイド」の特別な体験】
「UTO」のカシミヤニットは、豊富なカラーバリエーションと、S〜4Lサイズ(5L以上も相談可)の幅広いサイズ展開を誇ります。お客様は「着丈」や「袖丈」などを自分好みにカスタマイズでき、オーダー後3〜4週間でお届けします。
何千、何万枚のうちの一枚ではなく、世界で一つだけの「あなたのためのカシミヤニット」をお届けします。
世界への展開
2024年秋冬から、英国・ロンドンのサヴィルロウの「ハンツマン」をはじめ、フランス、スイス、アメリカ、オーストラリア、香港、中国、韓国など8か国に進出予定。日本発の最高品質のカシミヤニットが、世界中で認められつつあります。
The partnership between Huntsman and UTO represents a perfect blend of craftsmanship, sustainability, and luxury. The resulting collection of cashmere sweaters not only reflects the shared values of both brands but also offers unparalleled benefits to the wearer—combining sustainable sourcing and innovative manufacturing, to create a product that is unparalleled in its softness, warmth and longevity.
ハンツマンとUTOの提携は、「職人技」「持続可能性」そして「ラグジュアリー」の完璧な融合を象徴しています。この提携から生まれたカシミヤセーターのコレクションは、両ブランドの共有する価値観を体現するだけでなく、着用者に比類のない恩恵をもたらします。持続可能な原材料調達と革新的な製造技術を組み合わせることで、柔らかさ、暖かさ、そして長持ちする品質において他に類を見ない製品が生み出されています。
UTO代表・宇土寿和(うと としかず)コメント
1950年長崎県島原市生まれ。旅行業界からアパレル業界に転じた異色の経歴を持ち、日本で唯一カシミア100%のカスタムオーダーメイドニットを製造・販売するブランド『UTO』代表取締役。
20年以上カシミヤに触れ”カシミヤ博士”の異名を持ち、ニットケアを紹介するメディア出演や「カシミヤとニットの話」「中小製造業 逆転のブランディング」など執筆活動もおこなう。
未来への展望
今後も日本の職人と技術の継承を大切にし、より多くのお客様に「日本製の贅沢なニット」をお届けしてまいります。贅沢なニットだからこそ、ギフトや自分へのご褒美に選んでいただけることを願っています。
今年、UTO職人が「岩手県・卓越技能功労者」として表彰
国の表彰制度の中に、高い技術を持つ職人へ厚生労働大臣によって表彰される「卓越技能功労者(現代の名工)」という表彰があります。
11月19日、UTOの職人(製造主任)であり、岩手工場の立ち上げ当初のメンバーでもある舘下愛美(たてした ひでみ)が、「ニット製品編立工」として岩手県から「技能功労者」の表彰を受けました。
その道20年以上の技術面と、他にない「カスタムオーダー」で製造するチーム作りを評価いただきました。