“DESIGNER’S ATHLETICS WEAR”を新コンセプトに、ハイテクノロジー×クチュール技術の融合を実現
株式会社NAOKI TAKIZAWA DESIGNのプレスリリース
この度、”NAOKI TAKIZAWA”ブランドは、滝沢直己が2006年に発足させたNAOKI TAKIZAWA DESIGN INCが
2025年で20周年を迎えることを記念し、新コンセプトで再スタートします。
”NAOKI TAKIZAWA“は2008年春夏NEW YORK COLLECTIONでデビュー後、
デザイン事務所としての活動をより強化するためにシーズン毎のコレクション発表は中断し、
パーソナルオーダーという形態で継続してきました。
その間、NAOKI TAKIZAWA DESEGN INCは国内外の様々な業種の企業様やプロジェクトと協業し、
多岐に渡るデザイン活動をしてきました。
そしてこの度、デザイン事務所の20周年という節目を機に、
”NAOKI TAKIZAWA”は新コンセプトで生まれ変わります。
滝沢直己はデザイン事務所として多くのクライアントとの仕事の経験を通じ、
長年温めていた「つくりたい服」のコンセプトを持っていました。
それは、現代のスポーツウェアの原点となる当時の技術改革によって生まれ、
およそ100年の時を経ても人々が着続けている衣服への、
デザイナーとしての新しい視点からデザインされた服でした。
それはNAOKI TAKIZAWAのハイテクノロジーとクチュール技術の融合、
というデザインコンセプトの源流とも言える服作りです。
NAOKI TAKIZAWAは “DESIGNER’S ATHLETICS WEAR”をテーマに掲げ、2025春夏コレクションを発表しました。 2025年2月下旬に「NAOKI TAKIZAWA FITTING ROOM」(代官山ヒルサイドテラス内)および公式オンラインサイトにて、順次展開を予定しております。
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“DESIGNER’S ATHLETICS WEAR“について
“NAOKI TAKIZAWA”は、およそ100年の間、老若男女問わず世界中の人々に常に着用されているフレンチテリー(裏毛)スエットジャージィから着想した、カットソー製品を中心とするコレクションを発表いたしました。
スエットジャージィは当時、アスリートのみならず、学生、ミリタリーなどの運動着として着用されていました。渋谷の古着屋で、輸入古着のTop Greyのスエットを初めてみた滝沢は、単なるユニフォームではなく、その洗いざらしの美しいまでの丈夫さ、そこにプリントされたグラフィックのユニークさに魅了されたと言います。
当時の記憶が、“NAOKI TAKIZAWA”の新コンセプトの出発点となりました。
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ITEMS&MATERIALS
<Royal Jersey Series>
コレクションの中心素材には、世界的に評価の高いA-GIRL‘S社の丸編み素材を使用しています。国内随一の丸編み生産量を誇る和歌山県。その背景を活かし、こだわり抜いた原料から生まれた素材は、海外素材にはない独特の肌触りと軽さを実現しています。
スエットジャージィというアイコニックなアイテムを、ドレスやスカートなどのフェミニンなラインへと発展させ、ギミックを施したユニークな”DESIGNER‘S ATHLETIC WEAR“コレクションです。
<Silky Pleats>
東レ株式会社の開発したナノテクノロジーによって作られた、絹と同様の断面形状を持つ糸を用いたKinari®天竺ニット。軽量で深みのある光沢と艶感を持つ。絹と同じく擦れたときに音を発する“絹鳴り(きぬなり)”から命名された。“NAOKI TAKIZAWA”では、プリーツを施しジャージィ縫製によって作られたアスレチックプリーツプロダクトに展開した。
<Paper Jersey>
東レ株式会社のナノテクノロジーによって開発された、和紙のような心地よい風合いと合繊の機能性を両立させた最先端複合繊維 Camifu®。成分の異なるポリマーを原糸内部に精密に配列し、和紙のような風合いと機能性の両立を実現し編み立てられたスムースジャージィ。ボリュームシルエットにも関わらず、軽量でシワになりにくくイージーケアな、フルアイテムプロダクトへと展開。
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滝沢直己プロフィール
NAOKI TAKIZAWA DESIGN INC. 代表。
「ISSEY MIYAKE」のクリエイティブディレクター(1993年 – 2007年)を経て、2006年に独立、2011年からは「ユニクロ」のデザインディレクター、2014年からはスペシャルプロジェクトのデザインディレクターに就任。2010年からは美智子皇后殿下(現・上皇后陛下)の衣装デザインを担当。国内外の多岐にわたる様々な分野のクリエイター、アーティストとのコラボレーションによる服づくりや、フランクフルトバレエ団のコスチュームのデザイン、パリの国立ケ・ブランリー美術館のカーテンのデザイン等を手掛けた。2024年からは「無印良品」の衣服•雑貨部企画デザイン室長および、「MUJI Labo」のデザインディレクターを務める。