Maker’s Watch Knotから、台東区・大久保商店の皮革職人、大久保邦雄氏が作り出す唯一無二の芸術「スキモレザー」の腕時計用ストラップが登場。

下町の職人が生み出した、圧倒的な存在感を放つ異彩な漉き模様革。レザー業界の鬼才・大久保氏のみが作り出せる、世界で一つの芸術的なレザーです。

株式会社Knotのプレスリリース

Maker’s Watch Knot(株式会社Knot)は、漉き模様革「スキモレザー」を使用した腕時計ストラップを2024年11月7日(木)に発売いたしました。全国のギャラリーショップとオフィシャルWebサイトにてご購入いただけます。

“もったいない”から生まれたスキモレザー

スキモレザーの生みの親である大久保邦雄氏は、浅草にほど近い台東区で革加工業を営んできました。職人歴はおよそ70年になるという生粋の皮革工芸職人です。

大久保商店(東京都 台東区)社長、皮革職人の大久保邦雄氏

大久保氏の「大久保商店」では月型と呼ばれる靴のかかとを補強する部品の製造をしていました。元々月型には靴やカバンの製造工程で出る端材を使用していましたが、生産の増加に伴って卸問屋からも革を買い付けるようになると、月型に使用しない銀面部分が余ることに。

“もったいない”と、銀面の使い道を考えた末に生まれたのが「スキモレザー」でした。

端材や余った銀面から作られる美しい模様

圧倒的な存在感を放つ、異彩な漉(す)き模様

革を幾重にも貼り重ね、型押しで凹凸をつくる。それを水平方向に漉くことによって美しい階調を持つ、独創的で鮮やかな模様が現れます。この「漉き模様」からスキモレザーという名前がつけられました。(特許取得)

革を重ね、凹凸を作る水平に漉くことで現れる、計算し尽くされた模様

木目状の模様や、動物の体表のような模様、アールデコ調の幾何学模様、ビビッドカラーを差し込んだモダンなパターンなど、漉くことによって表れる模様はどれも1点もの。アート作品といっても過言ではありません。

Knotのオウンドメディア「Knot MAGAZINE」では、大久保邦雄氏のインタビュー記事をお読みいただけます。

Knot MAGAZINE「下町の芸術家が発明した独創的なスキモレザー」

魅力的なスキモレザーをリストウェアに

スキモレザーの代表的な木目イメージの模様をストラップに採用。同じカラーでも、模様の入り方が異なる革材から切り出しているため、1点1点表情が変わります。選ぶ楽しさと愛着を感じられるストラップです。

カラー:オーク(OK)
混色・単色合わせて全4カラー
カラー:ダークブラウン×オーク(DBOK)

まるで木材のようでありながら革の質感がある独特の素材感。さりげない遊び心が腕元を飾ります。

カラーバリエーションは、左から
・3色の茶色の切り替えが美しいダークブラウン×オーク(DBOK)
・茶+黒で模様がはっきりと分かるダークブラウン×ブラック(DBBK)

・炭のようなシックな色調のブラック(BK)
・木目状の模様が際立つオーク(OK)

製品スペック

スキモレザーストラップ

S18-TOS-(カラー)

ストラップ本体価格:¥6,600(バックル別売 ¥550〜)
ストラップ素材:表 スキモレザー 裏 栃木レザー

カラーバリエーション:全4カラー…ダークブラウン×オーク(DBOK)、 ブラウン×ブラック(BRBK)、オーク(OK)、ブラック(BK)
上部長さ:70mm (バックル含まず)
下部長さ:120mm
対応腕周りサイズ:140mm 〜 175mm(時計径36mm着用の場合)
生産国:日本

Maker’s Watch Knot オフィシャルWebサイト「スキモレザー」

カスタム例

Knotのストラップは、工具なしで手で簡単に着け替えることができます。

自分らしく自由にカスタマイズをお楽しみください。

Maker’s Watch Knot オフィシャルWebサイトでカスタマイズする

Maker’s Watch Knot ギャラリーショップでカスタマイズする


「SUSTINO(サスティノ)」シリーズとしてのスキモレザー

スキモレザーは、Knotがサスティナブル×イノベーションとして掲げる「SUSTINO」シリーズストラップの第2弾にあたります。

第1弾のNUNOUS(セイショク株式会社)を採用したストラップもぜひご覧ください。

Maker’s Watch Knotから、廃棄される布を使用した新素材の時計用ストラップ「NUNOUS」が登場。(2022年3月)

Maker’s Watch Knot 「NUNOUS」

Knotが考えるサステナビリティとは?

腕時計のありかたを再定義したいと考えたKnot。カスタマイズ、お店での購入体験、日本のモノづくり、適正な価格など、腕時計業界の常識を1つ1つ疑問に思い、自分たちならではの答えを製品やサービスとして提供してきました。そんなKnot(私たち)がサステナビリティの観点から生まれた疑問を解決していきたいと考えています。

カジュアル時計は消耗品?そんな疑問から:カジュアル時計はストラップの劣化や、破損した際、修理をしてまで使い続けられるのではなく、買い替え、すなわち古いものは捨てられるという消費文化に疑問を感じました。Knotは創業時より、お客様自身でストラップを簡単に着脱ができ、さらにストラップを着替えることで時計を楽しみにながら、長く大切にお使いいただけるライフスタイルを提案してきました。

ご購入いただいてからも?ずっと寄り添うブランドに:量販店を中心とした既存腕時計ビジネスでは、どうしてもアフターサービスにおいて相手の顔がみえないのが常ですが、KnotはD2Cブランドとして、お客様に直接商品を届けるだけでなく、自社でアフターサービス部門を持ち、安心して長くお使いいただけるような環境づくりを目指しています。

ただ愛用するだけで?エフォートレスな貢献へ:日本のものづくりを応援してきたKnot。これからも様々な取り組みを実行していきます。できることからコツコツと。今回発売されたスキモレザーだけでなく、廃棄される布をアップサイクルした素材「NUNOUS」(セイショク株式会社)を使用したストラップなども。取組を具現化するプロダクトを作り続けます。


<会社概要>

・名称:株式会社Knot(ノット)

・設立:2014年3月

・代表者:遠藤弘満・所在地:〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-6 ルリアン吉祥寺 3F

・事業内容:腕時計の企画製造販売

運営ブランド

・Maker’s Watch Knot

・Knot THE STRAP

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