エアークローゼットが、脳科学者監修のもと「ファッション体験によるウェルビーイングに対する効果」に関するホワイトペーパーを公開

株式会社エアークローゼット（本社：東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO：天沼 聰）は、脳科学者である東北大学・瀧教授と共同で実施した、ファッションを楽しむことを通した気持ちの変化を研究するプロジェクト「Fashion Wellness Project(ファッションウェルネスプロジェクト)」の研究成果に関するホワイトペーパーを公開しました。本プロジェクトにより、月額制ファッションレンタルサービス『airCloset(エアークローゼット)』のファッション体験には、気持ちにポジティブな変化をもたらし、日常がより豊かになっていく効果があることが科学的に実証されました。

■自信や幸福感の向上に繋がり、日常が豊かになる『airCloset』のファッション体験

当社は創業当初より「ワクワクするファッションとの出会い」を『airCloset』を通して提供してきました。その過程で、ファッションには、見た目を楽しむだけでなく、気分を変えたり気持ちを明るくするなど、内面にも影響をもたらす力があることを強く実感していました。実際に、お客様へのアンケートの中でも、いろんなお洋服を着ることで気分が上がったり、好きなファッションを身につけることで新しい自分の発見や自信に繋がったというコメントをいただいています。そこで、その効果を実証することを目的に、東北大学の瀧教授による監修のもと、産学連携共同プロジェクト「Fashion Wellness Project」を実施しました。

「Fashion Wellness Project」では、ファッションが心の健康状態にポジティブな変化をもたらし、日常がより豊かになっていく効果について、月額制ファッションレンタルサービス『airCloset』の体験を通し、心理学にもとづく調査と分析・考察を行いました。その結果、「自分に対するポジティブな評価」や「ありのままの自分を受け入れる気持ち」、「自分が感じる幸福感」、「自分が感じる生活の満足度」を高めるという効果が認められました。その中でも特に、自己の能力や特性に対する積極的で前向きな態度のことを指す「自己受容」において、高いスコアが出ています。これは、『airCloset』のサービスが持つ、一人ひとりの雰囲気や体型、お悩みに合わせたパーソナルスタイリングにより、自分の体型や肌の色などの生まれ持った特徴を活かせるということが、「自己受容」に良い影響を与えていると考えられます。一方で、周囲の人との関わりや自分の置かれた状況への影響は実証されませんでした。本調査の詳細は、以下「ファッション体験によるウェルビーイングに対する効果」に関するホワイトペーパーにて公開しております。

本プロジェクトを通して『airCloset』は、コスト・タイムパフォーマンスの高いサービスとしてだけでなく、心理的な面からもお客様の日々の生活を豊かにすることに貢献できていることが科学的に実証されました。今後も、様々なシーンで「ワクワクするファッションとの出会い」の体験を提供し続けていきます。

「ファッション体験によるウェルビーイングに対する効果」に関するホワイトペーパー

本ホワイトペーパーでは、『airCloset』の利用を通して、ファッションを楽しむことが、人々の生活満足度や幸福度にどのような影響を与えるのかを調査した「Fashion Wellness Project」の調査方法・調査結果・考察などを詳細に記載しています。

【東北大学・瀧教授コメント】

今回の調査から、ファッションがウェルビーイングをはじめとする心の健康にポジティブな効果をもたらすことが明らかになりました。特に、ありのままの自分を受け入れる気持ちのような、自分自身の内側からの変化を感じやすいことが今回の結果に反映されています。ファッションは自己表現の一つの手段としてだけではなく、私たちの日常生活に彩りを与え、心の健康を高める力があると考えられます。ポストコロナの時代においても、ファッションの価値は変わらず大きいものであると言えます。

■監修者プロフィール

東北大学加齢医学研究所及び東北メディカル・メガバンク機構で脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでにのべ約16万人に上る。「脳の発達と加齢に関する脳画像研究」「睡眠と海馬の関係に関する研究」「肥満と脳萎縮の関係に関する研究」など多くの論文を発表している。さらに『NHKスペシャル』を始めとしたメディア出演や、「生涯健康脳」（ソレイユ出版）などの出版による発信も多数行っている。また、誰でも長生きすることのできる現代では、疾患の予防と心の充足感（well-being）の両方が重要と捉え、日常生活の中で起こせる行動変容とその波及効果を研究している。

■「Fashion Wellness Project」概要

『airCloset』と東北大学の産学連携共同プロジェクト「Fashion Wellness Project」

研究目的：ファッションが生活の質を向上させていることを科学的に実証する

調査対象：『airCloset』月額会員様および無料会員様※

調査期間：2020年10月～2024年9月

調査方法：Webによるアンケート調査

調査監修：東北大学・瀧靖之教授

特設ページ：https://content.air-closet.com/aircloset-fashion-wellness-project

※本調査の総協力者数は月額会員様３,053名、無料会員様3,460名の合計6,513名。うち、本調査の分析対象としたのは、2回目までの全アンケートにご回答いただいた、月額会員様291名、無料会員様119名の合計410名。