JAグループかながわで機能性ウェアの着用モニターが開始。農作業に携わる高齢者の体のサポートに期待

株式会社りらいぶ(本社:宮城県)は、JAグループかながわにて商品の着用モニターの実験を開始します。JAグループかながわでは、農家の方の高齢化、労働負担を軽減したいと、今回の協業に至りました。

株式会社りらいぶのプレスリリース

 農林水産省の「農業労働力に関する統計」によると、2015年時点では175.7万人であった基幹的農業従事者数が、2023年の推概数値で約35%減の116.4万人となっています。新規就農者数を見ても、2015年は6万5,000人であったのが2021年では5万2,300人と、こちらも減少傾向となっています。農場従事者が不足している中で問題になっているのが、従事者の高齢化です。2020年の基幹的農業従事者数のうち、65歳以上の割合は全体の70%(94万9千人)を占めており、49歳以下の若年層の割合は11%(14万7千人)と、農業従事者のなり手不足も大きな課題となっています。

■JAグループかながわ

こうした中、着るだけで血流を促進する機能性ウェアを販売する株式会社りらいぶとJAグループかながわでは、高齢化する農業従事者の労働負担軽減を目的に、機能性ウェアの着用試験をスタートします。9月から県内8か所の農協でモニター募集をし、一定期間着用して労働負担軽減の実験をします。

■JAグループかながわの担い手不足への支援様子

 株式会社りらいぶが販売する機能性ウェア「リライブウェア」には血行促進をサポートする鉱石が練りこまれたインクがシャツの前面と背面にプリント加工されています。発売からすでに150万着(集計期間:2019年7月1日~2024年9月30日)以上を売り上げ、高齢者をはじめ、肉体労働、介護従事者、アスリートなど多くの方に利用されています。

■機能性ウェア「リライブウェア」の例

 JAグループかながわでは神奈川県の農業の担い手を総合的に支援する取り組みも行っており、農業従事者の労働環境や担い手不足の改善にもつながればと期待しています。モニター着用実験の後は、本格的に農業従事者への普及も計画しており、神奈川から全国の農業従事者の負担軽減に役立つ情報として発信を意気込んでいます。

■機能性ウェア着用モニター募集詳細

【着用実験開始】2024年9月~12月末を予定

■今後の展望

2024年12月 着用実験終了&検証を経て本格的に普及を開始(予定)

【会社概要】

社名:株式会社りらいぶ

本社所在地:〒981-3212 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘3-27-3
オメガコートビル1F

代表:佐々木 貴史

事業内容:リライブシャツ・パンツ 関連ウェア・医療機器 開発/製造/卸

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