本物志向の大人の男性に向けたカジュアルブランド「BAKER STREET」2025年春夏デビュー

~ 英国の拘りを現代性や遊び心とともに表現する上質なトラッドスタイル ~

株式会社三陽商会のプレスリリース

新ブランド「BAKER STREET」 ロゴ
新ブランド「BAKER STREET」 2025年春夏コレクション

株式会社三陽商会(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大江伸治)は、上質に拘る大人の男性に向けた新ブランド「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」の展開を、2025年2月より全国百貨店とブランド公式サイト&ストアで順次スタートいたします。

「ベイカー・ストリート」は、”Quintessentially British Clothing with Humour “をテーマに、英国の拘りを現代性や遊び心とともに表現する本物志向の大人に向けたメンズカジュアルブランドです。ブランドの顔となるオリジナルチェック柄「BAKER STREET TARTAN」をはじめ、ブリティッシュテイストを感じさせるプリント柄などを用いて英国の拘りを表現します。また、三陽商会のものづくりの粋を集めた品質と機能性を備えた商品を展開し、現代の気候変動や多様なニーズに対応します。

三陽商会は、企画から販売まで柔軟な対策が可能となる新たな自社ブランド「BAKER STREET」の展開を通して、ブランドポートフォリオの一層の強化をはかるとともに、当社がターゲットとするアッパーミドルのお客さま層に支持される新たな価値を創出し、縮小傾向にある百貨店紳士服アダルトカジュアルゾーンの活性化を図ってまいります。

(注)Quintessentially: 典型的な 

■新ブランド開発の背景と目的                                                               

~ “進むビジネスウェアのカジュアル化” と 百貨店紳士服ゾーンの変化 ~

紳士服市場においては、2023年はビジネスやオケージョンニーズの回復からスーツ・フォーマルを中心に伸長しています。しかし、ビジネウェアについては二極化の傾向が顕著で、パターンオーダー等の本格スーツが伸長する一方で、軽いセットアップのジャケットとパンツのスタイルが浸透するなどカジュアル化が進んでいます。加えて、カジュアルウェアにおいても百貨店の紳士服ゾーンが縮小傾向にある中で、さらに高いブランド力、競合ブランドとの差別化が求められています。当社はこうした市場環境の変化を商機に変えるために、百貨店紳士服アダルトカジュアルゾーンの中で若返りと活性化を図ることで確固たるポジションを確立することが必要であると捉え、当社がターゲットとするアッパーミドル層に向けて新たなブランドの開発を進めるにいたりました。

~ライセンス事業から自社ブランド事業への転換~

また、当社はかねてより、ライセンス事業を可能な限り自社ブランド事業に転換することを事業戦略のひとつとしています。その一環として、「ザ・スコッチハウス」のライセンス契約終了に伴い、代替ブランドとして「ベイカー・ストリート」を展開することとしました。

自社ブランド事業への切り替えにより、商品企画、製造、販売、マーケティングに関する全てにおいて、迅速かつ柔軟な対応が可能となります。その結果、ブランドの競争力を増し、更なる事業成長へと繋げていく事を目的としています。

■「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」の概要                                                                  

ブランド名

「BAKER STREET(ベイカー・ストリート)」

コンセプト

Quintessentially British Clothing with Humour

本物志向の大人に向けたカジュアルブランド

英国の拘り×現代性×遊び心

ブランド名の由来

「BAKER STREET」は三陽商会が過去に展開し、商標を持っているブランド名です。

英国・ロンドンに実在する通り「BAKER STREET」に由来します。この名前は18世紀にこの通りを敷設した建築家のウィリアム・ベイカーにちなんで命名されました。ブリティッシュテイストのコンテンポラリートラッドをベースとし、ユーモアのエッセンスを取り入れたブランドに相応しい名前です。

顧客層のイメージ

上質で本物のトラッドを志向しつつ時代性や遊び心を大事にする大人の男性 

中心価格帯

(価格はすべて税込)

洋品とボトムはエントリープライスの設定により、若年層のファン獲得を狙う

コート 77,000 ~ ¥93,500

ブルゾン 46,200 ~ ¥83,600

ジャケット 39,600 ~ ¥71,500

シャツ 14,300 ~¥29,700

カットソー 12,100 ~ ¥24,200

ニット 18,700 ~ ¥31,900

トラウザーズ 18,700 ~ ¥33,000

販路

百貨店、専門店、EC(ブランド公式サイト&ストア)

販売開始

2025年2月

■商品の特徴                                                                                                                                                                                

大きく5つの特徴があります。

1.新たに開発したオリジナルチェック柄の使用

新ブランド「BAKER STREET」 オリジナルのチェック柄「BAKER STREET TARTAN」

英国調のオリジナルタータンを開発。ウェアや雑貨に使用するブランドの顔となる意匠です。ブルー系のチェックは「BAKER STREET TARTAN」と命名。ベースとなる紺色はロゴにも使用されているブランドカラー“BAKER BLUE”を使用しています。この紺色はロンドンの夜明け前の空の色をイメージしており、それぞれの格子はエネルギー溢れるロンドンの交差するストリートからインスピレーションを得ています。

2.ブランドアイコンの使用

ブリティッシュテイストを感じさせるブランドアイコンをプリントや雑貨、ボタンなどのディテールに積極的に使用します。

<紋章>

「BAKER STREET」 を象徴するオリジナルの紋章

「BAKER STREET」が敷設された18世紀の時代背景からインスピレーションを得て紋章を開発。紋章学に基づき、クレスト(Crest、兜飾り)、エスカッシャン(Escutcheon、盾)、サポーター(Supporter、盾持ち)の3種類で構成されています。

<シグネット>

「BAKER STREET」 のシグネット

紋章の中央のエスカッシャンの中に配したシグネットは、18世紀当時の貴族が身分証明代わりに使用していたものです。当時の貴族はこの印章を彫ったシグネットリングを身に付け、捺印に使用していました。「BAKER STREET」ではワンポイントモチーフとして使用する他、モノグラムにしたプリント柄も開発しています。

3.ブリティッシュテイストのプリントと遊び心のあるディテール

シーズン毎に色柄を変化させながら様々なプリントを提案し、柄と色合わせの楽しさを提案します。また、ジャケットの見返し等にプリント柄を使うことで、さりげない遊び心や拘りをディテールに盛り込みます。

4.三陽商会ならではの高品質なものづくりと機能性を備えた商品群

三陽商会のものづくりの粋を集めた機能性商品を豊富にラインナップします。当社の全社横断プロジェクト「商品開発委員会」(※1)を通して培ったノウハウを生かし、ウルトラストレッチ、超軽量、はっ水性、接触冷感、UVカットなど機能性素材を使用し、現代の気候変動や多様なニーズに対応します。

(※1) 商品開発委員会 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000543.000009154.html

5.ブランドの顔となるベーシックな定番品が充実

フィールドジャケットの代表格M65などのアウター、ブレザー、オックスフォードシャツ、ポロシャツ、トレーナー、チノパンツなど、ブリティッシュスタイルをつくる上で不可欠な定番品を取り揃え、お客さまのニーズに幅広く対応。また、サイズについてもSからLLサイズまで幅広いサイズレンジをご用意します。

■店装コンセプト                                                                              

「BAKER STREET」 店装イメージパース

ストアデザインは、トラディショナルでクラシックな要素をベースに、モダンでクリーンな空気感を創出するイメージにしています。ロンドンの地下鉄「BAKER STREET」駅から着想を得たモールディングや壁面のストーングレーに、白や木目を使いながら軽快さを演出します。

■今後の予定                                                                                           

・ブランド公式LINEアカウントを開設(2024年12月)

・ブランドローンチ(2025年2月~順次)

百貨店紳士服ゾーンで店舗を展開

「SANYO ONLINE STORE」内にブランド公式サイト&ストアオープン(2025年2月)

・ブランドローンチキャンペーン&プロモーションを開始(2025年3月)

キャンペーンビジュアルの露出を最大化しブランド認知を高める

以上

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