【倒産寸前の家業を立て直すため、代表に就任した3代目の挑戦】それはまるで「着る暖房」。代表は冬でも暖房代0円。冒険家の植村直己氏が南極大陸で着用した「もちはだ」54年目の決意のリブランディング

もちはだを通して「ほっとする瞬間」を届けたい。公式サイトも構想期間4年のフルリニューアル。世界に誇る独自製法の「鷲尾式起毛」で、ドラマやバラエティーなど芸能人の方のロケにも愛用されています。

ワシオ株式会社のプレスリリース

世界に誇る独自製法の「鷲尾式起毛」による保温性の高いインナーやアウター、靴下などの製造・販売を行うワシオ株式会社(本社:兵庫県加古川市、代表取締役:鷲尾 岳)はこのたび、1970年に生まれた防寒ブランド「もちはだ」のリブランディングを実施しました。これに伴い「もちはだ」公式サイトも10月10日(木)にフルリニューアルしました。

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そもそも「もちはだ」とは?

「もちはだ」は、私たちワシオ株式会社の初代社長・鷲尾邦夫が1970年に立ち上げた、防寒に特化した防寒ブランドのこと。兵庫県加古川市に自社工場を持ち、独自に開発した編み機を用いて独自製法である「鷲尾式起毛」で編まれた体温が逃げにくい生地を使い、保温性の高いインナーやアウター、靴下、ルームウェアなどを製造・販売しています。

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鷲尾式起毛の特徴

糸を切らない独自の起毛技術による圧倒的な保温性の高さが注目され、冒険家の植村直己氏が南極大陸の犬ぞり横断の際に「もちはだ」の高機能靴下を着用されたり、防寒インナーや靴下はスタイリスト様の間で口コミで広がり、ドラマやバラエティーの冬場の屋外ロケでは、さまざまな有名俳優や芸人の方々にずっと愛用されています。

今回のリブランディングの理由

冬の寒さによる冷えを予防するアイテムとして、これまでたくさんの方々に愛用されてきた「もちはだ」ですが、近年の温暖化による暖冬の影響が、私たちの業績に色濃く影を落としていました。

春から夏にかけて生産し、秋から冬に販売するもちはだ製品。その販売数は天候に大きく左右され、暖冬が来るとお金が足りなくなり、次の冬に向けた準備を借金で賄うというやり方で長年やってきており借金が膨れ上がっていました。3代目代表は、そんな倒産寸前の家業を立て直すためワシオ株式会社に入社。営業、統括本部長の役職を経て2024年1月に代表に就任。さまざまな経費の合理化をはじめ、将来に向けての組織改編、大手ECショッピングモールから撤退するなど、傾いた業績を立て直すためスタッフとともに奮闘しています。

3代目代表・鷲尾 岳(右)

その一方で、世の中の変化に伴う新たなニーズも生まれています。生活習慣の変化による代謝や体温の低下、さらには「隠れ冷え」と呼ばれる無自覚に体が冷えている問題や、夏場の冷房による体の冷えの問題に悩む方が増えています。これらの問題はたびたびメディアでも報じられるなど、生活習慣や生活環境の変化に伴う様々な「冷えの問題」が生じています。

生活習慣や生活環境の変化に伴う様々な「冷えの問題」が生じています

また光熱費を含めた物価も年々高騰していますが、もちはだはお客様から「着る暖房」という異名で呼ばれるほどで、3代目社長の鷲尾 岳は、冬場に外はもちろん家の中でも、もちはだ製品を着用することで暖房費がまったくかからない生活を送っており、暖房費の節約にも繋がっています。

こうした世の中の変化にもしっかりと対応しながら、体の冷えに関する様々なお悩みを解決し、快適で心地よい毎日を送れる人を増やしたい。そんな想いから「もちはだは、誰にどんな価値を提供しているのか?」と足元から見直し伝えていくために、2000年にオープンした公式サイトのフルリニューアルを実施しました。

直感的にあたたかさや心地良さが伝わるように見せ方を工夫しています
見やすく探しやすい導線

今回の公式サイトリニューアルの変更点

・モノとしての機能的価値だけでなく、もちはだが提供している「情緒的価値」を伝えるサイトに変更

・自分に合った商品が選びづらい、得たい情報に辿り着きづらいという問題を導線を見直すことで解消

・あれもこれも見せたいという情報過多が起こっていたため、お客様にとって大切な情報のみに整理

・世の中の変化に伴う新しい冷えの問題にも柔軟に対応し訴求できるサイトに変更

・ブランドイメージの統一を図り、世界へもちはだブランドを広めていく足掛かりにする

サイトリニューアルは、私たちの価値を見直し伝えていく活動の一環ですが、それに合わせて内部体制もその活動を実行していくため大きな組織変更を実施しました。100%自社出荷であった物流を順次、外部業者へ委託。ピーク時の出荷スタッフの負担を軽減し働きやすい環境づくりに努めています。また、もちはだをもっと多くの方に知っていただくため、ワシオ株式会社の69年の歴史の中で初めて、受注対応と出荷を引き受けていたメンバーを主軸に置き、企画・広報課を立ち上げました。そのメンバーを選んだ理由は、出荷や受注対応に従事している時から「お客様第一」や「お客様に喜んでもらうために」という意識が強く、その前提で私たちのことやもちはだの価値を世の中に発信してくれると考えたからです。これから企画・広報課では、もちはだの価値を伝える活動を行って参ります。また営業企画部と通販部を統合して、価値提供部に変更しています。

私たちはこれからも、世界に誇る独自製法の「鷲尾式起毛」を活かしたもちはだ製品の普及を通して、体の冷えでお困りの皆さまに「ほっとする瞬間」を届けていきたいと考えています。

<参考URL>

もちはだ公式サイト

https://washio-japan.com/

3代目代表・鷲尾 岳のnote記事はこちら

https://note.com/t_washio/n/n46ed6f71ef46

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