世界最大級の縫製工場のひとつを展開するWing Taiと瀧定名古屋、植物由来の次世代合成繊維PlaX™のグローバル供給に向け連携

株式会社ネオアクションのプレスリリース

世界最大級の縫製工場のひとつを展開するWing Tai(Garment Apparel Group 本社:香港、代表取締役会長:Francis Cheng)と瀧定名古屋株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:瀧健太郎、以下瀧定名古屋)は、Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役社長CEO:坂本孝治、以下 Bioworks)が研究開発する次世代合成繊維「PlaX™(プラックス)」のグローバル市場への供給に向け連携します。


3社連携でファッションワールド東京に出展

2024年10月15日(火)から17日(木)に東京ビッグサイトで開催される「第4回 サステナブルファッションEXPO 秋」に、Wing Taiが出展いたします。

出展ブースではWing Taiカンボジア工場の環境負荷削減への取り組みの紹介や、瀧定名古屋がBioworksと共同で開発したPlaX™の生地と、Wing Taiカンボジア工場で縫製したPlaX™️の製品を展示いたします。

【第4回 サステナブルファッションEXPO 秋】

会期:2024年10月15日(火)〜17日(木)

   10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)

会場:東京ビッグサイト

WingTaiブースセクター:東6ホール A25-2

公式サイトURL:https://www.fashion-tokyo.jp/hub/ja-jp.html

着物インフルエンサー「りょうたす。」さんのトークショー&開発した羽織お披露目!

着物インフルエンサー「りょうたす。」さん

今回の展示会では、TikTokやInstagramで70万人以上のフォロワーを持つ着物インフルエンサー「りょうたす。」さんと、サステナブル素材を使用した生地で「羽織」を制作しお披露目する予定です。

高校時代から365日着物で生活をしている「りょうたす。」さんは、伝統と現代の融合に熱意を持たれ、日本の着物文化を次の世代に伝えていくことに力を注がれています。

植物由来の次世代合成繊維PlaX™を、瀧定名古屋が高品質な生地に仕立て、Wing Taiが縫製技術で現代のニーズに応えながらも伝統美を感じさせる羽織に作り上げました。

Wing Taiのサステナブルな製造拠点とグローバル展開

Wing Tai Hong Kong本社
Wing Tai Garment Apparel Group 工場
衣料品製造風景

Wing Taiは1947年に香港で衣料品メーカーとして設立。主にアパレル製造などを手掛け、その後不動産や小売業中心に事業を拡大しアジアを中心に広く事業を展開しています。運営する中国とカンボジアの縫製工場を通じて、グローバルなアパレル市場に高品質な製品を提供しています。

カンボジアの輸出の約4割を占める縫製業界において、Wing Taiは同国最大級の服飾製造企業のひとつとして、年間約3,000万着の製品を生産しています。また、グローバル展開にも積極的なWing Taiはアメリカ、ヨーロッパ、日本などの主要市場で高いシェアを誇っています。

また、Wing Taiは、株式会社ファーストリテイリングなどの日本の大手企業とのビジネス関係を30年以上にわたり築いており、日本国内においても高いシェアを誇っています。長年の信頼と実績をもとに、Wing Taiはこのパートナーシップにおいて非常に良好な関係を確立しており、今後も引き続き協力を深めていく考えです。

Wing Taiの活動の一環として、今回最先端のサステナブル素材「PlaX™️」の顧客への導入提案を開始。この植物由来の素材は、従来の石油由来ポリエステルを代替する革新的なものであり、日本発のベンチャーであるBioworksが独自の素材で開発した技術です。Wing Taiは、サステナブル素材への移行を積極的に推進しており、環境に配慮した高品質な製品をグローバルに提供しています。

今後、Wing Taiは新たな取り組みとして、高級ブランドの製造においても植物由来の素材を取り入れる提案をしていくことも視野に入れており、持続可能なファッションをリードする企業としての地位をさらに強化していきます。サステナブルな素材に対する世界的なニーズの高まりに応えながら、石油消費の削減に貢献し、ファッション業界の未来を切り開いていきます。Wing Taiは、株式会社ネオアクションと協力しながらカンボジアから世界へ、そして日本発の技術で地球環境の保護に貢献するグローバル戦略をこれからも推進していきます。

人口増加に伴い拡大する合成繊維市場と次世代合成繊維PlaX ™

世界では人口増加に伴い、繊維市場や繊維生産量は拡大傾向にあります。

「PlaX™」は、サトウキビなどの植物を原料とするバイオマス素材「ポリ乳酸(PLA)」に、Bioworksが独自に開発した「植物由来の添加剤」を加えることで、品質と機能をアップデートしたカーボンニュートラルに貢献する新素材です。

植物由来でありながら石油由来の合成繊維の代替ができる次世代合成繊維として、増え続けるポリエステルの代替素材としてグローバルでの普及を進めています。

《PlaX™の特徴》

・ポリエステルと比較して原料から糸製造時までのCO2排出量を41%削減。

・綿と比較して原料から糸製造時までの水使用量を90%削減。

・微生物によって水やCO2に分解される「生分解性」の特性を持つ素材。

・廃棄物から同等の素材を再生産する「ケミカルリサイクル」と相性が良く、資源を循環させるクローズドループの実現に向けた研究開発が進む。

・焼却廃棄時のCO2排出量を削減。ダイオキシンなどの有害物質も発生しない。


瀧定名古屋について

1864年に創業し、150年以上の歴史を誇る、原料及びテキスタイルとアパレル製品を扱う繊維専門商社。現在は原料・服地・アパレルなど各種繊維製品の企画開発から仕入・生産・販売までを一貫して手がけ、国内はもとよりヨーロッパやアメリカ、アジア各地にマーケットを広げています。また、資材調達や開発、生産体制においても国内、中国、東南アジアなどの各拠点にネットワークを築き、多角的にビジネスを展開しています。


Bioworksについて

Bioworksは、「つくる喜びと、着る豊かさが続く、新たな⽣態系(エコシステム)をつく

る」をビジョンに、ポリ乳酸を原料とする植物由来の次世代合成繊維「PlaX™」の製造・

販売を⾏うマテリアルクリエイションカンパニーです。

2015年の創業以来、ポリ乳酸の研究開発で蓄積された知⾒をもとに、2021年より繊維事

業へと展開。ファッション業界における⽯油由来原料からの脱却の⼀翼を担う素材とし

て、国内外の繊維企業やブランドから注⽬を集め、採⽤が始まっています。


ネオアクションについて

株式会社ネオアクションは2022年に設立したスタートアップです。衣料品製造(OEM・ODM)事業として、Wing Taiの日本の代理店として月間268万着を製造可能とし、自社ブランドも展開しています。また、新規事業開発・スタートアップ支援では、スタートアップ向けの資金調達やピッチの支援を提供。2024年京都府主催の太秦ニンジャピッチの運営を担当。海外へのPR・コンサルティング事業としては海外を含む新規事業のPRやコンサルティングサービスを提供しています。


■株式会社ネオアクション

代表取締役社長:鈴木萌子

本社:京都府京都市下京区七条通油小路東入大黒町227番地第2キョートビル402

設立:2022年

事業内容:衣料品製造(OEM・ODM)、新規事業開発・スタートアップ支援、PR・コンサルティング

■ 株式会社ネオアクション WEB:https://neoaction.jp

リリースに関するお問い合わせ

本社京都府京都市下京区七条通油小路東入大黒町227番地第2キョートビル402

担当:鈴木

MAIL : press@neoaction.jp

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