株式会社TSIホールディングス　ショッピングバッグを有料化、脱プラスチック化へ

株式会社TSIホールディングス（本社：東京都港区、代表取締役社長：下地 毅）は、環境負荷低減を目的に2025年2月期までに既存ショッピングバッグを有料化すると共に、プラスチック製ショッピングバッグの発注を停止し、在庫がなくなり次第順次紙製に切り替えていくことを基本方針としましたので、下記の通りお知らせします。

１． 背景

2024年3月に経済産業省から繊維製品の環境配慮設計ガイドラインが公開され、その中で包装材の抑制についての対応が求められています。

当社グループは、「私たちは、ファッションを通じて、人々の心を輝かせる価値を創造し、明日を生きていく歓びを、社会と共に分かち合います。」という経営理念のもと、「ファッションエンターテインメントの力で、世界の共感と社会的価値を生み出す。」をパーパスとして事業を展開しています。私たちは、すべてのステークホルダーとの対話を尊重してサステナブルファッションに真摯に取り組み、事業活動を通じて人々の“幸せ”が続いていく社会を実現するために挑戦し続けることをサステナビリティの方針とし、中期経営計画の中でも紙資源の消費削減を目標として掲げています。

地球環境領域のマテリアリティの1つとして原材料をとらえ、原材料の選択による環境負荷低減を2050年のKGIに策定しています。衣料品原材料にとどまらず副資材の1つであるショッピングバッグについても、自然に還る素材を選択することで環境負荷低減を図ることが必要であると考えました。

また、当社は、環境方針の中で資源・エネルギーの有限性を認識し、その有効利用に努めることを基本方針として掲げており、その観点から不要と思われるお客様への提供を抑止することで使用量の削減に努めることが有用と判断し、お客様と取り組む一歩として有料化を進めることとしました。

２． 原材料に関する環境負荷低減目標

（１）2025年2月期までに既存ショッピングバッグを有料化し、プラスチック製ショッピングバッグは在庫がなくなり次第順次紙製に切り替えていく。

（２）2027年2月期 までにショッピングバッグの使用量を2024年2月期比で40％減とし、FSC認証紙の使用を90%以上とする。

（３）2031年2月期までにショッピングバッグの使用量を2024年2月期比で60％減とする。

３． 今後の取り組み

今後はブランド毎に取り組み方は異なりますが、FSC認証紙への切り替えを推進します。また、他の包装材や副資材についても低環境負荷なものに切り替えていく所存です。

【お問い合わせ】

株式会社TSIホールディングス

財務・広報IR課

TEL:03-5785-6412

https://www.tsi-holdings.com