ブランパン 新しいバチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ

スウォッチグループジャパン株式会社 ブランパン事業本部のプレスリリース

ブランパンは、精巧にデザインされた特許取得済みのブラックセラミック製ブレスレット と、同素材のケースを備えた新作「バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ」 を発表しました。サンレイ仕上げが施された鮮やかなブルーの文字盤が特徴的なこのモデル は、スポーティかつ堂々とした表情の中にもエレガンスが際立ちます。新作「バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ」はさまざまなストラップを選ぶことができま す。セラミック製ブレスレット、NATO ストラップ、セイルキャンバス製ストラップなど、 力強さ、カラー、ダイナミズムがバチスカーフ シリーズを彩ります。

フィフティ ファゾムスは 1953 年、初の本格的ダイバーズウォッチとして誕生し、プロのダイバーがダイビングの際のツールとして使用するようになりました。1956 年には都会的な モデル「バチスカーフ」が発表されます。海底探検を可能にしながらもデイリーに着用できるデザインのバチスカーフ ラインは、やや小さめのサイズで発表され、印象的なカラーと セラミックを組み合わせたダイナミックなモデルで、現在も創造の本質をさらに突き詰めています。

グラデーションが印象的な文字盤

ムーンフェイズを備えた新しいコンプリートカレンダーの文字盤は、ブラックセラミックと コントラストをなすエレガントな色合いのブルーで彩られています。文字盤は、繊細なグラデーションとサンレイ仕上げで生命を宿しているようです。その表情は光によって変化します。洗練をきわめ、深みと輝きを湛えて見る人を引きつけて離しません。この時計は、着用する人と同じく人格を有するかのようです。その個性は、ブラックセラミック製のケースや ブレスレットと文字盤とのコントラストによってさらに際立てられ、卓越した仕上げによって煌きを放っています。

何ものにも屈することのない耐久性

最先端の技術を用いて生まれたセラミックが、バチスカーフを新たな次元へと導きます。ユニークな特性を持つセラミックは、都会的なイメージのこのラインには理想的な素材であり、 今回初めてハイテクセラミック製ブレスレットが採用されています。 耐久性に優れ、傷がつきにくく、低刺激性のこの素材は、ステンレススチールの約 5 倍の硬度を備えながらも 25%軽量です。比類のない優れた性質を持つセラミックは、特に仕上げに複雑な作業が必要です。1400℃以上で焼成してダイヤモンド工具で加工する場合、ボリュームを 25%抑えることに加え、サテン仕上げはデリケートで緻密な作業が必要となります。リンク、バックル、ケースなどのファセットが 1 つひとつ、専門職人の手で仕上げられます。

高級時計の製造においてブレスレット制作は難しい作業です。リンクを完璧に調整することが必要で、緩すぎて美観を損なったり、実用的な理由からきつすぎてもならず、繊細な調整が必要となります。リンクはこのため 1 つひとつ入念に計測され、完璧にフィットするよう調整されています。このブレスレットは、特許取得済みのカム型ピンで連結されたリンクシステムが特徴で、これにより耐久性に優れ、快適な着け心地が実現しています。ブラックの色調は、セラミック製ケース(ブラック、43.6mm、300m 防水)を初めて採用した新作コンプリートカレンダーだけでなく、同素材のケースを備えたバチスカーフの 3 針モデルやフ ライバック・クロノグラフにも調和します。

キャリバー6654.P4 を搭載した新しいバチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイ ズは、回転ベゼルを備えたダイバーズウォッチの伝統と、ムーンフェイズ、シリコン製ヒゲゼンマイといったハイエンドな時計の特徴を併せ持つモデルです。

ダイビングと安全性:回転ベゼル

1952 年、当時ブランパンの共同 CEO であったジャン=ジャック・フィスターは、自身の経験から、水中で安全な方法で時間を計測する必要性を認識しました。革新的なソリューショ ンとして、フィスターは 1953 年に発表されたフィフティ ファゾムスに、スキューバダイビングのニーズに特別に適合した、段階的にロックできる回転ベゼルを採用しました。

現在、フィフティ ファゾムス コレクションには、安全性を高めるために反時計回りのみに 回転する逆回転防止ベゼルが採用されています。フィフティ ファゾムスに続くバチスカーフもこのタイプのベゼルを採用し、そこからインスピレーションを得ています。新しいムーンフェイズカレンダーも例外ではありません。黒のセラミック製ベゼルに備わるインサート は、文字盤の色調にマッチしています。深みのある力強いブラックにはグレーのリキッドメタル®でコントラストが加えられ、繊細なグラデーションのサンレイ仕上げのブルーを引き立てます。都会的な印象のベゼルは傷に強く、操作するとクリアで力強い「カチッ」という絶妙な音をたてます。

時の中心にムーンフェイズを据えて

キャリバー 6654.P4 のリズムに合わせて鼓動するこの新しいタイムピースには、マニュファクチュールを象徴する顔、ムーンフェイズが搭載されています。クォーツショックを契機にブランパンが 1983 年に再び発表したこの複雑機構によって、ブランパンは機械式時計が卓越した専門技術を示すものであること、そしてクォーツが複雑な機械式時計に取って代わることはないことを証明し、機械式時計製造の復活を象徴する存在となりました。だれもが認めるブランパンのムーンフェイズには、キャリバー6654.P4 が搭載されています。香箱を2 つ備えることで 72 時間のパワーリザーブを実現し、ムーブメントの安全性を確保しているため、ユーザーは 1 日のいかなる時刻でもカレンダー表示を損傷することなく調整することができます。このキャリバーには、面取り、ペルラージュ、コリマソナージュなど高級時計の伝統を汲む装飾が施されています。磁気の影響を受けにくいシリコン製ヒゲゼンマイを採用することにより、キャリバーは裏蓋のサファイアクリスタルを通して見ることができます。

シリコン革命

21 世紀初頭の時計製造業界においてまさに革命であったシリコンは、時間の計測に大きな進歩をもたらしました。変形することなく弾性があり、硬く、軽量で、耐食性に優れるこの素材は、とりわけ耐磁性が際立って高いことを特徴としています。これは時計の作動精度を確保する上で意味のある性質です。 磁気を帯びる可能性のある金属バネをテンプに使用していた 1950 年代とは異なり(ここから時計のムーブメントを磁気から保護するために、シールドとして軟鉄製のインナーキャリ ッジを開発することにつながりました)、今日のフィフティ ファゾムスはシリコン製ヒゲ ゼンマイを採用しているため、サファイアクリスタルの裏蓋を装着することができ、ムーブメントのユニークな構造を見せることができます。こうしたテクノロジーの恩恵により、新しいバチスカーフ ムーンフェイズカレンダーは、その機構の高品質な仕上げを誇らしげに 示すことができるだけでなく、シリコン素材により優れたクロノメーター性能ももたらされています。

カレンダーのエキスパート、ブランパン

カレンダーは、マニュファクチュールの DNA の重要な要素であり、ブランパンが持つ複雑 機構の専門知識を証明するものでもあります。カレンダーは 1980 年代初頭に復活を果たし ます。当初はコンプリートカレンダーの形で登場し、ブランパンにカレンダー表示を備えた 時計への道が開かれました。週表示、シンプルな日付表示、アニュアルカレンダー、さらに はパーペチュアルカレンダーまで。ブランパンがカレンダーを創造する力は、「ヴィルレ ランニング イクエーション オブ タイム」と「ヴィルレ トラディショナル チャイニーズ カ レンダー」という世界初の非常に複雑な 2 つの作品で頂点を極めます。マニュファクチュー ルのカタログにカレンダー機構を豊富に展開するブランパンは、まさにカレンダーのエキス パート。新しいバチスカーフ ムーンフェイズ コンプリートカレンダーは、この伝統を受け継いでいるのです。

ブランパン公式ウェブページ:https://www.blancpain.com/ja

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