スウォッチグループジャパン株式会社のプレスリリース
Swatchは、BlancpainのFifty Fathomsを讃えるBioceramic Scuba Fifty Fathomsコレクションに、新たに豊かな色彩をもたらします。
今から70年以上前に、情熱あるスキューバダイバーによって創られたこのアイコニックなモデルは、最初の本格的なダイバーズウォッチとして時計業界に革命を起こしました。
今回、夏の到来に合わせて、2つのモデルが一層鮮やかになりました。
PACIFIC OCEANはケースのカラーにマッチする新しいイエローオレンジのNATOストラップを採用。
INDIAN OCEANはケースカラーにマッチした新しいグリーンのNATOストラップを採用。
ブランパンのプロフェッショナルなダイバーズウォッチに力強く、遊び心あふれたオリジナルの要素を加えています。
機械式ムーブメントSISTEM51を搭載し、新しいNATOストラップを装着したこのコラボレーションウォッチは、世界中の厳選されたSwatchストアでのみ購入可能です。日本国内では2024年6月14日(金)より販売を開始します。Bioceramic MoonSwatchと同様に、時計のご購入はお一人様につき、1ストア1日1本に限らせていただきます。
SWATCH SISTEM51
SISTEM51 は、全部で51 個のパーツで作られたオートマティック(自動巻)機械式ムーブメントです。各パーツから5 種類の組立済み、溶接済みモジュールができあがります。自動巻を制御している透明な振動錘は、ムーブメントのたった1 本のネジによって固定されています。従来の自動巻ウォッチはその倍以上の数のパーツでできていて、中には600 個以上のパーツを使った複雑なハイエンドモデルもあります。これらの時計は職人が工房で何週間、時には何か月もかけて手作業で組み立てます。
SISTEM51 は、完全オートメーション化された組み立てラインで生産された最初の、そして唯一の機械式ムーブメントです。ハイテクの脱進機にはレギュレーターがなく(インデックスが組み立てられていない)、歩度、すなわち精度はレーザーテクノロジーを使って工場出荷時に設定されているので、機械式時計で通常必要となる手動の歩度調整が不要です。90 時間パワーリザーブのムーブメントは、ジャーマンシルバーでできていて、耐錆性の設計です。そしてすべてのパーツが密封されたケースに入っています。
つまり、性能を損なうような湿気、塵、不純物は入らず、耐久性がありで長期間高い精度(1 日あたり-5/+15 秒)を維持します。
SISTEM51 ムーブメント搭載のSwatch タイムピースはすべて、裏面から見えるようになっています。透明性がSISTEM51 の重要な要素となっていることで、当初からSwatch は他の時計より抜きん出る存在になりました。自動巻ムーブメントは振動錘によって駆動しています。SISTEM51 では、錘が1 本の中心ネジ上で自由に回転する透明なディスクのような形になっていて、ムーブメントのメカニズムの魅力的な眺めが楽しめます。振動錘とムーブメントの5 つのモジュールの表面部分に刻印が施されていて、時計の裏面にクリエイティブな表現を加える可能性が広がっているとともに、Swatch が40 年にわたり続けてきたコラボレーションを新たに拡げていく土台にもなっています。
SISTEM51 は、伝統や研究を維持しながら、イノベーションの質や挑発をベースとするスイス時計製造のあり方を体現し、讃える究極のコンポーネントです。
ブランパン FIFTY FATHOMS
70 年前、アイコンウォッチFifty Fathoms が生まれました。最初の本格的なダイバーズウォッチとして時計業界に革命を起こすことになるこの時計は、情熱あふれるスキューバダイバー、ジャン=ジャック・フィシュテルによって設計されました。当時彼はブランパンのCEO でもありました。まだ初期段階にあったこの分野のパイオニアだった彼は、水中で時間を計測できることがどれほど重要であるかを理解していました。
自身のニーズに合うように設計したツールは、たちまちにして海洋関係のコミュニティ全体から支持を受け、エリートのダイバーや水中探検家の信頼できる味方となりました。時間が経つとともに、高い評価を受け、このダイバーズウォッチは、ジャック=イヴ・クストーや彼のダイバーチームが『沈黙の世界』などの映画で着用することになります。この時計はアメリカ海軍の特殊部隊「Navy Seals」のエリート潜水部隊やドイツ海軍、フランス海軍などでも使用されました。ダイビングの安全性を向上させることで、Fifty Fathoms はこのスポーツの発展に一役買い、人々が海の世界を発見することのサポート役を果たしました。2023 年はFifty Fathoms 誕生からちょうど70 年であるとともに、革新的な記念ダイバーズウォッチ、Fifty Fathoms Tech Gombessa の登場により、このアイコニックなモデルの生まれ変わりの年でもあります。50 年代以来、ダイビングは様々な計り知れない変化を経験してきました。中でも最大の変化は、ダイバーが水中でいられる時間が大幅に長くなったことです。1953 年のFifty Fathoms はジャン=ジャック・フィシュテルや当時のベテランダイバーたちのニーズを満たしましたが、今日、テクニカルダイビングで数時間水中に潜っていることができるダイバーたちの、計時に関するニーズはまったく違ったもので、Fifty Fathoms はこうしたニーズを完璧に満たしています。
Fifty Fathoms は潜水の発展と海洋の発見で重要な役割を果たしてきました。ブランパンが海洋関係のコミュニティと強い絆で結ばれることを可能にし、この絆は過去70 年間にわたり成長を続けてきました。海洋を探検し、環境を保全することは、ブランパンにとって常に一番の関心事でした。Fifty Fathoms ダイビングウォッチの歴史を通じて、ブランパンは、こうした貴重な資源がいかに計り知れない価値を持っているかを知る探検家や写真家、科学者、環境問題の専門家との絆を強めてきました。そしてこの絆により、ブランパンは海洋のために取り組む重要な活動やイニシアティブを大きくサポートすることになったのです。こうして誕生したのが「ブランパン・オーシャン・コミットメント」 (BOC) プログラムです。Fifty Fathoms はこの取り組みを促進する役割を果たしています。