ブルガリ ジャパン株式会社のプレスリリース
ブルガリ リゾート ボドラム開業予定の半島のレンダー画像
2024年6月10日 ローマ — ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、2026年にトルコ ボドルムにおける待望の新リゾートの開業に同意したことを発表いたしました。ジュエラーであるブルガリによるホスピタリティ コレクションの12番目の宝石となります。
2023年のローマと東京におけるブルガリ ホテルのオープンと、2026年に予定されているマイアミビーチとモルディブのプロジェクトに続いて発表されたこのプロジェクトは、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクション12番目のプロパティとなり、これまでに展開している11の都市にはミラノ、パリ、ロンドン、ドバイ、上海、北京、そしてバリも含まれています。
かつて古代世界の七不思議のひとつ、ハリカルナッソスの霊廟があったボドルムは、現在、地中海地域で最も注目される高級リゾート地のひとつとして際立った存在です。この新しいリゾートは、すでにこの地域で最もプレミアムな場所として知られているテュルクビュキュ・ギョルキョイ海岸の半島全体に建設されます。
持続可能性の成功事例に従って開発されるこのプロジェクトは、他のブルガリ ホテルズ & リゾーツと同様、ミラノの建築設計事務所ACPV ARCHITECTS アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルによって設計・監修されます。
このプロジェクトについて、建築家のパトリシア・ヴィエルは次のような見解を述べています。
「ブルガリ リゾート ボドルムのプロジェクトでは、様々な素材や色彩、そしてこの文明の長い歴史を語るいくつかの貴重なオブジェをコンテンポラリーなスタイルで取り入れるということに尽きます。建築と景観の対話を引き出し、この場所が持つ特権的な素晴らしい自然の眺めを活かすことで一体感が生まれるのです」
敷地内の植生には数千本規模の植樹を予定しており、その景観計画はケニルワース卿であるランドル・シドレー率いる世界的に有名なランドスケープ・アーキテクツ、ランドル・シドレー・リミテッド(RSL)に託されています。ランドル・シドレーは次のようにコメントしています。
「ブルガリ リゾート ボドルムにおける私たちのビジョンは、ラグジュアリーな隠れ家を作り上げることにとどまらず、この土地のユニークな美しさを含めて環境と調和したデザインと運営を実現することです。建築と自然をシームレスに融合させ、景観の真正性を保ちながら、特別な体験を提供することを目指しています」
照明デザイナーは英国を拠点とする ISOMETRIX であり、このチームは責任ある照明活動に従っています。
リゾートの持続可能性を確保するため、トルコの3Lエンジニアリングによる「プラント設計およびエネルギー効率レポート」と環境問題に取り組む企業EAMEによる「環境レポート」が作成されています。
当リゾートのオーナーは、エネルギー、化学、建設など数多くの分野に大きな関心を持つ、この地域最大の複合企業のひとつであるチェンギズ・ホールディング社です。
オメル・イスヴァンが率いる世界的なホスピタリティ&ライフスタイル不動産コンサルタント会社であるセルヴォテルが、このプロジェクトの開発アドバイザーを務めています。
ブルガリ リゾート ボドルムは、地中海東部で最も魅惑的な2つの湾に挟まれた60ヘクタールの半島の先端を占め、10ヘクタールの地中海式庭園を誇ります。その周囲には、スイミングプール、屋外エリア、バルコニー、テラス、プライベートガーデンなどを備えた3ベッドルームから6ベッドルームまでのさまざまなタイプの100棟のブルガリブランドの邸宅から成る非常にエクスクルーシブなレジデンスエリアが広がります。
このリゾートは84の客室とスイートで構成され、ブルガリ スイートを含むガーデンスイートを中心とした43の客室はカスケード式のメイン棟の各階に、またプライベートプール付きの独立したヴィラ40棟は半島正面の海を見渡す庭園にそれぞれ配置されています。5ベッドルーム、800平方メートルのブルガリ ヴィラは、25メートルのプライベートプールを備えたプライベートビーチにつながる広大な庭園内に位置し、世界的なラグジュアリーホスピタリティの新たなマイルストーンとしてこのリゾートのハイライトとなるでしょう。
リラクゼーション、レクリエーション、エンターテイメント、ダイニングのための広い贅沢な施設は、メインビルディング含む敷地全体に設置され、ゲストの皆様に極めて豊かなライフスタイルをお約束します。
ウェルネスに特化した専用エリアには広大なブルガリ スパがあり、ビーチから海へと見渡すパノラマビューが楽しめる屋外デッキに面した巨大なスイミングプールや、ジュースバーを併設したフィットネスセンター「ジムナジウム」を備えます。ビーチライフがお好きなゲストには、ウォータースポーツセンターとカバナ付きのサンデッキを備えたプライベートビーチをご用意し、最高の日光浴をお楽しみいただけます。
イベントやバンケット専用の隠れ家オアシスのようなスペースや、ブルガリのブティックを含むラグジュアリーブランドのシックな店舗が並ぶプロムナード・ビレッジが、ゲストの体験を完成させます。
ブルガリのCEO、ジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せています。
「ボドルムとテュルクビュキュ・ギョルキョイ海岸エリアは、エレガントなヨットでこの地を訪れたり、リゾートでの滞在を好む一流の洗練された旅行者を魅了する地中海エリアの究極のリゾート地として、近年その地位を確立しつつあります。地中海初のブルガリ ホテルになるだけでなく、ブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクションの“ホスピタリティのジェム(宝石)”とも呼ぶべき他のブルガリ ホテルをすでに評価くださっているゲストの皆様にとって、新たなデスティネーションになる、このような素晴らしいプロジェクトをご紹介できることを大変嬉しく思います。私たちはブルガリ リゾート ボドルムが、ホスピタリティのジュエラーと称されるローマ発のブルガリによる作品として、この地域におけるサステナブルでラグジュアリーな究極のデスティネーションそして体験として輝くことを思い描いています」
チェンギズ・ホールディングのメフメト・チェンギズ会長は次のようにコメントしました。
「トルコのみならず世界有数の超高級観光目的地となることを目指すこのプロジェクトを発表できることを大変嬉しく思います。またホテル運営のパートナーとしてブルガリ ホテルズ & リゾーツと協力関係を築けることに感激しています。トルコ全土で一流のプロジェクトを手がける主要な投資家である私たちは、トルコの経済福祉を促進し、観光などの主要分野でトルコの高い潜在能力を開花させることに全力を注いでいます。持続可能でベストな過去事例を本格的に採用することで、地域の美しい自然を保護し、ボドルムを地中海地域の主要な観光地として広めるために、最高の品質とともに最先端の技術を導入していきます」
ブルガリ ホテルズ & リゾーツについて
周辺地域に調和するユニークなロケーション、建築設計事務所ACPV アーキテクツ アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィエルが手がける伝統的なデザインとドラマチックでコンテンポラリーなイタリア建築との融和。常にブルガリのクリエイションを際立たせる質へのこだわりと、極上のサービス。これがブルガリ ホテルズ & リゾーツを特徴付ける主な要素です。
インテリアデザインはその土地の伝統に深く根付いており、完璧なラグジュアリーへの賛辞としてあらゆるディテールに細心の注意を払うアプローチは、どのブルガリ ホテルでも変わりません。
ブルガリ ホテルズ & リゾーツのコレクションの特徴は、ブルガリらしい特色があり、且つ大胆なイタリアンスタイルであり、独特な建築デザイン、コンテンポラリーなイタリア料理、豪華なスパに表れています。
それらがブルガリブランドの持つエキサイトメント、時代を超えた魅力、そして豪奢なイタリアン・ジュエリーの伝統を伝えるのです。
ブルガリ ホテルズ & リゾーツ コレクションのプロパティは、ミラノ、ロンドン、バリ、北京、ドバイ、上海、パリ、そして新しく加わった東京とローマに展開しています。
さらに2025年から2026年にかけて、マイアミ、ボドルム、モルディブの3か所が開業予定です。
ブルガリについて
LVMHグループの一員であるブルガリは、1884年にローマの中心で創業しました。
長年にわたりブルガリは、カラーストーンを巧みに操る偉大なハイジュエラーとして、また卓越したものづくりと先見性のあるデザインによって、イタリアを象徴するアイコンとして名声を確立してきました。
創業より一貫してブランドのDNAに息づく 先駆者的なヴィジョンを通じて世界的成功をおさめ、ファインジュエリーや高級腕時計からアクセサリー、香水まで多角的な商品やサービスを提供するグローバルラグジュアリーブランドへと進化し、世界で最も高級なショッピングエリアに進出するブティックやホテルのネットワークを有しています。
また企業の社会的および環境的責任へのコミットメントを通じて持続可能な未来を実現するために現在に革新を起こすこと、そして自然環境と地域社会に貢献することに積極的に取り組んでいます。
チェンギズ・ホールディングについて
1980年に設立されたチェンギズ・ホールディングは、エネルギー、化学、鉱業、建設など数多くの分野に大きな関心を持ち、43,000人の従業員を擁するこの地域最大級のコングロマリットです。高速道路、橋梁、トンネル、ダム、港湾、鉄道、地下鉄、空港、パイプライン、発電所、鉱業、工業施設など、世界的に有名なインフラプロジェクトに積極的に取り組んでいるほか、IGAコンソーシアムの一員であると同時に、トルコ最大の民間投資であり世界の航空史上最大級のプロジェクトでもあるイスタンブール空港の投資家でもあります。チェンギズ・ホールディングは、Eti銅およびEtiアルミ、チェンギズ・エナジー、チェンギズ建設、アイコニケムといった最先端の事業設立を通じて、投資プロジェクトが立地する国の経済活性化に大きく貢献しています。チェンギズ・ホールディングは、世界的な成長戦略に沿って国際的な存在感を高めながら、トルコ経済の主要な原動力となり続けています。