フェンディ 、アゼロCO2およびラ・ヌォーヴァ・アルカと協力し、都市型生物学的多様性を推進するプロジェクトに参加

フェンディ・ジャパン株式会社のプレスリリース

イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI) は、 2024年5月22日の国際生物多様性の日(the International Day for Biological Diversity)を記念して、アゼロCO2(AzzeroCO2)および社会的協同組合ラ・ヌォーヴァ・アルカ(La Nuova Arca)との協力により、ローマ郊外ファルコニャーナ(Falcognana)の松林を再生するための都市型生物多様性を推進するプロジェクトを発表いたしました。

アゼロCO2は、2004年にレガンビエンテ(Legambiente)とキョウト・クラブ(Kyoto Club)によって設立された持続可能性のためのコンサルティング協会で、環境フットプリントの削減を目指したプロジェクトを支援しています。アゼロCO2とともにフェンディは、貧困に苦しむ女性や子どもたち、そして地域社会に溶け込もうと奮闘する移民や難民の支援を行うラ・ヌォーヴァ・アルカが運営する児童養護施設を囲む、絶滅危惧の松林を特定しました。

ファルコニャーナに位置する樹齢数百年の松林は、寄生虫による感染症により危機に瀕しています。このプロジェクトでは、病気の松を癒すとともに、地域の植物多様性を回復させることに重点を置き、14本のカシの木と地域固有の180種類の植物を植えました。これらの植生は、この地域固有の生物学的多様性の復元と向上を目的とする一方で、地域福祉に役立つ植物園ともなるよう慎重に選定されました。

屋外スペースは、組合の養護施設に暮らす住民たちのエコロジカルおよび教育ツールともなるようデザインされており、住民たちは、コミュニティで育まれる道徳的な活動の一環として、新しい植物の手入れを行います。 このようにラ・ヌォーヴァ・アルカの参加は、さらなる社会的価値をもたらします。

フェンディは、ラ・ヌォーヴァ・アルカおよびアゼロCO2と2年間のパートナーシップを結ぶことで、環境保全と地域社会への積極的な関与に向けた大きな一歩を踏み出しました。4月22日のアースデイには、都市の生物学的多様性を促進する取り組みとして、フェンディの従業員がボランティアとして参加しました。

この森林再生活動は、2030年までに500万ヘクタール(5万平方キロメートル)の生息地の保護または復元を支援するというLVMHの広範な誓約に貢献するもので、イタリアにおける環境的、そして社会的価値の高いプロジェクに対するフェンディのコミットメントの証とも言えます。

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