Journey to INDIGO PEARL
株式会社ベイクルーズのプレスリリース
株式会社ベイクルーズ(本社: 東京都渋谷区、取締役CEO: 杉村 茂)が運営する、高品質にこだわるオリジナルジュエリーブランド【Lilas(リラ)】より、新たなエディトリアルが公開となった。
Lilasのアイコン、“インディゴパール”シリーズ。
ネイビーブルーのカラーはデニムと相性がよく、カジュアル派にもファンが多い。
エディター小林 文さんもそのひとり。
真っ白なパールがどのようにして あの鮮やかな藍色に染まるのか…
小林さんが山梨県甲府市のアトリエを取材しました。
なぜ、甲府にアトリエが?
山梨県甲府市は古くから“ジュエリーの街”だという。その歴史は江戸時代の末期ごろから。金峰山一帯を中心に水晶が産出され、研磨・加工する技術を身につけ、地場産業としてひろがった。今でも小さな工場やアトリエが多く、Lilasのジュエリーもブランドデビュー当初からこの地で製品化されているものがいくつかある。そのひとつが“インディゴパール”なのだ。
「天然のパールを天然の藍で染めたい」デザイナーと職人の試行錯誤
LilasはSpick & Spanの店内で展開していることもあり、「デニムにもリゾートドレスにも似合うジュエリーを提案したい」とデザイナー千葉さんは言う。パールを気負わずラフに楽しむには…と考え、インディゴ染めを検討。当初はデニムブランドへ声をかけたが、なかなかうまく染まらない。それでも諦められない千葉さんは、山梨甲府のメーカー(有)フレア 千田さんに相談した。「パールをどうしてもインディゴ染めしたいんです」――。今から9年前、2015年だった。
テキスタイルの学校出身のデザイナー千葉さんは染めの知識を千田さんに説明。(有)フレアは、Lilasのなかでも凝った商品をうみだすメーカーで信頼は厚い。千田さんにとって染めは初の試みだったが、さっそく自社に持ち帰った。
パールの種類や形、大きさ、気温や湿度、藍液の濃度や量、染色回数、乾燥時間によって染まり方はさまざま。来る日も来る日も手を真っ青にして試行錯誤を繰り返し、色落ちや色止めチェックもしっかり確認。ようやく双方が納得のいく“インディゴパール”が誕生した。
天然の藍の葉から抽出し発酵させた藍液のビニール袋に、天然のパールをつけていく。数日間後、水切りネットでパールだけをすくいあげ、平らなバットにひろげる。屋内で半日乾燥。その後、また藍液のビニール袋に入れて数日間つける。これを合計4回繰り返す。驚いたのは色の変化。淡いブルーから濃いネイビーブルーになるのではなく、最初は薄いエメラルドグリーンだということ。空気に触れることで酸化し、淡いブルー→ネイビーブルーと変わる。同じ配合の藍液を使い同じ手順でおこなっても、天候などで微妙に変動するため、毎回丁寧に見極めながら調整するのだそう。ちなみに、藍液をかいでみると温泉地に降り立ったときに似た少し鼻にツーンとくる香り!
やわらかい丸型の布がついたバフという電動の大きな機械で、ピアスやリング、ネックレスなど、インディゴパール以外の地金部分を研磨。その後、小型のリューター(ネイリストさんが甘皮を処理する際のあの機械に似ている!)で細かな部分を磨き、ツヤを引き出す。
染めムラやヒビがないか検品。(ちなみに、漏れた3割弱のパールは9年前の当初から大切に保存。整いすぎていない味のある風合いで“エシカルパール”として製品化している。素敵!)ネックレスの糸はパールに馴染むよう、ブルーの色味を厳選。見えないところまでしっかりインディゴブルーにこだわって。イヤリング・イヤカフ・リングなどは、糊の強度を考慮し2種類を混ぜて使用。細い針のついた工具でパールの穴に糊を入れ、地金パーツと接着。糊のはみ出しや気泡がないかルーペで丁寧にチェック。想像以上にどの工程も手作業・手仕事!
取材を終え改めておもう
「カジュアルに馴染む」インディゴパールの魅力
ご自身のファッションにもファンの多い、エディター小林文さんに、
インディゴパールを好きな理由を語っていただきました。
詳しくは、エディトリアルページをぜひごらんください。
profirl
小林 文 Aya Kobayashi
1985年うまれ。ファッションエディターとして、主婦の友社『GISELe』や講談社『mi-mollet』などで編集・執筆中。お笑いライターとしても活動。一児の母でもある。Lilasの3mm粒インディゴパールショートネックレスは2022年からの妊娠中から愛用。
ATELIER Spick&Span ルミネ池袋店
Spick&Span ルミネ新宿店
Spick&Span ルミネ有楽町店
ATELIER Spick&Span 名古屋ラシック店
ベイクルーズオンラインストア
■会社概要
【株式会社ベイクルーズ】
設立 :1977年7月22日
代表取締役会長 :窪田 祐
取締役CEO :杉村 茂
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21
事業内容 :レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売・直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営、及び家具の販売
グループ会社 :株式会社LADUREE JAPON、株式会社WILL WORKS、株式会社ル・プチメック、台灣貝肯士股份有限公司、Foodies USA, Inc.
HP:http://www.baycrews.co.jp/